インスタントラーメン発明記念館へ遊びに行こう!大阪府にあるインスタントラーメン発明記念館を詳しく紹介します。
インスタントラーメン発明記念館は大阪の池田市にあるインスタントラーメンの事を色々学べる記念館。世界に一つだけのオリジナルのインスタントラーメンを作ったりチキンラーメンを麺から作ったりと、子どもから大人まで思いっきり楽しめちゃう、おすすめのお出かけスポットです。
入口ではおなじみのひよこちゃんがお出迎え、インスタントラーメン作りを楽しんだり、ひよこちゃんグッズも揃えたりできるので、楽しめること間違いなしです。それではさっそく感想をレビューします。
インスタントラーメン発明記念館は阪急梅田駅から宝塚線に乗って池田駅下車、そこからだと歩いて約10分ぐらいで到着します。
インスタントラーメン記念館は池田駅からすぐ見えるところにあるわけではないのですが、インスタントラーメン発明記念館は池田市でも有名なところなので、あちこちに看板が貼ってあります。それを見つけながら案内通りに向かえば、迷子になることはありません。
インスタントラーメン記念館の駐車場はとても狭いので、車で行くと停められずに長時間待たされることがあります。記念館は阪急池田駅から徒歩で行ける距離にあるので、出来れば公共機関を使っていく方が賢明です。
インスタントラーメン記念館に向かう道の途中にラーメンの「一風堂」があるのですが、カップラーメン発明者である安藤百福さんにちなんだラーメンが食べられるので、時間がある方はぜひ立ち寄ってみましょう。
池田駅からあちこちに貼られた案内看板に従って進むと、あっという間にインスタントラーメン発明記念館に到着。入口に向かうまでの建物の外壁にインスタントラーメンミュージアムと大きく書かれた文字が見えるので、近くまで行けばすぐに見つかるはずです。
ラーメン記念館の入り口横には安藤百福さん銅像があるのですが、なんと、カップラーメンの上に乗ってるんですよ。手に持ってるのは袋ラーメンでしょうか。なんともお茶目ですよね。こういう不思議な発想をする人が人の想像を超えた発明を出来るのでしょうか。
この安藤百福さんという人物は世界初の即席麺「チキンラーメン」作ったことで有名な方。世界初のカップヌードルを作った人でもあるんですよ。今や世界のいたるところで販売されている有名なカップヌードルですが、安藤百福さんの功績によるものだったのですね。
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インスタントラーメン記念館にはインスタントラーメンの歴史や開発秘話など様々な展示が行われています。
さっそくインスタントラーメン記念館の館内見学を見ていきましょう。館内はインスタントラーメンの歴史について展示がされています。入館料は無料!
館内見学は一部の体験を除いて予約の必要がないので、思い立ったらふらっと立ち寄ることができます。天候不良で予定のお出かけ先に行けなくなった時などにとても重宝する遊び場なので助かりますね。
館内に展示されいるのは、過去に発売されたカップ麺の展示やインスタントラーメンの誕生の歴史、製造工程が見れるブースなどが中心。
こちらはエントランスを入ってすぐに目に飛び込んでくる、年代別に開発されたインスタントラーメンの展示をしてあるブース。インスタントラーメンも年代と共に刻刻と変化していったことがよくわかります。
パッケージの印刷なども時代ごとに特徴があって、中には懐かしく感じられる製品も展示されていて、見ているだけでも飽きません。
「これ見たことある」というものや、「そういえばこれ前に食べたことあったなあ」といった感じで、懐かしいパッケージのものなどを見つけると友達や家族同士でけっこう盛り上がりますよ。
館内のルートはひよこちゃんによる道案内。キュートですよね。
インスタントラーメンがどこでどうやって開発されたのかその歴史が明かされる!
こちらは巨大なカップラーメンの内部の様子です。実はラーメンはこのように宙に浮いている状態なんですね。お店で購入したものを断面で見ることがなかったのですが、こうなっていたんですね。それにしてもカップがデカイ...
これにはちゃんとした理由があるんですが、その答えは記念館に足を運んで確かめてみましょう。
ここは安藤百福さんがインスタントラーメンを開発していた場所を再現したセット。こんな感じのところでインスタントラーメンを研究していたんですね。こちらのキッチンは昔ながらの家屋。台の上の麺はちょうど乾燥させているところでしょうか。
実はこのセット、部屋の中にも入れるようになっています。中のキッチンには大きな鍋や製麺機が置いてあります。こんな時代の道具を使ってカップヌードル開発をしていたなんて、使いにくい道具も多くてきっと苦労もしたのでしょうね。
こちらは当時のチキンラーメン販売の様子を再現したセット。このような感じでスーパーで売り始めたんですね。100円が81円に値下がりしていますが、当時にしてはこれでも高い価格だったのではないでしょうか?
壁に貼られているキャッチコピーが面白くて、「手間がかからない」「栄養がある」など、インスタントラーメンが認知されていなかった当時の苦労を想像することができますね。
こちらはチキンラーメンを車で移動販売していた様子。販売カーで移動販売していた時代もあったんですね、知りませんでした。これはこれで今の時代にやっても意外と受けるような気がしますが...
当時のテレビCMが流されています。当時はこんな感じテレビでCMが流れていたのですね。それにしても昭和を感じさせるレトロなテレビですね。そういえば昔のテレビってチャンネルをガチャガチャダイヤルで合わせていましたね、懐かしい。
戦後に誕生した今では当たり前のチキンラーメンですが、戦後は食糧不足で多くの人が食べることに貪欲な時代であったそうです。そんな時代だったからこそチキンラーメンの様な長期保存が出来て簡単に調理出来る食品が好まれたたのかもしれません。
展示の中になんとチキンラーメン用に使う鶏を育てる小屋が。チキンラーメンのひよこちゃんはかわいいですが、ここで育てて調理されていたのかと少しかわいそうに思ってしまう様なセットでした。といっても結局ラーメンは食べるんですけどね。
インスタントラーメン記念館には、歴史の展示以外にもひよこちゃんのクイズなど楽しいゲームが置いてあります。子供はこういうのはホント喜びます。
これは壁に貼ってあったポスターなのですが、池田市にふるさと納税をするとひよこちゃんグッズやラーメンがもらえみたいです。これは有り難いですね。このように池田市は日清食品で成り立っている町なのかもしれません。
インスタントラーメン記念館では、自分だけのオリジナルのカップラーメンを作ることが出来ます。参加費用と参加方法について説明します!
インスタントラーメン記念館では、自分の個性を活かしたオリジナルのカップラーメンを作ることができます。当日の申し込みでも受付しているので、その場で気軽に参加することができます。
このイベントは自分だけのオリジナルカップ麺が作れるとあって人気で行列が出来るほど。体験費用は300円かかりますが、自分だけのカップラーメンを作れる機会はそうそうないので、時間に余裕がある方は是非やってみていただきたいなと思います。
マイカップヌードルファクトリーではオリジナルカップ麺作りが楽しめます。カップラーメン作り体験の概要と工程はどうなっているの?その手順をズバリ紹介します!
ガイドさんから一通り説明を聞いた後に自動販売機でラーメン用のカップを買います。1カップ300円で購入することが出来ます。
次に近くにある消毒液が出てくるブースで手を消毒。食品を扱うだけあってけっこうこの辺りは慎重です。食中毒にならないように丁寧に洗いましょう。
すぐに作り始めるのかと思いきや...その前に麺や具を入れるカップに好きな絵を書きます。会場のテーブル上に備え付けられているカラーマジックを使って書き書き。元からカップヌードルのロゴとかついているので、バランスよく書こうと思ってもけっこう難しいんですよ。センスが求められてしまいますね。
カップに絵を書いたらカップの中にヌードル(揚げ麺)をセット。こちらがヌードルを投入する機械。絵を描いたカップにヌードルをセットしてもらったら、その次はスープと具が投入工程へ。
スープは数種類の中から自分の好きな味をセレクトできます。しょうゆ・シーフード・カレーといったよく見かけるものや限定の味などが用意されていますよ。中でもカレー味が一番人気だそうです。確かにカレーおいしいですよね。
スープを入れたら続いて具を投入しましょう。具材は卵やお肉・ネギといった普段よく見かける食材を中心に約10種類。この中から好きな具を4種類だけ選んでカップの中に入れることができます。
