箕面の滝(明治の森箕面国定公園)の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
箕面の滝は大阪北部、明治の森箕面国定公園内にある滝。阪急箕面駅から滝までは道が整備されていて歩きやすく、自然を満喫したい日のお出かけにぴったり。
「箕面の滝」と親しまれている箕面滝(みのおたき)は明治の森箕面国定公園内にある滝。
大きさは落差33m、滝幅5m。「日本の滝百選」に選ばれています。紅葉の名所として知られており、秋には多くの観光客が訪れる人気スポットです。
阪急電鉄の箕面駅から滝までは徒歩で片道40〜50分ほど。
滝までの道は「滝道」と呼ばれる遊歩道が整備されており、木々に覆われた自然の中を散策しながら滝を目指すことができます。
道中はお土産物や食事処、おでんのような手軽に食べることができるものを扱う売店があるのでお昼時間を挟んでも大丈夫。
またお寺や箕面公園昆虫館といった見どころもあるので、いろいろな楽しみ方ができますよ。
今回箕面の滝へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
箕面駅からは往復2時間近いウォーキングになります。履きなれた歩きやすい靴がベスト。服は体温調整をしやすいように脱ぎ着をしやすいものがいいでしょう。
滝までの遊歩道「滝道」は整備されていて歩きやすい道ですが、箕面駅から箕面の滝までは約2.8km、片道40〜50分ほど歩くことになります。
靴はスニーカー、ウォーキングシューズなどで履きなれた歩きやすい靴がベストでしょう。
私は底がフラットになっている革靴で行きましたが、問題なく歩くことができました。
また歩いていると体が温まってきますので、脱ぎ着がしやすい服装にしておくと体温調整ができて便利だと思います。
大阪で唯一「日本の滝百選」に選ばれている箕面の滝。道中には土産物屋、寺院、箕面公園昆虫館などがあり、豊かな自然を楽しみながら散策できるスポットです。
箕面の滝は、「日本の滝百選」に選ばれるほど有名な滝です。壮観な景色はぜひ見てほしい見どころとなります。
また滝に至るまでの道のりも、美しい景色や素敵なお店などがたくさんあります。周りを見ながら散策してみてくださいね。
私が行った時期は11月中旬で、紅葉はちらほらと色付き始めたくらいでした。紅葉を楽しみたい場合はもう少し遅い時期に行ったほうがよさそうです。
箕面駅から箕面の滝まで実際に歩いてみたら、たくさんのお店や素敵な景色に出会えました。
箕面駅を出ると「箕面観光案内図」の大きな看板が目に入ります。箕面の滝までの道中の見どころを紹介しているので、目を通しておくといいでしょう。
看板を正面に見て左側に「滝道」があるのでここからスタートです。道のりに沿って、順にレポートします。
ここから一の橋までの間は土産物屋が何軒かあり、名物の「もみじの天ぷら」もあちこちで売っています。
200mほど歩いたところに「森の案内所」と「ゆずるの足湯」があります。「大江戸温泉物語 箕面観光ホテル」への上り口もここからです。
「ゆずるの足湯」は、平日 10:00〜16:00、土日祝 10:00〜17:00、料金は無料です。
一の橋に到着。ここからは自転車・バイクを含む一般車両の乗り入れはできないので注意してください。
ただし、指定車・許可車の通行はできるので、歩いていると車に出くわすことがあります。小さなお子さんを連れている場合は気を付けてくださいね。
一の橋のすぐそばにある橋本亭。
1910年(明治43年)創業の旅館を改装してカフェとして運営していたのですが、2016年(平成28年)5月に発生した土砂災害により閉鎖。
2018年(平成30年)12月から解体されることになりました。
橋本亭のホームページにて詳細が確認できます。
https://hashimototei.minoh.net/store/cafe/
一の橋を過ぎると次に見えてくるのが音羽山荘。宿泊施設です。食事もできますが予約制になっています。
ゆるくカーブした道と趣のある建物。紅葉の季節には写真撮影のベストスポットになる場所です。
梅屋敷休憩所は1921年(大正10年)の建物を利用した、「網代の天井」が特徴の休憩所です。無料で休むことができますよ。
「梅屋敷休憩所」の開館日は無休(12月29日〜1月3日の官公庁閉館日を除く)で、利用時間は10:00〜17:00です。
梅屋敷の隣には食事やお茶ができる「ゆずりは」があります。
「カフェ&ギャラリー ゆずりは」の営業時間は11:00〜16:00。定休日は月曜・火曜(繁忙期は火曜営業有)です。
詳細は、ホームページにてご確認ください。
https://ichijunisai-ueno.net/yuzuriha/
ゆずりはを過ぎるとすぐに2016年3月に造られた夫婦橋休憩所と夫婦橋トイレが目に入ります。
大阪大学の建築・都市人間工学研究室の学生たちが設計を担当。新しいのできれいですよ。古びたトイレが苦手な方はこちらですませておくといいですね。
休憩所のほかにも川岸にベンチが置いてあります。
さらに歩いているとお土産物屋がありました。もみじ天ぷら専門店 紅葉です。
2018年10月26日からランチ営業も開始。お店の前は小さな滝になっていて、目にも癒される場所です。
「もみじ天ぷら専門店 紅葉」の営業時間 9:00〜17:00。定休日は無休です。詳細はホームページにてご確認ください。
https://confectionery-361.business.site/
箕面公園昆虫館は1953年(昭和28年)にできた昆虫を紹介するための施設です。常設展示、企画展示、生体展示などがあります。
「箕面公園昆虫館」の開館時間は、10:00〜17:00(入館は16:30まで)。
定休日は毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始で入場料は高校生以上270円、中学生以下は無料です。
詳細はホームページにてご確認ください。
https://www.mino-konchu.jp/
箕面公園昆虫館と瀧安寺の間にあった公衆トイレ。
宝くじの起源である「箕面富」発祥のお寺として知られている瀧安寺(りゅうあんじ)。
658年に箕面滝の下に堂を建てて本尊の弁財天像を安置したのが始まりといわれている歴史あるお寺です。
写真は瀧安寺の山門。文化六年(1809年)に京都御所より移築したものです。
箕面川にかかる朱色の太鼓橋、瑞雲橋は見どころのひとつ。木々の緑の中で朱色の橋がとても映えています。
滝道を少し外れるような立地にある山本珈琲館。こうして滝道を歩いてみると、ところどころに食事処やカフェがあるのですね。疲れたら無理をせず一休み。
「山本珈琲館」の営業時間は10:00〜16:00。定休日は月曜日です。詳細はホームページにてご確認ください。
https://yamamotocoffeekan.jp/html/page2.html
山本珈琲館を過ぎるとまたまた屋台が並んでいました。秋なので焼き栗がありますよ。小腹が空いてちょっとつまみたいときは屋台が強い味方です。
野口英世象がある場所は案内が出ています。脇道を上がっていくとありますよ。
滝道から見上げると、木立の中に野口英世像を見つけることができました。
しばらく歩くとカーブをまがったところに公衆トイレとお食事処つる家がありました。公衆トイレの周辺にはベンチがあり、休むことができます。
道程の半分を過ぎ、ちょっと休憩したくなるポイントですね。
印象的な大きな岩が滝道にせりだしていました。唐人戻岩(とうじんもどりいわ)です。
岩の大きさは高さ約7.5m、幅約7.3mのものと、高さ約7.3m、幅約2.1mのものとの2つから成っています。
昔、唐の貴人が箕面の滝の評判を聞いてここまで来たものの、あまりの山道の険しさに恐れをなしてひきかえしたという伝説がある場所。
ここまで来ると滝はもうすぐです。
唐人戻岩を過ぎると川を挟んだ反対側に公衆トイレがあります。
そしてまたまたお店が。河鹿荘別館ほととぎすです。
箕面の滝への道中で食べることができるランチはお値段が高めのところが多いのですが、ここはうどんやそばといった手軽な軽食があります。
玉こんにゃくのおでんがおいしそう。
ほととぎすを過ぎたところにも公衆トイレがあり、さらに歩くと滝前公衆トイレも設置されています。
