夢千代館の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
夢千代館は、兵庫県美方郡新温泉町にある湯村温泉街にある博物館です。
1981年、1982年、1984年に放送された吉永小百合主演のNHKドラマ『夢千代日記』をテーマとなっていて、ドラマの舞台である昭和時代の湯村温泉の街並みが再現されています。
また、館内のポストに投函すると1年後に手紙が届く「夢てがみ」という面白いサービスもあるので、『夢千代日記』を知らない人でも楽しめそう。
今回はそんな夢千代館へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
夢千代館へ車で行く場合、大阪から3時間半、岡山から3時間、鳥取砂丘からは50分ほど。北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山IC」より約40分です。
バスで行く場合は、大阪(阪急三番街)から湯村温泉まで夢千代号で3時間半。神戸(県庁前)から湯村温泉までは、約3時間で到着します。
電車で行く場合は山陽本線「浜坂駅」下車、または「八鹿駅」より全但バス(1日6便80分、急行1日1便60分)に乗り、湯村バス停下車後徒歩8分。
夢千代館の入館料は、一般(高校・大学生を含む)300円、小人150円です。未就学児は無料で入れるので、小さなお子さん連れのファミリーにもおすすめ。
団体割引もあり、20〜39名は1割引、40〜59名は2割引、60名以上は4割引になります。
夢千代館は、湯村温泉街を舞台にしたNHKドラマ『夢千代日記』をテーマにした博物館。
『夢千代日記』の主演は吉永小百合で、1981年、1982年、1984年に放送されたドラマです。
館内にはドラマの舞台となった昭和20年〜30年代の湯村温泉が再現されたセットや、昭和時代に使われていた品が展示されています。
入り口を入ってすぐのところには、『夢千代日記』の物語について描かれた大きなパネルがありました。
昭和時代の家が再現されたセットです。年配の方は、昔懐かしい感じがするかもしれませんね。
昭和20〜30年代の湯村温泉街を再現したセット。レトロな感じが20代の私には新鮮で、見ていてとても面白かったです。
ここでインスタグラムなどのSNSにUPする写真撮影をするのも良さそう。
「湯村博覧資料館」というエリアには、『夢千代日記』の撮影に使用された道具や、湯村温泉に関する資料が展示されています。
テレビドラマにまつわる豆知識が掲載されているパネルもありました。
2階です。突きあたりは「夢てがみ」コーナーで、右側には特設展示場があります。
「夢てがみ」とは、書いた手紙を館内のポストに入れると、1年後に届けてくれるというサービス。
夢千代館の受付では、「夢てがみ」の便箋と封筒(切手付き)が150円で販売されているので、記念に書いてみてはいかがでしょうか?
(ちなみに私は1年後の自分に宛てた手紙を書きました!)
色鉛筆もあるので、小さなお子さんはイラストを描いて送るのもいいと思いますよ。
紙芝居やお手玉など、昔ながらの子どもの遊び道具も展示されていました。
2階の特設展示場には、湯村温泉の昔懐かしい写真や昭和時代の様々な品が展示されています。
うちの子たちも物珍しかったようで、「これは何に使うの?」などと色々質問してきました。「昔の日本を知る」という意味で、社会科の勉強にもなりそうです。
その他にも、戦争をテーマにした展示室もありました。
私は祝日の午前中に行きましたが、他に観覧している人の姿もなく、ゆっくりと館内を見て回れたのでよかったです。
夢千代館にトイレは1つ。おむつ交換台はありません。
壁がタイル貼りで少しひんやりとしていますが、トイレはきちんと清掃されているようで、とても綺麗でした。
館内にエレベーターはなく、階段で2階に昇ることになるので、小さなお子さんがいる場合は抱っこ紐があると便利かもしれませんね。
夢千代館の館内は昭和時代のレトロな雰囲気が漂っていて、『夢千代日記』を知らない私でも楽しめる施設でした。
夢千代館の館内は昭和時代のレトロな雰囲気が漂っていて、『夢千代日記』を知らない私でも楽しめる施設でした。
展示フロアもそれほど広くないので、30分もあれば全て見終えることが出来ます。『夢千代日記』をご存知の方は、もっと楽しめるスポットでしょう。
『夢千代日記』を知らないお子さんには少々退屈かもしれませんが、1年後に手紙が届く「夢てがみ」は小さなお子さんにもおすすめ。
旅の思い出を一緒に綴って、投函してみてはいかがでしょうか。
住所 | 兵庫県美方郡新温泉町湯80(地図) |
連絡先 | 0796-99-2300 |
最寄駅 | 山陽本線「浜坂駅」 「八鹿駅」 |
アクセス | <電車の場合> 山陽本線「浜坂駅」下車、または「八鹿駅」より全但バス(1日6便80分、急行1日1便60分)に乗り、湯村バス停下車後徒歩8分 <車の場合> 北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山IC」より約40分 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
休館日 | 年中無休(ただし、臨時休館日あり) |
料金 | 一般(高校・大学生含む)300円 小人(小・中学生)150円 幼児無料 |
駐車場 | あり(無料・4台) |
公式サイト | なし |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル