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開国記念館

開国記念館の口コミレビューと感想!

開国記念館の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

開国記念館

開国記念館は滋賀県彦根市にある博物館です。国宝に指定されている彦根城の一角にあります。

開国記念館

開国記念館の「開国」とは彦根城主、井伊直弼と関連があります。井伊直弼は日米修好通商条約を締結し、日本を開国へと導きました。

井伊直弼に敬意を払うべく「開国」と名付けられたのです。開国記念館には井伊直弼の等身大の銅像があるので、お見逃しなく。

開国記念館には彦根城、彦根に関する展示物はもちろん、石田三成の居城であった佐和山城に関する資料もあります。

開国記念館の前からは彦根城遊覧船に乗ることができます。遊覧船から見る風景は季節ごとにかわり、絶景の一言。

また、車椅子に対応している遊覧船もあるため、誰でも気軽に楽しめます。

今回は開国記念館へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

開国記念館ってどんなところ?見どころは?

開国記念館の見どころは外観です。重要文化財に指定されている佐和口多聞櫓(さわぐちたもんやぐら)には記念館があります。

開国記念館ってどんなところ?見どころは?

開国記念館の見どころは外観です。開国記念館が入っている建物は佐和口多聞櫓といい、国の重要文化財に指定されています。

彦根城の城門には、京橋口、船町口、長橋口、佐和口と中濠に開く四つの門があり、佐和口は表門に通じる入口として彦根城の中で重要な城門でした。

長屋のような形状を櫓といい、佐和口多聞櫓は佐和口の桝形を囲むようなスタイルです。内部は七つに分かれています。

こちらには狭間(ざま)という銃口を向けるための三角や四角の穴が空いており、敵の侵入を防ぐ工夫がなされています。

佐和口多聞櫓明治初年に解体されましたが、昭和35年に開国100年を記念して復元されました。そのため、コンクリート造りになっています。

開国記念館は入場無料

開国記念館までは階段があるので、上がって行きましょう。開国記念館にはエレベーターが設置されています。

エレベーターの近くにはゆるキャラ、ひこにゃんがいるので、お見逃しなく。なお、開国記念館の入場料は無料です。

充実した内容がうれしい開国記念館の展示物

開国記念館は彦根の歴史に関する資料がそろっている博物館です。江戸時代の彦根の古地図やジオラマはもちろん、石田三成の居城であった佐和山城に関する資料もあります。

充実した内容がうれしい開国記念館の展示物

開国記念館は彦根の歴史が学べる博物館です。

江戸時代の彦根の古地図やジオラマはもちろんのこと、石田三成の居城として知られる佐和山城に関する資料もあります。佐和山城へは彦根駅から徒歩20分です。

木の扉を通ると、いよいよ開国記念館です。

開国記念館 彦根城ジオラマ

こちらは彦根城のジオラマです。地上から見ると、堀の中に浮かぶような城ですが、敵の侵入を防ぐためにさまざまな仕掛けが施されていることがわかります。

また、ジオラマを見ると、彦根城の周辺は木々がたくさんあることがわかるでしょう。

開国記念館 ひこにゃんの扇

ひこにゃんの扇がありました。この扇をあおぐのは少し勇気がいるかも。下に見えるのは特別住民票です。

よく見ると、ひこにゃんは彦根市の住人であると同時に世帯主ですね。いかに、ひこにゃんが彦根の人々に親しまれているか、よくわかります。

開国記念館 彦根城ジオラマ

城下町、彦根もチェックしましょう。彦根は井伊家により、計画的に整備された町。

豊臣秀頼がいた大阪城に睨みを効かす意味において、とても重要な城でした。これを見ると、城の発展と同時に城下町が整備されたことがわかります。

開国記念館 彦根城天守しゃちほこ

こちらは彦根城天守のしゃちほこです。このしゃちほこは約60年前に行われた彦根城天守の解体修理のために天守から外されたもの。

取り付けられたのは1704年だと言われています。このように、しゃちほこも世代交代するのですね。

開国記念館 佐和山城の発掘調査

佐和山城の発掘調査に関する資料も展示されています。

佐和山城は石田三成氏が滅亡後、彦根城ができるまでの間、彦根駅前の銅像になっている井伊直政が住んでいました。

1606年、井伊直政は彦根城に移り、佐和山城は廃城になりました。佐和山城は廃城の際、徹底的に破壊されたと言われています。

一説には井伊直政自身が石田三成を嫌っていたから、とか。現在、佐和山城址には何も残っていません。

それでも、石垣や堀の一部が見つかり、開国記念館で展示されています。時間があれば、佐和山城も訪れてみてはいかがでしょうか。

開国記念館前から遊覧船に乗ろう!

開国記念館前から、彦根城お堀めぐりの遊覧船に乗れます。この遊覧船は江戸時代絵図面や幕末の古写真を参考に再現されたもの。ぜひ、陸からでは感じられない彦根城の魅力を見つけてみましょう。

開国記念館前から遊覧船に乗ろう!

彦根城ではお堀めぐりの遊覧船に乗れます。彦根城遊覧船のポイントは季節ごとに、いろいろな風景が楽しめること。

春は桜、初夏は新緑の柳、夏は琵琶湖からの風、秋は紅葉、冬は雪と、彦根城をバックに風景が移り変わります。

ぜひ、遊覧船に乗って陸からでは味わえない彦根城の魅力を感じ取ってみましょう。冬になると遊覧船にコタツが入ります。

開国記念館前 遊覧船

彦根城の遊覧船はお殿様専用の船を模したもの。当時の船を再現するために、江戸時代絵図面や古写真を参考にしました。

彦根城の遊覧船には車椅子が入れるタイプもあります。誰でも気軽にお殿様気分が味わえるのも彦根城遊覧船のポイントでしょう。

彦根城遊覧船は1時間ごとの運行、所要時間は45分のガイド付きです。料金は大人1,300円、小人600円です。

開国記念館のトイレは?

開国記念館にはトイレが設置されています。ただし、それほど広くなく、個室の数も多くありません。開国記念館には車椅子対応のトイレはないので、ご注意ください。

開国記念館のおすすめ度は?

開国記念館は歴史好きな方におすすめ。開国記念館で彦根城や佐和山城址の概要を知った上で実物を見学するとおもしろいですよ。

開国記念館のおすすめ度は?

開国記念館は歴史好きな方におすすめしたいスポットです。開国記念館で彦根城や佐和山城址のことを学んだうえで、彦根城や佐和山城址を訪れると楽しさが倍増するでしょう。

彦根城内は階段が多いので、高齢者や車椅子利用の方には向きません。一方、遊覧船は誰でも楽しめるので、ぜひチェックしてください。

また、開国記念館にはエレベーターが設置されています。

開国記念館へのアクセス(行き方)は?

開国記念館はJR琵琶湖線、近江鉄道「彦根駅」から徒歩20分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。

開国記念館の最寄り駅はJR琵琶湖線、近江鉄道「彦根駅」です。開国記念館は彦根城内にあり、「彦根駅」から歩くこと約20分です。

開国記念館へのアクセス(行き方)は?

「彦根駅」から県道517号線をまっすぐ歩くと、彦根城のお堀が見えてきます。開国記念館までは井伊直政の銅像、井伊直弼の歌碑、いろは松など、見どころ満載。

開国記念館までの道のりもじっくりと楽しみましょう。開国記念館には駐車場はありません。近隣にある有料駐車場を利用しましょう。

開国記念館の施設概要

住所 滋賀県彦根市金亀町3-2(地図
連絡先 0749-22-2742
最寄駅 JR東海道本線・近江鉄道「彦根駅」から徒歩20分
アクセス 電車で行く場合 JR東海道本線・近江鉄道「彦根駅」から徒歩20分
車で行く場合 名神「彦根インター」から10分
営業時間 8:30〜17:00まで(入館は16:30まで)
休館日 12月25日〜12月31日(このほか、展示替期間のため休館することがあります)
入場料 無料
駐車場 開国記念館には駐車場はありません
桜場駐車場  普通 70台 年中無休 8:30〜18:00 乗用車:1日400円
大手前駐車場 普通 25台 年中無休 8:30〜18:00 乗用車:1日400円
公式サイト http://hikone/01053.html

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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正  ビー・エイブル