三重県にある「なばなの里」は、春は桜としだれ梅・チューリップ、バラ。初夏はあじさい、しょうぶ、 秋はコスモス、ダリア、冬のイルミネーションが人気のお出かけスポット。
なばなの里は季節の花々とイルミネーションが人気の三重県のお出かけスポット!
「なばなの里」は、三重県桑名市にある花のテーマパーク(植物園)。遊園地「ナガシマスパーランド」や日帰り温泉「湯あみの島」と同じく、ナガシマリゾートが運営する施設で、東海・関西エリアで人気のお出かけスポットです。
広大な敷地のなばなの里では、季節ごとにさまざまな色合いの美しい花々を見ることができます。また、秋から春にかけては、全国イルミネーションランキングで3年連続1位に輝いた日本最大級のイルミネーションが毎夜開催され、冬の風物詩として人気を博しています。
それではさっそく「なばなの里」に訪れた時の感想をレビューします!
春はチューリップ、秋はダリヤやコスモスなど季節の花々が楽しめる!
13000坪と日本最大級の敷地面積を誇るお花畑(花ひろば)では、3月〜5月上旬にかけては色とりどりのチューリップや春の花々、9月下旬〜11月中旬にかけてはダリヤやコスモスなど秋の花々が一面に咲き誇ります。カラフルなカーペットのように広がる様は圧巻!
花ひろばにほかにも、里内には、梅園、あじさい・花しょうぶ園、ベゴニアガーデン、バラ園があり、それぞれの季節ごとに美しい姿を見せてくれます。
小高い丘の上に建つ展望台に上がれば、花ひろばとあじさい・しょうぶ園が一望できます。見渡す限りの花々に囲まれ、気分は夢のお花畑。この展望台からの景色は、色とりどりのチューリップがグラデーションのように見える春が特におすすめです。(展望台の利用は無料)
上写真の右下に写っているU.F.Oのような円盤状のものは、なばなの里の庭園を一望できる「アイランド富士」。地上45メートルの高さまで上がり、景観を楽しむことができます。
アイランド富士の利用には、なばなの里の入園料金とは別に、大人500円、子ども(3歳〜中学生まで)300円の料金が必要ですが、庭園はもちろん、はるか遠く北アルプスの山々まで見渡せる雄大な風景を360度のパノラマで楽しめるとあって人気です。
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国内最大級のイルミネーションが数か月にわたって楽しめる!
なばなの里のイルミネーションは、毎年秋から春先にかけて数か月にわたって開催される国内最大級のイルミネーション。以前は、「ウインターイルミネーション 冬華の競演」という名前で、11月中旬〜3月初めくらいまでの開催でしたが、現在は10月中旬〜5月初めまでと期間が拡大されています。
(※今期は2016年10月15日〜2017年5月7日まで。)
こちらは里内中央の池に作られている水上イルミネーション。幅5メートル、長さ120メートルの光の河は、長島にある木曽三川(木曽・揖斐・長良川)川の流れを表現しているとのこと。静止画の写真では伝えられませんが、LEDの光の色が刻々と変わっていて、ほんとうに光の河が流れているようです。
光のトンネル(光の回廊)、光の雲海、ツインツリー、里内のあちこちが撮影スポットになっていて、記念写真を撮る家族連れやカップルでにぎわっています。
8000坪のメインスペースの大パノラマでは、その年ごとにテーマを変え、壮大なスケールで移り行く景観をダイナミックに表現。映像を投影するプロジェクションマッピングは使用しておらず、本物の電球やLEDの色鮮やかな光の輝きで、美しい世界を表現しています。
(※2016-2017のテーマは「大地(だいち)」。アメリカ大陸、南極大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、そして日本の秘境や絶景を、高さ約30 メートル 横幅約155 メートルの巨大パノラマで、臨場感たっぷりに表現しているとのこと。)
メインスペースのイルミネーションは、正面にある展望台からとてもよく見えるので、ぜひ階段を上がって、高いところからの眺望を楽しんでみてくださいね。
(※本記事に掲載している写真は、特定の年のものだけではなく、複数年にわたって撮影したなばなの里のイルミネーションをまとめたものです。)
イルミネーションはやっぱり冬が人気。なばなの里なら、秋も春も楽しめます。
なばなの里のイルミネーションは、秋から春まで数か月間にわたって開催されていますが、人気があるのはやはり12月〜1月の冬場。クリスマスを中心として冬休み期間中、特に金曜と土曜の夜は、たくさんの家族連れやカップルがイルミネーションを目当てになばなの里に訪れます。
たしかに、クリスマスのお出かけやデートに、美しいイルミネーションは雰囲気も盛り上がって魅力的です。しかし、場合によっては、駐車場が空くのを長時間待たなくてはならず、里内でも人の流れに沿って歩かなくてはいけないほど混雑することも。
冬休み期間でないとなばなの里に行けない場合は仕方ありませんが、もし都合がつくのなら、少し時期をずらして行くと混雑を避けることができるのでおすすめ。
11月から12月初めの秋シーズンなら、紅葉とイルミネーションを同時に楽しむことができます。ライトアップされた赤や黄色の葉っぱとイルミネーションのコラボレーションはとても美しく、日本ならではの情景として外国人観光客にも好評です。
美しい紅葉がみられる里内スポット、「鏡池」。この池の看板は鏡文字で書かれており、水面に映ったものが正しい漢字になっています。ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。水面に写り込んだ紅葉も、それは見事です。
また、イルミネーションの終わりのシーズンである春先も、ライトアップされた梅や桜とイルミネーションのコラボレーションを楽しむことができます。秋は紅葉、冬は(場合によって)雪、春は梅や桜と、季節ごとに見られる風景が変わるのも、なばなの里のイルミネーションの魅力。イルミネーション=冬だけのもの、と思っている方、ほかの季節のイルミネーションも素敵ですよ。
なばなの里の入場料は1人2,300円で、1,000円分の金券つき
なばなの里の入村料(入場料)は、一人2,300円(小学生以上)です。未就学児は無料ですが、小学生でも大人と同じ入場料がかかってしまう点は、小学生のお子さんのいるファミリーのお出かけには、ちょっとマイナスポイントですね。
ただし、入場券を買うと里内での飲食やお買い物に使える1,000円分の金券がついているので、実質の入場料は1,300円ということになります。園内で食事をしたり、お土産を購入する場合は、忘れず金券を使うようにしましょう。
(冬休みシーズンの週末はかなり混雑するので、早めに金券を使ったほうがベター。どのレストランも長蛇の列で、金券を使いきれずに持ち帰ったというケースもあるようです。)
チケットは現地でも買うことができますが、チケットブースが混雑していると並んで待たなくてはならないので、事前にファミリーマート、サークルKサンクス、セブンイレブンなどのコンビニで前売り券を買っていくとスムーズに入場できます。なお、前売り券は当日買って当日使うのでもOK。
また、近鉄主要駅(特急券発売駅の窓口)で「近鉄電車&バス割引セットきっぷ」を購入できます。電車とバスでなばなの里にお出かけする予定の方は、別々に買うよりもお得なうえ、現地で入場券を買う手間も省けるので、チェックしてみてくださいね。
私は過去何度か、なばなの里のイルミネーションを見に行っていますが、毎回そのスケールに圧倒され、刻一刻と移り変わる煌めく光の世界から目を離すことができません。いっしょに行った子どもたちも、夜風の冷たさを忘れて見入ってしまうほど。
イルミネーションの開催時には夜間も営業しており、ライトアップされた園内を上空から眺めることができます。イルミネーション期間、なばなの里へ恋人とデートに出かける方は、アイランド富士に乗って、ロマンティックな時間を演出してみてはいかがでしょうか。
なお、寒さが厳しい冬の時期に行かれる場合は、夜風がかなり冷たく、体が冷えますので、厚手のダウンジャケットや手袋など、防寒対策をしっかりしていくことをおすすめします。
住所 | 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 |
連絡先 | 0594-41-0787 |
最寄駅 | 近鉄「長島駅」 |
アクセス | 名古屋駅 名鉄バスセンターより直通バスあり(約50分)、イルミ期間は近鉄長島駅からも直通バスあり(約10分) |
営業時間 | 9時〜21時または22時(時期により異なる) |
休園日 | 年中無休(メンテナンスにより不定休あり) |
料金 | 1人2,300円で、1,000円分の金券つき |
駐車場 | 無料大型駐車場完備/3,000台 |
公式サイト | http://www.nagashima-onsen.co.jp/(注意:音声あり) |