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阪急西宮ギャラリー

阪急西宮ギャラリーの口コミレビューと感想!

阪急西宮ギャラリーの見どころやおすすめスポットを詳しく紹介します。

阪急西宮ギャラリー

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阪急西宮ギャラリーは、兵庫県西宮市にある商業施設、阪急西宮ガーデンズにあるミニ博物館です。ミニ博物館でありながら展示物は充実していておすすめ。

阪急西宮ギャラリーの口コミレビューと感想

阪急西宮ガーデンズがある場所は2002年まで阪急西宮球場がありました。阪急西宮球場は1988年まで、オリックスの前身である野球チーム、阪急ブレーブスの本拠地でした。阪急ブレーブスは優勝10回を誇る強豪チームとして知られており、1970年代には3年連続日本一に輝きました。

また、世界の盗塁王で知られる福本豊やアンダースローのエース、山田久志など、名球会入りした名選手を次々と輩出。

そのような栄光ある阪急ブレーブスの歴史を学べる施設が阪急西宮ギャラリーです。館内には大きな優勝フラッグ、各選手に渡されたトロフィー、往年の阪急ブレーブスが蘇るビデオコーナがあります。きっと、オールド野球ファンは喜ばれるでしょう。

栄光の阪急ブレーブスの歴史

阪急西宮ガーデンズの最寄駅である阪急西宮北口駅は神戸線(梅田〜神戸三宮)と今津線(西宮北口〜宝塚、西宮北口〜今津)が交わる交通の要衝です。1984年まで、神戸線と今津線が平面交差するダイヤモンドクロスがありました。

阪急西宮ギャラリーにはダイヤモンドクロスや阪急西宮スタジアムを150分の1で再現した模型が展示されています。

また、阪急西宮ガーデンズは映画館(TOHOシネマズ西宮OS)の隣にあります。そのため、上映までの待ち時間を利用してフラッと訪れることもできます。

今回は阪急西宮ギャラリーへ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。また、阪急西宮スタジアムを忍ばせるちょっとしたスポットも紹介します。

阪急西宮ギャラリーへのアクセスは?

阪急西宮ギャラリーの最寄駅は阪急西宮北口駅。大阪梅田からは特急で13分、神戸三宮からは14分でアクセスできます。

阪急西宮ギャラリーがある阪急西宮ガーデンズの最寄駅は阪急神戸線、今津線の西宮北口駅。

昼間時間帯の特急を利用すれば、大阪梅田から13分、神戸三宮から14分でアクセスできます。西宮北口駅から阪急西宮ガーデンズへは徒歩3分。

阪急西宮ギャラリーへのアクセス、改札口

神戸線、今津線(宝塚方面から)を利用した場合は西宮北口駅、東改札口を目指しましょう。看板には「東改札口 阪急西宮ガーデンズ」と表記されているので、迷われることはないと思います。

なお、今津方面から来られた場合は南東改札口を利用しましょう。東改札口からデッキを歩くこと約3分、阪急西宮ガーデンズの2階に着きます。

阪急西宮ギャラリーのフロアマップ

阪急西宮ガーデンズは西日本最大規模の商業施設ということもあり、広々としています。迷子にならないように慎重に地図を見ながら、阪急西宮ギャラリーを目指しましょう。今回は1階からの行き方を解説します。

阪急西宮ギャラリーへのアクセス、広場

入口を入ったら、まずはまっすぐ進みましょう。すると「ウェルカムガーデン」と書かれたちょっとした広場に着きます。この広場から右方向に進みます。看板にある「TOHOビデオシネマズ」を目印にしましょう。

阪急西宮ギャラリーへのアクセス、クリスタルガーデン

「クリスタルガーデン」に着いたら、今度は矢印通りに左方向に進みます。一旦迷うと、なかなか正しい道に戻るのは至難の業。見逃さないように十分にご注意ください。

阪急西宮ギャラリーへのアクセス、広場

左に曲がったら、そのまままっすぐに進みます。途中、エスカレーターがありますが、乗ってはいけません! エスカレーターの誘惑に負けずに、ひたすらまっすぐ歩きます。すると、このような広場に着きます。この広場が阪急西宮ガーデンズの奥に当たります。

阪急西宮ギャラリーへのアクセス、芦屋ローゲンマイヤー

パン屋「芦屋ローゲンマイヤー」の前にあるエレベーターに乗り、5階を目指します。映画館(TOHOビデオシネマズ西宮OS)の隣に阪急西宮ギャラリーがあります。入口から阪急西宮ギャラリーまで5分〜10分はかかります。もし、迷子になったら、サービスガイドに聞きましょう。


阪急西宮ギャラリーはどんなところ?おすすめポイントは?

阪急西宮ギャラリーは阪急ブレーブス、阪急電鉄の歴史が学べる無料のミニギャラリー。小さなギャラリーでありながら、貴重な展示物、模型、ビデオなど、中身は充実しています。隣には映画館があるので、待ち時間を利用して訪れるのもいいでしょう。

阪急西宮ギャラリーはどんなところ?おすすめポイントは?

阪急西宮ギャラリーは阪急ブレーブス、並びに阪急電鉄の歴史が学べるミニミュージアムです。したがって、野球ファン、鉄道ファン、年配の方におすすめしたい施設です。年配の方ですと、子供と一緒に見学するのもいいかもしれません。きっと、思い出話に花が咲くことでしょう。

阪急ブレーブスの展示施設

無料のミニギャラリーでありながら、展示施設が充実しているのもおすすめポイントです。阪急ブレーブスの栄光の歴史が垣間見られる貴重な展示物はもちろん、模型、ビデオもあります。そのため、20分くらいは時間がつぶせます。また、隣には映画館があるので、待ち時間の間に立ち寄るのもありでしょう。

栄光の阪急ブレーブスの歴史が学べる施設、阪急西宮ギャラリー

阪急ブレーブスはパ・リーグ制覇10回を達成した名門球団にも関わらず、栄光の歴史が学べる施設は多くありません。阪急ブレーブスの歴史が学べる阪急西宮ギャラリーは貴重な存在といえるでしょう。日本シリーズ優勝のペナントや阪急の各選手が獲得したトロフィーには注目したいところ。また、ビデオコーナーでは阪急ブレーブスが目の前によみがえります。


栄光の阪急ブレーブスの歴史が学べる施設、阪急西宮ギャラリー

阪急西宮ギャラリーは、大きく阪急ブレーブスコーナーと阪急電鉄コーナーに分けられます。最初に阪急ブレーブスコーナーを紹介しましょう。

プロ野球チーム、阪急ブレーブスは1936年に「阪急軍」として誕生しました。創設者は名経営者で知られる小林一三です。1947年に「阪急ブレーブス」に改名。

1970年代には山田久志、福本豊、加藤英司を擁し、3年連続日本一を達成しました。しかし、1988年に阪急電鉄は球団をオリックスに譲渡することを決定。52年の栄光の歴史に幕を閉じました。

栄光の阪急ブレーブスの優勝ペナント

まず、注目して欲しいのが1975年、日本シリーズ初優勝のペナントです。阪急ブレーブスは何度も日本シリーズに進出しましたが、巨人に敗退を続けました。1975年の日本シリーズでは阪急は広島に勝ち、日本一を達成しました。

このペナントは写真で見るよりも、かなり大きいです。阪急ブレーブス、全盛期の栄光が感じられました。

阪急ブレーブスの山田選手トロフィー

巨大ペナントの下にあるのは阪急ブレーブスの選手が獲得したトロフィーがあります。このグローブのトロフィーは投手、山田久志選手が1981年に獲得した「ダイヤモンドグラブ賞」です。山田選手は美しいアンダースローで200勝投手になった名投手です。

阪急ブレーブスの福本選手のトロフィー

鳥の形をしたユニークなトロフィーは「世界の盗塁王」福本豊選手が獲得しました。福本選手は現役生活20年を通じて、通算1,065の盗塁を成功させました。2017年4月現在、福本選手の盗塁の記録を破った選手はいません。なかなか、凝ったデザインをしたトロフィーですね。

野球殿堂入りした阪急ブレーブス選手・監督

こちらは野球殿堂入りした阪急ブレーブスの選手・監督です。阪急ブレーブスだけで計11人もいるのですね。なお、それぞれのレリーフには詳しい紹介文があります。きっと、この文章を見ると、オールドファンは思い出すことでしょう。

阪急西宮ギャラリービデオコーナー

阪急西宮ガーデンズで見逃してはならないのがビデオコーナーです。ビデオコーナーのプログラムは阪急電鉄の歴史や阪急ブレーブスが中心です。私は「阪急ブレーブス 高知キャンプ」を選択しました。

阪急西宮ギャラリーのビデオコーナー

私は1987年生まれなので、野球を見始めた頃は阪急ブレーブスは消滅していました。それでも、なかなか興味深かったです。

解説者として活躍している福本選手や山田選手が練習している姿はとても新鮮!また、名将、上田監督の選手を見つめる鋭い眼光も印象的でした。なお、ムービーは各5分くらいです。 

阪急西宮ギャラリーの阪急西宮球場とダイヤモンドクロスの模型

阪急西宮ギャラリーの展示物の中で最も目立つのが阪急西宮球場とダイヤモンドクロスの模型。いずれも忠実に再現されており、それぞれの施設の特徴がわかります。また、模型には阪急ブレーブスのキャラクター、ブレービーのショートムービーが見られます。ぜひ、チェックしてみましょう。


阪急西宮ギャラリーの阪急西宮球場の模型

阪急西宮ギャラリーの展示物の中で、最も目立つのが阪急西宮球場とダイヤモンドクロスの模型です。まず、阪急西宮球場の模型からチェックしていきましょう。

阪急西宮ギャラリーの阪急西宮球場の模型2

写真からもわかる通り、なかなか精巧に作られています。阪急西宮球場の特徴は日本初の2層にあります。そのため、収容人数は5万人を超えました。

また、関西初の人工芝の採用や日本の球場で初めてアストロビジョンを取り入れた球場としても知られています。模型ではそのあたりも忠実に再現されています。また、球場を取り囲む白色の壁が美しいですね。

阪急西宮ギャラリーのダイヤモンドクロスの模型

そして、神戸線と今津線の交差部、ダイヤモンドクロスです。このダイヤモンドクロスは神戸線の10両編成化に伴い、1984年に廃止されました。こちらは150分の1の縮尺で再現されています。改めて模型で見ると「よく事故が起きなかったな」と思いますね。

阪急ブレーブスのマスコットキャラクター「ブレービー」

また、模型の横には小さなモニターがあります。ボタンを押すと、阪急ブレーブスのマスコットキャラクター「ブレービー」が飛び出します。

なお、今では当たり前となった野球チームのキャラクターも阪急ブレーブスのブレービーが最初。阪急ブレーブスの先駆性にただただ、驚くばかりです。

阪急電鉄の歴史も学べる阪急西宮ギャラリー

阪急西宮ギャラリーでは阪急電鉄の歴史も紹介されています。名車900系を中心に、昔の阪急電車を紹介。幻の塗装した車両も展示されています。また、阪急電鉄の歴史を記した年表もチェックしたいところです。

阪急西宮ギャラリーの阪急電鉄コーナー

阪急西宮ギャラリーのもうひとつのコーナー、阪急電鉄もチェックしておきましょう。阪急西宮ギャラリーには2つの車両模型が展示されています。

阪急西宮ギャラリーの阪急電鉄コーナー2

こちらは阪急電鉄には似つかわしくない塗装ですね。この塗装は1950年、阪急西宮球場で開催された「アメリカ博」に合わせた特別なもの。模型で見ても華やかですから、実車はもっと目立っていたでしょう。

阪急西宮ギャラリーの阪急電鉄900系

上段にある車両は阪急神戸線の名車、900系です。900系は梅田〜神戸三宮間を25分で結んだスピード電車です。900系の上には25分運転を達成した時のポスターが飾られています。この指を使ったデザイン。今、見てもなかなか新鮮ですね。

阪急西宮ギャラリーの阪急電鉄の歴史年表

先ほど紹介したビデオコーナーの近くに、阪急電鉄の歴史を記した年表があります。阪急電鉄、阪急ブレーブスの歴史はもちろんのこと、宝塚歌劇の紹介もされています。阪急は今後も沿線と共に歩んでいくでしょう。

阪急西宮ギャラリー(阪急西宮ガーデンズ)のトイレは?

阪急西宮ギャラリーの最寄りのトイレは4階です。5階のトイレは駐車場を渡る必要があるため、おすすめしません。

阪急西宮ギャラリー(阪急西宮ガーデンズ)のトイレは?

阪急西宮ギャラリーがある5階にもトイレはありますが、駐車場を渡らなくてはなりません。したがって、4階の「スカイガーデン」近くにあるトイレに行きましょう。エスカレーターで4階に行き、看板に従えばOKです。

阪急西宮ギャラリー(阪急西宮ガーデンズ)のトイレは?

トイレは男性用、女性用、車椅子用があります。車椅子用トイレは広々としており、おむつ交換台も設置されています。阪急西宮ギャラリーのトイレは4階! このように覚えておきましょう。

阪急西宮ギャラリーのおすすめ度は?

野球ファンと年配の方におすすめ。甲子園球場、甲子園歴史館とセットにするのもいいでしょう。

阪急西宮ギャラリーのおすすめ度は?

まず、野球ファンにとっては、必見のスポットといえるでしょう。阪急今津線と阪神を乗り継げば、阪神甲子園球場、甲子園歴史館にもアクセスできます。阪急西宮ギャラリーとセットで訪れるのもいいでしょう。

もちろん、買い物や映画を見る前の時間つぶしにも利用できます。ただ、ギャラリーの性質上、年配の方が向いているかもしれません。実際に、私は阪急西宮ギャラリーに2回ほど足を運んでいますが、ギャラリー内は年配の方が多かったです。

阪急西宮ギャラリーのスカイガーデン

なお、4階の「スカイガーデン」には阪急西宮球場のホームベースが描かれています。このホームベースが書かれているスポットの真下に本物のホームベースがありました。オールドファンでしたら、あまりの変わりように驚かれるのではないでしょうか。

大阪、神戸からアクセスしやすい阪急西宮ギャラリーで、少し懐かしい気分に浸ってみませんか。


阪急西宮ギャラリーの施設概要

住所 兵庫県西宮市高松町14-2 5F(地図
連絡先 0798-68-6666
最寄駅 阪急神戸線、今津線「西宮北口駅」
アクセス 阪急西宮北口駅から徒歩10分ほど
営業時間 10:00〜21:00
休園日 第二火曜日
料金 無料
駐車場 あり
公式サイト http://nishinomiya-gardens.com/



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このお出かけ記事を書いた人

新田 浩之

1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。


編集&校正 ビー・エイブル