中山寺梅林の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
中山寺梅林(なかやまでらばいりん)は中山寺に隣接した梅林。山を彩る梅の花の情景が美しいスポットです。
中山寺梅林は宝塚市にある中山寺に隣接した梅林です。梅の季節には、梅まつりが開催され多くの人で賑わいます。
一番の絶景スポットは、大きな観音様のいる広場です。そこから山間に咲き誇る梅の花の情景を一望することができます。
梅林を周遊するコースもあり、梅を間近に見ながら散策することができます。中山寺を見下ろす展望スポットもありますよ。
今回は中山寺梅林へ行ってきたので、おすすめや感想を写真を交えて詳しくレビューします。
山間に咲き誇る梅の花の織りなす情景が中山寺梅林の見どころ。山と言っても子供連れでも十分チャレンジできる道のりです。
中山寺梅林の見どころは、なんといっても山間に咲き誇る梅の花の織りなす情景です。
山と言っても、登山の装備が必要なほどのハードな道のりではありませんので安心してください。
中山寺の中を通って進んでいく道は平坦な部分も多く、ウォーキングに適した靴さえ履いていれば困ることはないでしょう。子供連れでも十分チャレンジできる行程です。
中山寺梅林に行くには、まずは中山寺の中を通ることになります。聖徳太子によって創建された中山寺は、今では安産祈願に関してご利益のあるお寺として有名です。
梅の季節になると中山寺の入り口ともなる山門に、中山寺梅林への道順を示した掲示が掲げられます。ちゃんと開花状況まで書かれていますよ。
中山寺は無料で入場できます。立派な寺院が立ち並ぶ情景を楽しみながら、中山寺梅林へと向かいましょう。
境内にも各所に中山寺梅林への道しるべが立っているので、迷うことはありません。
梅の開花に合わせて境内では中山寺梅林で採取した梅から製造された梅酒「紫雲」や梅ジュース「みやす梅」の販売も行われています。
中山寺梅林のお土産にいいですよね。
道しるべに従って進んでいくと、境内を抜け墓地を横切り、観音公園入口へとやってきます。この観音公園が中山寺梅林の舞台となります。
公園内に足を踏み入れると、梅の花たちが人々を出迎えてくれます。あちこちで咲き誇っている梅の花を愛でながら散策していくことができますよ。
しだれ梅のあるあたりでは、みんな思わず記念写真を撮っていました。
道を進んでいくと急に視界が開けて、広場が出現します。ここが中山寺梅林の一番の絶景ポイントとなります。
この広場はあたりを小山に囲まれていて、その山を梅の花が覆いつくしています。白やピンクに染められた山はまさしく絶景と呼ぶのにふさわしい情景となっていました。
大きな観音像がシンボルとなっている中山寺梅林の広場。この広場から梅林を一周するコースを通れば、もっと梅を堪能できますよ。
中山寺梅林の中心には広場があります。約1000本の梅が植えられているといわれる中山寺梅林の中でも一番たくさんの梅が見られるのがこの広場。
ここには大きな観音像が立っています。
結構大きな像となっていますので見ごたえがあり、人気の写真スポットとなっていました。
まずは観音様を拝んでから周遊コースへと進んでいくことにしましょう。
観音様が手を差し出している方向が、梅の花が一番密集しているあたりとなります。周遊コースはこの色とりどりの梅林の中を歩いていくことになります。
少しアップダウンは発生しますが、距離はそんなにはなく、子供連れでも楽しむことができると思いますよ。
歩道コースを反時計周りに回っていくことにします。広場から登りの道が見えていますので、そこから上がっていきます。
歩いていくと梅の木を間近に見ることができますよ。
すぐに一番上まで上がることができました。広場からは遠くの景色は見えなかったのですが、ここからは宝塚方面の街並みがよく見えます。
今度は下りながら広場へと戻っていきます。
途中朱色の橋を模したものがあったり、石仏があったりして、庭園の趣を感じる情景となっていました。
ぐるりと回ってきて、元の広場へと戻ってきました。途中足を止めなければ10分ほどで一周することができるでしょう。
ぜひ周遊コースも歩いてみて身近に梅の花を堪能してみてください。
山上にある梅のきれいな庭園調のスポット。中山寺の寺院を見下ろすことができる展望スポットもあります。
周遊するコースで登ることができる山上には、また別の梅の見どころがあります。
山の上まで登ると砂地の広場が広がっていて、子供たちが駆け回ることができる広いスペースが確保されていました。
ここには庭園調の景観スポットが設けられていて、梅がきれいに咲き誇って自由に見て回ることができるようになっています。
灯籠や水桶などがあり、庭園の雰囲気が醸し出されています。
あちらこちらに梅が植えられています。
庭園風の趣となっているスポットの中で、観賞用に剪定された梅が芸術作品のように展示してありました。
さらに進んでいくと展望スポットが現れてきます。ここからは中山寺の寺院を見下ろすことができます。上から境内を眺めるのもいいですよ。
大阪方面の景色もよく見えるので、しばらくここで展望を楽しむのもありでしょう。
このような展望スポットがあることを知らない人も多いので、見逃さないようにしてくださいね。
中山寺梅林には、休憩所やベンチが多数あり。お弁当を食べる場所にも困りません。
中山寺梅林には休憩所やベンチが多数設置されているので、休む場所には困りません。山という雰囲気の場所柄もあるので、お弁当を広げるのにも違和感がありません。
一番ベンチの数が多いのは、大きな観音様のいる広場でしょう。観音様の周りにたくさんのベンチが配置されています。
ここは山間の梅を愛でることができる絶景スポットでもありますので、梅を見ながら休んだりお弁当を食べたりすることができますよ。
上の砂地の広場にも、ずらりと屋根付きの休憩所が並んでいます。
また、中山寺の寺院を見下ろすことができる展望スポットの周囲にもベンチが配置されています。
中山寺梅林でトイレを利用したい場合は、中山寺のトイレを利用するといいでしょう。きれいで多機能なトイレで使いやすいです。
中山寺梅林にはトイレはありませんが、すぐ近くの中山寺にトイレがあるので利用するといいでしょう。
中山寺にはトイレが多数ありますが、場所によって新しかったり古かったりとまちまちです。
中山寺梅林に向かう途中に独立したトイレ棟があって、そこのトイレは新しかったのでおすすめです。
新しいトイレは最新の洗浄タイプになっていてトイレ周りもとても清潔に保たれていました。
ベビーチェアやベビーシートなど赤ちゃん関連の装備もちゃんとありましたよ。十分な広さもあり申し分ない感じでした。
中山寺梅林は阪急電車「中山観音駅」から歩いて8分ほど。車なら中国自動車道宝塚ICから約13分で到着です。
中山寺梅林の最寄り駅は阪急電車「中山観音駅」となります。
駅を降りて、中山寺の境内を通って徒歩8分ほどで着きます。
阪急電車「中山観音駅」は中山寺に参拝する人たちでいつも賑わっていて、梅の季節には中山寺梅林を目的にした人たちが加わり、さらに大賑わいとなります。
その人たちの流れについていけばまず問題ないでしょう。
車の場合は中山寺梅林に直接乗り付けることはできませんので、阪急電車「中山観音駅」周辺のコインパーキングに停めてそこから徒歩で進んでいくのがいいでしょう。
駅周辺には中国自動車道宝塚ICから約13分で着きます。
阪急電車「中山観音駅」すぐのところにシステムパーク24h中山寺1丁目コインパーキングがあります。
料金は終日8:00〜20:00は30分100円、20:00〜8:00は60分100円となっています。24時間最大料金は900円です。
梅の時期のお花見スポットとしておすすめしたい中山寺梅林。駅からも近く行きやすいのもいいですね。
中山寺梅林は見事な梅の情景を堪能できるのが特徴的で、梅の時期のお花見スポットの候補としてとてもおすすめです。
駅からも近く、道もそれほど険しくないのもポイントが高いです。山間の梅の情景を、楽しむことができるという稀有なスポットとしてもおすすめですよ。
自然の情景の中に梅が咲き誇る姿を見たければ、中山寺梅林はベストでしょう。
中山寺の参拝も兼ねて、ファミリーで楽しむのにちょうどいいお花見スポットです。
住所 | 兵庫県宝塚市中山荘園3-38(地図) |
連絡先 | 0797-87-0024(中山寺) |
最寄駅 | 阪急電車「中山観音駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 阪急電車「中山観音駅」から徒歩約8分 <車を利用する場合> 中国自動車道宝塚ICから約13分 |
開園時間 | 10:00〜16:00(中山寺は24時間開放) |
開園期間 | 3月上旬〜下旬(中山寺は無休) |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | https://nakayamadera (中山寺) |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル