神戸映画資料館
神戸映画資料館の口コミレビューと感想！
神戸映画資料館へ遊びに行こう！
神戸映画資料館
神戸映画資料館は神戸市長田区にある映画の博物館。ビルの一角を利用した資料館ですが、見どころ満載です。
神戸映画資料館は単なる映画の資料館ではありません！神戸映画資料館で上映される映画はユニークなものばかり！しかも、会員になると、お得に映画が鑑賞できるなど、映画ファンは必見の資料館なのです。
館内にはシアターだけでなく、お茶がゆっくりと飲めるカフェ（喫茶店）もあり、映画ファンでなくても、十分に楽しめる人気のスポット。
今回は神戸映画資料館へお出かけしたので、見どころやおすすめを感想を交えて詳しくレビューします。
神戸映画資料館へのアクセスは？
神戸映画資料館の最寄駅はJR神戸線「新長田駅」、神戸市営地下鉄「新長田駅」。ビル自体は国道2号線沿いにあるので、車でもアクセスできます。
神戸映画資料館は「新長田駅」から徒歩5分と近いのですが、建物自体は道路から直接見られない位置にあります。
初めて行く時は案外迷うかもしれないので、新長田駅からのアクセスを解説していきましょう。
新長田駅南口を出て、進行方向右側に道路が見えるので、そこを南へ下りると、国道2号線「大橋4丁目」の交差点に出ます。
交差点に着いたら、南西の角から国道2号線沿いに西に進みましょう。
3分ほど歩くと、進行方向左側に「神戸飯店」と書かれたビルがあります。それが、アクアにしづか1号館。このビルの2階に神戸映画資料館があります。
また、「鉄人28号」がある若松公園から真っ直ぐ南へ進むと、アスタくにづか1号館に着きます。
神戸映画資料館どんなところ？おすすめポイントは？
神戸映画資料館はアスタくにづか1号館を利用した小さな資料館。アスタくにづかには飲食店など、様々なお店が入っているので、神戸映画資料館のついでに立ち寄るのもいいでしょう。
神戸映画資料館のポイントは名作が次々と誕生した昭和後期にスポットを当てていること。
数多くの映写機や映画雑誌を見ると、オールドファンは大喜びすることでしょう。また、映画の上演や講演会も見逃せません。
神戸映画資料館には興味深い映画資料がたくさん！
神戸映画資料館の一つ目のポイントは映画に関する資料が見られること。この映写機は関東大震災の記録映画でも大活躍しました。
扉を開けると、目に飛び込んでくるのは大きな映写機！中には明治時代に作られた映写機もあります。また窓際にはレトロな映画ポスターが。とても、強いレタッチで描かれており、私たちに強い印象を与えます。
例えば、華やかな女優陣が印象的な映画「赤い風車」のポスター。この映画は1952年作のイギリス映画です。オールドファンでなくても、「思わず観たい」という気にさせてくれますね。
そして、見逃してはならない映画に関する書籍！ 特に、雑誌「キネマ旬報」がズラリと並んでいる様は圧巻の一言です。ザッと見ると1980年代のものでした。
館内では椅子に座って、自由に「キネマ旬報」が読めます。読み進めると、止まらなくなるでしょう。
神戸映画資料館のシアター
神戸映画資料館の最大の見どころはシアター。シアターには35mm、16mm映写機と38席の座席があります。もちろん、デジタルメディア対応です。
私が訪れた時は上映日ではありませんでしたが、特別に見せてもらいました。シアターには青色のレトロな座席が並びます。それは、まるで昭和に戻ったよう。
事実、この青色の座席は廃館になった映画館から流用しています。足元も広くとってあり、快適に映画が鑑賞できるでしょう。
それと、上映映画にも注目したいところ。神戸映画資料館では、過去の名作や他の映画館では上映されないマイナーな作品が上映されます。
上映スケジュールは神戸映画資料館の公式サイトで紹介しているので、興味がある方は確認してみましょう。
なお、開館日=上映日とは限りません。映画鑑賞のために訪れる方は、必ずホームページをチェックしましょう。また、シアターを貸し切ることもできます。
神戸映画資料館と同居しているカフェ
神戸映画資料館は資料館とカフェ（喫茶店）が同じ空間に同居しています。喫茶店も資料館と同じように、素朴な味わいが楽しめます。
私は紅茶とトースターを注文。紅茶はホッとするような味わいが特徴のミルクティー。熱くもなく冷たくもなく、ピッタリの紅茶です。
そして、イチゴジャムとアツアツのトースターとの相性も抜群！ 館内に流れるゆっくりとした時の流れに合わせて、私もじっくりと味わいました。
なお、メニューは写真の通りです。アルコールも用意されているので、夕方に訪れるのもいいでしょう。
なお、上映日は喫茶店での喫煙は禁止されています。ご注意ください。
神戸映画資料館のおすすめ度は？
神戸映画資料館は大人の隠れ家のような資料館です。「落ち着いた雰囲気で映画を楽しみたい」という方におすすめ。賑やかな映画館とは別の角度から、映画の世界に存分に浸れます。
もちろん、映画ファンにとってはたまらない施設でしょう。上映される映画は通好み。また、映画をじっくりと学べる講演会も見逃せません。
このように、神戸映画資料館は小さな施設ですが、楽しみ方は無限大に広がっています。ぜひ立ち寄ってみてほしいミュージアムの一つです。
神戸映画資料館の施設概要
| 住所 | 兵庫県神戸市長田区腕塚町5-5-1-201（アスタくにづか1号館 北棟2階）(地図) |
| 連絡先 | 078-754-8039 |
| 最寄駅 | JR神戸線「新長田駅」、神戸市営地下鉄「新長田駅」 |
| アクセス | JR神戸線「新長田駅」、神戸市営地下鉄「新長田駅」から徒歩5分 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00 |
| 休園日 | 水曜日、木曜日 |
| 料金 | 無料（シアターは作品によって料金は異なります） |
| 駐車場 | あり（アスタくにづか駐車場） |
| 公式サイト | http://kobe-eiga.net/ |
このお出かけ記事を書いた人
新田 浩之
1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。
編集＆校正 ビー・エイブル