ひよこちゃんがプリントされたナルトがあるんですが、これが結構可愛いんですよね。具材はもちろん全部フリーズドライ。同じ具材を4種類入れても良いですし、カレースープにシーフード用のカニカマだって入れちゃうことだって可能。
カップに中身を入れ終わったら次はふたを圧着する工程へ。糊などを使って蓋をしているのだろうと思いきや、機械で熱を加えてくっつけるんですね。知りませんでした。蓋が閉まると外装フィルムをつけてくれるので、もうまるで売られているラーメンそのものです。
最後に作ったカップ麺をビニール袋に入れる工程です。置いてあるビニール袋の口を開けて中に作ったカップ麺を投入。備え付けのミニポンプを使ってビニール袋を膨らませましょう。
ビニール袋を膨らませることで圧迫されて袋からカップが落ちない仕組みになっています。パンパンに膨らませるのがコツ。最後は手さげ用の赤い紐をビニール縁に通して根元を軽く縛って出来上がりです。
完成品はこんな感じになります。これで、世界で1つだけのカップラーメンが誕生。カップラーメン体験はよほど混んでなければ、ものの10分もあれば簡単に完成してしまいます。
大人はもちろんですが、子供にも簡単に作れます。大人も子どもも世界に1つだけの自分のオリジナルカップラーメンが作れるとなれば本当に良い思い出になりますよね。ビニール袋をリュックのように肩にかけて持ち歩く子どもたちの姿がとても可愛いです。
カップラーメン作りの注意点ですが、賞味期限が普通で売られているカップヌードルよりも短くなっているので気をつけましょう。
このカップ麺作りは出来上がった麺や具をカップに詰めるだけのお手軽な体験ですが、「チキンラーメンファクトリー」という別のブースでは、実際に一からインスタントラーメン(チキンラーメン)を作る体験教室があります。
ただし、こちらは事前(参加日の前日の16時まで)に予約が必要となっているので、詳しい申し込み方法や予約情報をこちらで確認しておきましょう。
日本各地の珍しいカップラーメンやインスタントラーメンをはじめ、ひよこちゃんグッズなど、ここでしか手に入らない限定グッズを販売!
インスタントラーメンは可愛いひよこちゃんグッズが購入できます。ひよこちゃんのカップやティッシュカバーのような小物など。
中には子供用のガウンやタオルのような小物もあります。ここだけにしかないような小物も色々と揃っているので、ひよこちゃんファンには気になるところですよね。
でもやっぱり気になるのは全国各地のオリジナルカップラーメン。上の画像のアイテムは日本ラーメン有名地域セットですが、このような珍しいアイテムがたくさん売られていますよ。まとめて日本の有名ラーメンが買えるなんて素敵すぎます。
その他にも、アメリカで売られている「ラ王」や麺だけ買ってカップに入れて食べるタイプのもの、明星チャルメラシリーズ、カップヌードルのご飯シリーズなども。
個人的にはこの「インスタントラーメン発明記念館」はかなりおすすめです。インスタントラーメンのことがわかるだけでなく、おなじみのひよこちゃんがいたり、ラーメン作り体験ができたりと盛りだくさんで遊べるので何度も足を運びたくなります。
建物内は空調が効いていて季節を問わず快適ですし、館内ということもあって雨の日でも問題なく遊ぶことが出来るのは本当に助かります。
一部の女子トイレと車椅子対応トイレにはベビーキーパー、また、ベビーベッド (1ヵ所)、授乳室 (1ヵ所) もあるので乳幼児連れのファミリーでも安心。ベビー関連設備のある場所についてはインフォメーションで聞けば親切に教えてもらえます。
インスタントラーメンと言えば今や完全に日本初の世界的発明品ですが、実はこのインスタントラーメン記念館では、「チキンラーメンの誕生」と「カップヌードルドラマシアター」の映像に対応する、英語と中国語の音声を聞くことができるガイド機を貸し出してくれています。
お知り合いの外国の方が日本へ遊びに来た時は、ぜひここへ連れて行ってあげてほしいなと思います。
住所 | 大阪府池田市満寿美町8-25(地図) |
連絡先 | 072-752-3484 |
最寄駅 | 阪急宝塚線「池田駅」 |
アクセス | 阪急宝塚線「池田駅」(阪急梅田駅から急行で約20分) 満寿美町方面出口から徒歩約5分 |
営業時間 | 9時30分~16時 (入館は15時30分まで) |
休館日 | 火曜日 (祝日の場合は翌日が休館)・年末年始 |
料金 | 入場は無料(ただし、体験は有料です) |
駐車場 | 23台 60分/300円 駐車場の営業時間は8:30~17:00※営業時間以外は出入庫できません |
公式サイト | http://www.instantramen-museum.jp/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル