住吉だんじり資料館の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
住吉だんじり資料館は神戸市東灘区住吉東町の東灘図書館の中に設けられた施設。地元に根付いているだんじりの伝統をわかりやすく伝えてくれます。
住吉だんじり資料館は神戸市東灘区住吉東町にある東灘図書館の中に設けられています。入場は無料になっています。
だんじりの実物などが展示してあります。資料の掲示なども踏まえ地元のだんじりの伝統をわかりやすく伝えてくれています。
そんな住吉だんじり資料館に行ってきましたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
住吉だんじり資料館はJR「住吉駅」が最寄り駅。車で行くなら国道43号線から住吉川沿いに北上します。
住吉だんじり資料館はJR「住吉駅」から徒歩5分の距離にあります。駅から住吉川へ行き、さらに川沿いを海側へ進むと、東灘図書館の中にある住吉だんじり資料館に到着します。
車なら国道43号線から住吉川沿いに北上します。国道2号線との交差する手前にあります。
東灘図書館には駐車場はないので、少し遠いですがJR住吉駅周辺の駐車場などを利用するといいでしょう。
東灘図書館に駐輪場が用意されていますので自転車で遊びに行くことは可能ですよ。玄関の左側に自転車置き場の入り口という立札が立っています。
見どころは展示してある実物のだんじり。迫力ある姿を間近で見ることができます。
何といっても住吉だんじり資料館の見どころは実物のだんじりでしょう。いつもは祭りの時にしか見ることのできないだんじりが、ここではいつでも間近に見ることができますよ。
まただんじりにまつわる資料も豊富なので、だんじりのことをより深く知っていくことができます。
住吉だんじり資料館に足を踏み入れるとまず大きなだんじりが出迎えてくれます。実際に目の前にするとその大きさに圧倒されてしまいそうです。
じっくり見るといろんな造形が施されているのがわかりますよ。
側面には「西」と書かれた提灯がぶら下がっています。
これは古い地区名の1字が書かれていて、「西」は西区を表しています。この提灯でどの地区のだんじりなのか一目でわかるようになっているのですね。
間近で見ると正面の龍の指先から鋭い爪が伸びているのがわかります。口からは牙も鋭利に突き出てていました。龍の体の表面の質感も複雑な凹凸で丁寧に形作られています。
だんじりにこんなに太い丸太が使われているなんて初めて知りました。ここに何人もの男たちが入ってだんじりを力強く引っ張っていくわけですね。
だんじりのところどころに金具装飾が施されていて、きらびやかなアクセントになっています。金具装飾にも細かい模様が入れられているのですね。
まだだんじり巡行を見たことない人は、このだんじりシアターで実際の様子を知ることができます。人がたくさん乗っただんじりはまた違う感じに見えますよね。
住吉のだんじり祭りの中心地となる本住吉神社のことやだんじり祭りの始まりのことなどが掲示されていました。
本住吉神社の例大祭に地域各地から地車の奉納を行ったことが住吉のだんじり祭りのルーツとなっているそうです。
だんじりは地域によってスタイルが異なるそうです。このあたりのだんじりは神戸型というスタイルになっているのですね。
呉田区、住之江区、山田区、茶屋区、吉田区、空区、西区と各地区のだんじりの模型がズラリと並んでいます。それぞれのだんじりの違いなどを詳細に知ることができます。
見比べてみると基本的な形は同じなのですが微妙に長さが違っていたり、飾りが違っていたりで、それぞれに個性を見つけることができました。
実際に各地区のだんじりが集合したときの写真も飾られています。ここからもそれぞれの微妙な違いなどを見つけることができます。
またそれぞれの地区の法被も展示してありました。曳き手を引き立たせてくれるかっこいいデザインになっていますよね。
住吉だんじり資料館の外には幼児用の乗り物遊具が設置してありました。またその横には2階へと上がる階段があります。
階段を上っていくと緑に囲まれた休憩スペースが現れます。ベンチもありますし緑も豊かなので一休みするにはもってこいですね。
住吉だんじり資料館には東灘図書館と共通のトイレがあります。とても清潔に保たれていました。飲料水の自動販売機も置かれています。
住吉だんじり資料館を出たすぐのところに東灘図書館との共通のトイレがあります。
新しく清潔度も上々のシャワートイレになっていました。
便座クリーナーや手摺などが完備されて装備も申し分なしです。トイレットペーパーもしっかり補充してありました。
子供用トイレやベビーベット、ベビーチェアなどの用意もされており至れり尽くせりです。子供用トイレは敷居が低くなっており、親が見守ってあげられるようになっていました。
設備としては飲料水の自動販売機が置かれていました。自動販売機の横には給水機もあります。
無料なのに本物のだんじりを間近で見れるなど楽しみの多い施設です。親子で地域の伝統を学習しにいくのにおすすめの場所になります。
子供が休み期間の自由レポートなどで題材に困っていたら、ここを訪れて一緒にだんじりを調べるというのもいいでしょう。
細部にわたってだんじりを観察することもできますので、オリジナルの研究レポートを作ることもたやすいかもしれませんよ。
住所 | 兵庫県神戸市東灘区住吉東町2-3-40(地図) |
連絡先 | 078-841-0034 |
最寄駅 | JR「住吉駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> JR「住吉駅」から徒歩5分 <車を利用する場合> 国道43号線と住吉川が交差するポイントを六甲ライナーの高架に沿って北へ、国道2号線との交差の手前 |
営業時間 | 10:00-17:00 |
休館日 | 月曜日(月曜が休日の時は翌日)、年末年始 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル