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関西学院大学博物館

関西学院大学博物館の口コミレビューと感想!

関西学院大学博物館の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

関西学院大学博物館

関西学院大学博物館は兵庫県西宮市にある関西学院が運営する博物館です。関西学院大学博物館の建物は上ヶ原キャンパスのシンボルである時計台です。

関西学院大学博物館

時計台は長きにわたって図書館として使用されてきました。2014年、関西学院創立125周年を記念して、関西学院大学博物館に生まれ変わりました。

2014年、関西学院創立125周年を記念して、関西学院大学博物館に生まれ変わりました。

関西学院大学博物館を訪れたら、まずは時計台をじっくりと見学したいところ。1929年に建てられたとは思えない美しく均整のとれた建物です。

建築学からの評価も高く、2009年に国の登録有形文化財に指定されています。

関西学院大学博物館は大きく2つのコーナー(歴史常設コーナーと企画展コーナー)があります。

「歴史常設コーナー」では映像や模型を通じて、関西学院の歴史が学べるように工夫されています。また、企画展では趣向を凝らした充実した内容となっています。

関西学院大学博物館は交通のアクセスがいいのもポイントです。最寄駅は阪急今津北線の「甲東園駅」です。「甲東園駅」から阪急バスを使うと、駅から6分で着きます。

なお、「甲東園駅」「仁川駅」から徒歩で行くことも可能です。関西学院大学博物館の周辺には駐車場はないので、必ず公共交通機関を利用しましょう。

関西学院大学博物館は関西学院大学上ヶ原キャンパスの中にあるので、食堂や中央芝生に立ち寄るのもいいでしょう。

まるで、学生生活にタイムスリップしたような感覚になるでしょう。今回は関西学院大学博物館へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

関西学院大学博物館へのアクセス

関西学院大学博物館は阪急バス「関西学院前」から徒歩数分と好アクセス。また、阪急「甲東園駅」・「仁川駅」から徒歩で行くことも可能です。


関西学院大学博物館へのアクセス

関西学院大学博物館は関西学院大学上ヶ原キャンパスにあります。関西学院大学博物館の最寄駅は今津北線の「甲東園駅」です。

大阪梅田、神戸三宮から来る場合は、西宮北口から今津北線(宝塚方面)に乗り換えます。

「甲東園駅」改札 阪急バスのターミナル

「甲東園駅」改札を出たら、左側に進みましょう。すると、阪急バスのターミナルがあります。

関西学院大学博物館の最寄りのバス停「関西学院前」行きのバスは2番乗り場から出発します。甲東園からの所要時間は約6分です。

「関西学院前」行きのバスは頻繁に出発するので、時刻表を確認しなくてもOKです。

「甲東園駅」からの関西学院大学への徒歩での行き方

実は「甲東園駅」または「仁川駅」から徒歩でも行けます。所要時間は15分ほどです。

バスの運賃がもったいない!と感じる方は歩いてみましょう。ここでは「甲東園駅」からの行き方を解説します。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

駅を出たら、飲食店が立ち並ぶ「学園花通り」をまっすぐ歩きます。阪急バスもこの道を利用するので、歩く際は十分にご注意ください。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

すると、このような交差点に出ます。正面にある上り勾配の道を進んでいきます。途中に、関西学院が経営する「鵡川美術館」があります。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

道にはこのような地図があるので、必ずチェックしましょう。なお「学園花通り」を抜けると住宅街になります。飲み物は必ず「甲東園駅」で確保しておきましょう。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

道を上がっていくと、まっすぐに伸びる裏道があります。この道を素直に進んでいくのがコツ!ちょうど、関西学院大学博物館へのショートカットになります。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

裏道を抜けると、右手に「仁川幼稚園」が見えます。また、阪急バスが次々と通っていきます。また、道なりに進んでいきます。

「甲東園駅」からの関西学院大学博物館への徒歩での行き方

ここまで来たらもうすぐ! ひたすらまっすぐ歩いていきます。この写真だと遠く思えますが、関西学院大学の正門はすぐです。

関西学院大学の正門

関西学院大学の正門に到着しました。なお、関西学院大学博物館の開館日には、写真のような立て看板があります。

関西学院大学博物館時計台

関西学院大学博物館は正面にある時計台です。したがって、すぐにわかると思います。もし、迷ったら関西学院大学にある地図をチェックしましょう。

なお、関西学院大学周辺には駐車場はありません。必ず公共交通機関を利用しましょう。

関西学院大学博物館はどんなところ?おすすめポイントは?

関西学院大学博物館は関西学院大学上ヶ原キャンパスのシンボルである時計台を利用しています。館内では平常展、企画展を通じて関西学院の歴史を紹介。関西学院のモットー「Mastery for Service」の真髄を知ることができるでしょう。

関西学院大学博物館はどんなところ?おすすめポイントは?

関西学院大学博物館は関西学院大学上ヶ原キャンパスのシンボル、時計台にあります。

もともと、時計台は長きにわたり、大学図書館として使われてきました。2014年、創立125周年を記念して「関西学院大学博物館」としてオープンしました。

関西学院大学の歴史

関西学院大学博物館は平常展、企画展を通じて関西学院の歴史を紹介しています。

館内は「歴史常設コーナー」と企画展を展示するコーナーがあります。なお、企画展のコーナーでは写真撮影が禁じられています。

関西学院大学の歴史

なお、関西学院大学博物館は関西学院大学のスケジュールに合わせています。そのため、訪れる際は必ず関西学院大学博物館のホームページをチェックしましょう。

なお、入場料は無料(大学構内への立ち入りも含めて)です。

関西学院大学博物館は建物そのものが目玉

関西学院大学博物館は建物そのものが目玉です。関西学院大学博物館の建物、時計台は2009年に国の登録有形文化財に指定されました。

関西学院大学博物館は建物そのものが目玉

関西学院大学博物館の建物は昔から「時計台」と呼ばれています。時計台は関西学院大学上ヶ原キャンパスのシンボルです。また、2009年には国の有形文化財に指定されました。

関西学院大学博物館の時計台

まずは中央芝生から時計台を見てみましょう。洋風の均整のとれた建物であることに気づきます。

また、正門から中央芝生、時計台と一直線に並んでいるのもポイント。時計台、中央芝生、正門が上ヶ原キャンパスの骨格を成していることがわかります。

関西学院大学博物館の時計台

今度は正面から眺めてみましょう。よく見ると、関西学院大学の学章があり「MASTERY FOR SERVICE」と記されています。

「MASTERY FOR SERVICE」は関西学院のモットーです。日本語に訳すと「奉仕の練達」になります。

関西学院大学博物館の時計台の中

今度は時計台の中に入ってみましょう。こちらも、外見と同様にヨーロッパ調のクラシカルな雰囲気が漂います。ついつい、視線が上に向いていまいますが、下にもご注目。

シンプルながら好感の持てるタイルが並びます。

関西学院大学博物館の時計台の中

階段周りも、どこかのヨーロッパの宮殿のようですね。とても、大学の建物には見えません。

関西学院大学博物館は2階になるので、この階段を上がっていきます。なお、エレベーターも装備されているので、足が不自由な方でも安心して見学できます。

関西学院大学博物館の時計台

最後に時計台の歴史を簡単に紹介しておきましょう。時計台は関西学院大学が上ヶ原キャンパスに引っ越した1929年に完成しました。

それ以降、長きにわたり図書館として使われてきました。1997年に新しい図書館が開設され、図書館としての役割は終えました。

しばらくは様々な用途に使われ、2014年に関西学院大学博物館として一般に公開されました。

関西学院の歴史がわかる「歴史常設コーナー」

関西学院大学博物館の「歴史常設コーナー」は関西学院の歴史が理解できるスポット。歴史がわかるだけでなく、キャンパス作りへの情熱も伝わってきます。映像や模型があるので、大変わかりやすいです。

関西学院の歴史がわかる「歴史常設コーナー」

関西学院大学博物館のなかで常設コーナーに位置づけられるのが「歴史常設コーナー」です。「歴史常設コーナー」では関西学院の歴史がわかりやすく解説されています。

関西学院大学の原田の森キャンパス模型

まずは入って右側の模型に注目しましょう。一見すると、上ヶ原キャンパスに見えますが、これは関西学院大学の最初のキャンパス「原田の森キャンパス」です。

「原田の森キャンパス」は現在の阪急王子公園駅周辺にありました。開設されたのは1889年のこと。当初は神学部と普通学部しかありませんでした。

関西学院大学の上ヶ原キャンパス模型

こちらが、開設された1929年当時の上ヶ原キャンパスの模型です。模型で見ると、時計台、中央芝生、正門が一直線に並んでいることがわかります。

現在ではたくさんの建物がありますが、基本的なレイアウトは変わっていないように思えます。

関西学院大学博物館の模型そばのパネル

模型のそばにはこのようなパネルがあります。このパネルを操作すると、よりキャンパスの歴史を深く知ることができます。

関西学院の歴史とキャンパスを紹介したムービー

模型の向こう側には関西学院の歴史とキャンパスを紹介したムービーが流れています。このムービーを見れば、上ヶ原キャンパス造成への並々ならぬ情熱が伝わってくることでしょう。

将来の大学学長に備えて広大なキャンパスを用意した先見性に驚かされます。

関西学院初代学長のW.R.ランバスの胸像

ところで、関西学院はミッション系のスクールとして誕生しました。したがって、最初の頃は外国人が学長を務めました。

「歴史常設コーナー」では関西学院の発展に大きく貢献した4名の胸像があります。ここでは、そのうちの2名を紹介しましょう。

これは初代学長のW.R.ランバスの胸像です。もともと、ランバス氏はプロテスタント教会の牧師でした。

1888年からゼロの状態で関西学院の創立に奔走。努力が実って、1889年に関西学院が創設されました。

関西学院C.J.L.ベーツ

上ヶ原キャンパスに移設されたときの学長はC.J.L.ベーツです。ベーツ氏は1920年から20年にわたり、学長を務めました。

現在の関西学院のモットー「Mastery for Service」にしたのもベーツ氏です。また、ベーツ氏は上ヶ原キャンパスの造成に貢献し、学者の充実にも尽力しました。

まさしく、今日の関西学院の骨格を築いた人物といえるでしょう。

関西学院のエンブレムの破片

「歴史常設コーナー」の脇には1929年当時に使われていたエンブレムの破片がありました。

1940年に英語が「敵国語」とみなされたので、このエンブレムは外されることに。その後、ある学生が鳥取に持ち帰りました。1989年に関西学院に里帰りが実現しました。

関西学院の1946年の時計台写真

この写真は第二次世界大戦直後、1946年の時計台です。当時、戦争の影響により、時計台は黒の迷彩が施されていました。

また、中央芝生が荒れ放題になっていることがわかります。この写真とエンブレムの破片から、第二次世界大戦時、関西学院も苦難の道を歩んだことがわかります。

関西学院大学博物館

関西学院大学博物館へは平日に訪れることをオススメします。なぜなら、関西学院大学博物館自体がフォトジェニックだからです。

ただし、特別展が行われているスペースは撮影禁止です。ご注意ください。

関西学院大学博物館のトイレは?

関西学院大学博物館のトイレは1階にあります。ウォシュレット機能が付いているので、誰でも安心して使うことができます。

関西学院大学博物館のトイレは?

関西学院大学博物館のトイレは1階にあります。洗面台は石鹸が備え付けられており、とても清潔です。なお、トイレを使用する際は、自分で電気をONにする必要があります。

関西学院大学博物館のトイレ

トイレはウォシュレット機能付きです。そのため、誰でも安心して利用できます。

 

関西学院大学博物館のおすすめ度は?

まず、関西学院OBの方にオススメします。久しぶりに母校を訪れ、母校の歴史を学ぶのも悪くないでしょう。もちろん、関西学院OBの方も楽しめます。

ただし、関西学院OBでなければ、見学前に関西学院の歴史に触れておくことをオススメします。

また、今回は紹介できませんでしたが、食堂や中央芝生と組み合わせてもおもしろいかもしれませんね。

関西学院大学博物館の施設概要

住所 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155(地図
連絡先 0798-54-6054
最寄りのバス停 阪急バス「関西学院前」
アクセス:阪急バス「関西学院前」から徒歩すぐ。阪急今津北線「甲東園駅」「仁川駅」から徒歩約15分
営業時間 9:30〜16:30
休園日 ホームページをご覧ください
料金 無料
駐車場 なし
公式サイト http://museum.kwansei/

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この記事を書いた人

新田 浩之

1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。


編集&校正  ビー・エイブル