滝に近づいてきたからでしょうか、トイレの数が多いですね。
箕面大滝が見えてきました。滝の近くにも売店が一軒。みのお滝茶屋 楓来坊です。
軽くつまめる屋台メニューから、カレー、天丼、そばといったお手軽な食事に幕の内弁当まであります。
無料の足湯もあるので、疲れた足を休めるのにもいいですね。
「みのお滝茶屋 楓来坊」の営業時間は11:00頃〜17:00頃。定休日は不定休(悪天候時)ですので、ホームページにてご確認ください。
https://furaibominoh.wixsite.com/japanese
箕面駅から歩いて約40〜50分で箕面の滝と呼ばれる「箕面大滝」に到着です。
箕面大滝です。滝前休憩所にはベンチがあり、滝を見ながら歩き疲れた足を休めることができますよ。
滝のマイナスイオンパワーを浴びながら、ゆっくりできます。
また、滝を背景にみんな思い思いに写真を撮っていました。
「みのお滝茶屋 楓来坊」のとなりには展望台があります。
展望台からは木々が邪魔になり、滝が少し見えづらいのが残念でした。
箕面といえば以前は猿が多くいて観光客にも被害が出ていましたが、今はほとんど見なくなりました。
とはいっても相手は野生の猿。見かけたら近づかないように気をつけましょう。
箕面の滝の名物、もみじの天ぷら。天ぷらと名前がついていますがお菓子感覚で頂くことができます。
箕面の滝はもみじの天ぷらが有名です。
もみじの天ぷらは一行寺楓という特殊な種類のもみじの葉を1年間塩漬けにしたものを天ぷらにしています。
滝の近くの売店から箕面駅近くの売店まで、もみじの天ぷらを扱うお店はたくさんありますよ。
お店によってはお土産用の袋入りと食べ歩き用の紙カップ入りから選べるようです。
今回はお土産用の袋入りのものを購入してみました。
食べてみるとさくっと揚がった天ぷらはほんのりと甘く、天ぷらというよりもかりんとうに近い感じですね。
箕面の滝への最寄駅は阪急箕面線の箕面駅。箕面駅へは阪急電車のほか、阪急バスの発着もあります。自家用車は駅周辺にある駐車場を利用してください。
箕面の滝への最寄駅は阪急箕面線の終点「箕面駅」になります。
バスを利用する場合は阪急バスで北大阪急行線「千里中央駅」から「箕面」(箕面駅前)で下車。箕面駅から滝までは徒歩で約40〜50分です。
自家用車の場合は専用の駐車場がないので、箕面駅周辺にある駐車場を利用します。
また、「滝うえ」にある大日駐車場から滝までは徒歩10分ほど。たくさん歩きたくない場合はこちらを利用するのが便利です。
なお、大日駐車場は有料期間と無料期間があるので注意してください。詳細は箕面大日駐車場のホームページでご確認ください。
https://minoo-momiji-parkings.jp/dainichi
アクセスがしやすく、気軽に自然の中でウォーキングを楽しめる場所です。
今回初めて箕面の滝に行ったのですが、自然の中を自分のペースでウォーキングできるところがすごくよかったですね。
リフレッシュできました。道も整備されていて歩きやすく、公衆トイレも整備。お店もあるので小腹が空いてもなにか食べることができる点も安心です。
紅葉が有名ですが、新緑の季節も気持ちが良さそうだなと思いました。気軽に日帰りで自然を満喫できる場所としておすすめします。
住所 | 大阪府箕面市 箕面公園内(地図) |
連絡先 | 072-721-3014(箕面公園管理事務所 9:00-17:30) |
最寄駅 | 阪急箕面線 箕面駅 |
アクセス | 箕面駅から徒歩で40〜50分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休園日 | 無 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無(近隣に有料駐車場有) |
公式サイト | https://www.mino-park |
さえ
胃弱だけど食べることが好きな主婦ライター。旅行の楽しみの半分は食にあり。海外一人旅もこなす旅行好きです。楽しい旅行のお手伝いができればと思います。香川県在住。
編集&校正 ビー・エイブル