漢字ミュージアムの見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
京都祇園に2016年オープンした漢字ミュージアム。廃校した弥生中学校の跡地に建設された新しい観光地です。
「見て聴いて触れる」がコンセプトの1階、「遊び楽しみ学ぶ」2階。2フロアに分かれる体験型の施設。
オープン翌年には外国語音声ガイドの貸出が開始され、海外からの観光客にも注目されている人気スポットです。
漢字の博物館と聞くと堅苦しいイメージが浮かんでしまいましたが、今回子どもを連れて行ったら想像以上にも楽しめたので、感想と見どころを画像を交えて詳しくレビューします。
繁華街である祇園エリアは人混みに気をつけて。専用駐車場は無いので公共交通機関でのアクセスがベター。
最寄駅は京阪本線「祇園四条」駅6番出口から徒歩5分、阪急京都線「河原町」駅木屋町南出口から徒歩8分と駅近の立地。
今回は京阪本線「祇園四条」から向かいました。
最寄りは6番出口でしたが、ベビーカーも一緒なのでエレベーターがある7番出口へ。地上に出たら八坂神社方面へ歩いて5分ほどで到着です。
漢字ミュージアムがある祇園界隈はとにかく人、人、人!ベビーカーのままだと危ないこともあるので、地上に出たら抱っこ紐に変えて向かうのがおすすめです。
京都駅から行くなら、地下鉄もしくは市バスが便利。地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅で乗り換えて、「東山」駅2番出口から徒歩10分です。
京都市バスを使うなら「祇園」駅下車スグ。漢字ミュージアムの目の前にバス停があります。
バスであれば多方面から漢字ミュージアムへ向かう事ができますが、観光客で混み合う事が多いので乳幼児さん連れなら気をつけて!
車で行った場合、専用駐車場はありません。近くにコインパーキングはありますが、観光地京都のパーキング料金は正直言って高いです。
なるべく公共交通機関を利用するのがおすすめ。
未就学児は無料、小中学生連れならお得な割引制度があるので、ファミリーには嬉しい料金設定です。
大人800円、大学生・高校生500円、小中学生300円です。未就学児と障がい者は無料。障がい者の介護人も1名まで無料です。今回未就学児と一緒に行ったので、大人料金だけで済みました。
ここからはお得な割引制度を紹介しましょう。
小中高生1名以上と一緒であれば、大人2名まで300円割引。子ども料金がまるまる割引されるということ!
お子様連れの家族でお出かけするにはとてもお得ですよね。その他に、小中高生の修学旅行や課外学習(2名以上)なら1名につき100円引き。
団体20名以上なら1名につき100円引き(引率者10名につき1名無料)になります。年に4回以上訪れるなら年間パスポートがお得!
大人2,500円、高校生1,600円、小中学生1,000円で購入できます。館内の図書館利用や、ワークショップへの参加など、1年に何度でも楽しめますよ。
聞いて触れて驚く、まさに体験型施設。「今年の漢字」実物には圧巻!
入場したらすぐに現れるのが、有名な「今年の漢字」。
毎年年末に清水寺で発表される「今年の漢字」、実物です。毎年テレビで観る人も多いのではないでしょうか?本物が見られるのは漢字ミュージアムならではの魅力ですよね。
ちなみに2階には歴代の「今年の漢字」がズラーっと並びます。
その年の出来事と共に展示されているので、大人はちょっぴり懐かしい気分に。
漢字ミュージアムに行って驚いたのが、この施設にいる間にずっと体験して遊んでいられたという事。入場券を買ったらまず「体験シート」を渡されます。
1階ではこれを片手に館内をまわります。削って占いが出来たり。
スタンプを押したりしてこの体験シートを完成させます。完成した体験シートはこんな感じ!
子ども達だけでは無く大人も夢中で遊べました!
その他1階には文字を書く素材と道具の歴史が並びます。
今では当たり前に紙とペンで書いていますが、砂に文字を書いていた時代からスマホに文字を映し出すまでを学ぶことが出来ますよ。これは大人がおもしろい!
こちらはレプリカですが、自由に触れることが出来ます。
2階にも子どもが楽しく学べる仕掛けがたくさん!タッチパネルで漢字かるたで遊んだり、回転寿司ゲームにも子どもは大喜び!
全身で漢字を表して、体で学ぶこともできます。
そして2階には乳幼児さん連れに嬉しいキッズスペースが。おもちゃなどはありませんでしたが、子ども連れにはとても助かるスペースでした。
2階には図書館があり、子供向けから大人向けまで、漢字にまつわる本が並びます。
その他期間限定のイベントが行われていたり、ワークショップが開かれていたりと盛り沢山の内容。
そして漢字ミュージアムで是非参加してほしいのが「今年の漢字」の応募。
館内の至る所に応募箱が設置してあるので、是非「今年の漢字」を考えてみてください。年末の発表がまたさらに楽しみになるはず!
飲食店はカフェのみ。お弁当は持ち込み不可なので、食事は別の場所で済ませたほうが◎
1階にカフェ「倭楽(わらく)」があります。こちらのカフェ「倭楽」と、隣の祇園祭ぎゃらりぃは入場券が無くても入れます。
この日は休日で残念ながら座れませんでしたが、平日は比較的空いているそう。メニューはケーキやコーヒーなどのカフェメニューが中心で、軽食はサンドウィッチのみ。
食事をするなら外に出た方が良さそうですね。また、店内が少し狭かったのでベビーカー連れだと少し入りづらいかもしれません。
こちらのカフェ以外の飲食は禁止されており、お弁当の持ち込みも不可でした。天気が良ければ近くの鴨川でお弁当を食べるのも良いですね!
漢字をモチーフにした珍しいお土産が並びます。実物大の山鉾展示は一見の価値あり!
出入口付近に「祇園祭ぎゃらりぃ」があります。他のお土産屋さんには置いていない、漢字にまつわるお土産がたくさんあります。
「祇園祭ぎゃらりぃ」の見どころはお土産だけではありません。店内に入るとカメラに収まりきらないほど大きな山鉾が目の前に!
実際に祇園祭で使われる山鉾と同じサイズのもので、本当に大きいです。記念撮影におすすめです!
授乳室の利用は受付での声掛けが必要なので注意。
新しい施設とあってトイレはとても綺麗で清掃もしっかり行き届いていました。
1階エントランスには有料コインロッカー。200円と300円、2種類のサイズがありました。
ベビーカーと車椅子の貸出は1階受付カウンターにで可能です。授乳室は1階エントランスにありましたが、利用時は受付窓口で声掛けが必要です。
おむつ替えシートも授乳室にのみ設置されています。
ベビーカーでも楽々入れる広さでノーストレスでした。
漢字ミュージアムがこんなに楽しめる施設だとは正直なところ思っていませんでした。楽しみながら学べるということが漢字ミュージアムの醍醐味。
普段よりぐっと漢字を身近に感じることが出来る唯一無二の施設です。ミュージアム内は全て屋内で完結するので、天気に左右されないのも魅力。休日のお出かけにおすすめです。
住所 | 京都府京都市東山区祇園町南側551番地(地図) |
連絡先 | TEL 075-757-8686 / FAX 075-531-0340 |
最寄駅 | 京都市バス「祇園」 |
アクセス | <京阪本線>「祇園四条駅」6番出口から八坂神社方面へ徒歩5分 <京都市バス>12・31・46・80・100・201・202・203・206・207系統「祇園」下車すぐ |
営業時間 | 9:30〜17:00※入館は16:30まで |
休館日 | 月曜日(休館日が祝日の場合は、翌平日に振替) 年末年始 /臨時休館あり |
料金 | 大人800円、大学生高校生500円、中学生小学生300円。未就学児と障がい者(介護人も1人まで)は無料 |
駐車場 | 無し |
公式サイト | http://kanjimuseum.kyoto/ |
豊田芽実
ショッピングと美味しいもの(主にスイーツ)をこよなく愛するアラサー主婦。働きながらも現在は初めての育児に奮闘中。子どもとたくさんお出かけして楽しく痩せることが目標。
編集&校正 ビー・エイブル