湯浅醤油のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
湯浅醤油は和歌山県有田郡湯浅町の有名なお醤油の蔵元。買い物はもちろんのこと、醤油づくりの歴史や工場見学、試食もできるので、大人から子供まで1日中遊べる施設となっています。
和歌山県有田郡湯浅町にある湯浅醤油(ゆあさしょうゆ)は有名なお醤油の蔵元です。
湯浅醤油と名がつく施設のため、和歌山の湯浅醤油はすべてこちらの商品かと思いがちですが、実は違います。
一般的に湯浅醤油は和歌山県有田郡湯浅町で作られた醤油を指し、いくつか湯浅町にある別の醤油会社も湯浅醤油の名を使用しているそうです。
古式醸造蔵という古くからの製法にこだわったお醤油づくりをしている湯浅醤油。
九曜蔵木桶(くようぐらきおけ)という木樽を使った製法で、この製法独特のお醤油の味が楽しめます。
湯浅醤油の施設では、買い物はもちろんのこと、醤油づくりの歴史が知れたり、工場見学や試食ができたりするので、大人から子供まで1日中遊べる施設となっています。
今回は湯浅醤油へ行ってきたので、おすすめや感想を写真を交えて詳しくレビューします。
湯浅醤油は、工場見学など施設内は基本無料です。ただし、「醤油の櫂入れ体験」は有料のプログラムになります。
湯浅醤油の施設内は基本無料で楽しめます。工場見学も無料。ただし、見学する場合は予約が必要になるので、予約の電話をお忘れなく!
櫂入れ体験は有料になり体験料として300円が必要です。櫂入れ体験とは、お醤油のもろみの熟成を促すための撹拌作業。
大きな杉樽に入ったもろみを実際にかき混ぜることができるので、お醤油の香りを堪能できるだけでなく、もろみの様子なども観察できて面白そうです。
湯浅醤油の醤油を作る工程を見学ができます。伝統的な製法で作られていて見どころ満載。見学には、事前に予約が必要ですので忘れずに!
湯浅醤油の見どころは、やはり工場見学ができるというところです。
お醤油屋さんはあるけれど、なかなか作る工程を見られるところはありません。湯浅醤油に行くなら、事前に見学の予約をして行くことをおすすめします。
お醤油の工場は酒蔵と同じく醤油蔵と呼ばれ蔵元と言います。そのため、お醤油を作るところは工場ではなく蔵と呼ばれます。
湯浅醤油は古式醸造蔵という古くからの製法にこだわったお醤油づくりで、九曜蔵木桶(くようぐらきおけ)という木樽を使った製法のため、ここならではのお醤油の味が楽しめます。
関西最大の木樽です。幅が3mで高さが5m近くあるため、写真にその全容を収めることができないほど大きな樽でした。
ガラス越しではありますが見学することができるので、実際の大きさを体感してもらうことができると思います。
湯浅醤油では、現在もなお伝統的な製法でお醤油を作っているため、こちらで展示されている樽や道具は現在も現役で使われているものも多くあるそうです。
中には100年以上経った今もなお使われているものもあります。
それほどに湯浅醤油の歴史は長く、培ったノウハウも多いのでしょうね。
湯浅醤油が作られるまでの工程が描かれていました。蔵では、お醤油になる前のもろみの桶を実際に見ることができて、お醤油作りの工程が体感できます。
お醤油の原材料は大豆、小麦、塩の3つです。これらの材料1年半から2年かけて熟成させたり、混ぜたり、ろ過したりしながら、約2年〜2年半かけてできあがるそうです。
金山寺味噌の作り方もありました。お醤油の店というのにお味噌の作り方ってなんだか不思議ですよね。
もとはといえば、金山寺味噌が先に伝わったようで、湯浅醤油の親会社は丸新本家という会社。なんと金山寺味噌の本家でもあるのです。
湯浅醤油には写真スポットがたくさんあります。いろいろと写真に撮るのも記念になっていいですね。
こちらは入り口前にある大きな醤油ビン。
お醤油醸造が儲からなくなったときに、再起のための主力商品になった湯浅醤油の「九曜むらさき」がトレードマークになっています。
「九曜むらさき」は金山寺味噌造りの際にできるたまりを使用したお醤油。湯浅が最初にお醤油づくりのきっかけとなったお醤油です。
ほかにもハッピがあり、これを着て職人になった気分で写真を撮ることができます。
お醤油の樽があり、かき混ぜている姿を写すことができます。子供用のハッピもあるので、家族で来て記念に撮影するのもいい思い出になりそうです。
マスコットもいて、楽しい写真を写せますよ。
湯浅醤油では買い物はもちろん、お醤油の試飲できます。
お醤油の試飲はいくつかの種類があるので、小さなプラスチックのスプーンに入れてそれぞれ試すことができます。
また、同時に味噌の試食も行っています。これも同じくプラスチックのスプーンですくって食べることができます。
色んな味があり、中には変わり種も多いので、いろいろとチャレンジしてみるといいですね。
お醤油やお味噌など、種類は豊富にあるので迷ってしまいますね。
カレー醤油のような、ここならではのものもあり、おみやげにもぴったり!!
ほかにも、お菓子やおつまみなど色んな種類のお土産が置いています。また、ゆずソーダやみかん甘酒、醤油ソフトクリームなど珍しいものも。
てぬぐいは紀州伝統野菜の湯浅なすが描かれている紀州手ぬぐいです
湯浅醤油には、とても清潔な一般的なトイレはあるので、心配なし!赤ちゃん連れのための、おむつ替えシートや、授乳室などはありません。
湯浅醤油には、男女別に分かれた一般的なトイレがありますが、車いす用のトイレはありません。
ベビーカーレンタルやベビーシート、おむつ替えシート、授乳室などの赤ちゃん連れのための施設やコインロッカーなどは特にありませんでした。
トイレの中は常にお掃除が行き届いていて、きれいな印象でした。
湯浅醤油は和歌山県のJR湯浅駅より徒歩約10分の場所。車で行く場合は、大阪方面からだと有田IC(旧吉備)を利用が便利です。
湯浅醤油は和歌山県にあります。
JR大阪からは、約2時間弱で、JR湯浅駅に到着です。駅から湯浅醤油には徒歩約10分です。
車で行く場合は、大阪方面からだと有田IC(旧吉備)を利用するといいでしょう。
駐車場は乗用車が10台以上を停めることのできる大きさです。無料なので気軽に立ち寄れますね。
湯浅醤油は工場見学ができるので、自由研究のある小学生の子供がいる家族におすすめ!
湯浅醤油は自由研究のある小学生の子供がいる家族におすすめです。なんといっても工場見学ができるので自由研究の題材にはぴったりです。
お醤油の歴史や実際の作り方などを知ることができるので、いつも使っているお醤油がとても身近な存在に感じられますよ。
お醤油の試飲では、味の違いをいろいろと試すこともできますし、醤油ソフトクリームやお醤油を使ったお土産などもあるので、家族全員で観光も含めて楽しめます。
住所 | 〒643-0004 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1466-1(地図) |
連絡先 | 0737-63-2267 0737-62-2100(見学予約) |
最寄駅 | JR湯浅駅 |
アクセス | JR湯浅駅から徒歩10分。 |
営業時間 | 9:00〜18:00 見学時間は9:00〜16:00 |
休園日 | 年末年始 |
料金 | 基本的には料金。一部醤油の櫂入れ体験は有料で300円。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。無料。 |
公式サイト | http://yuasasyouyu.co.jp/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル