烏原貯水池の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
烏原貯水池(からすがはらちょすいち)は神戸市兵庫区烏原町にある人工湖。水と森の回遊路という道が用意されていて湖畔の情景を楽しみながら歩けます。
烏原貯水池は神戸市兵庫区烏原町にあるダムによって作られた人工湖。静かな湖畔の情景を楽しむことができます。
水と森の回遊路という烏原貯水池を一周する道が整備されていて、ウォーキングをしながら自然を満喫することができるおすすめのヒーリングスポット。
休憩所がいくつも用意されていて休憩を取りながら散策することができます。どの休憩所にもベンチがあるのでいい景観の中でお弁当を食べることも。
今回は烏原貯水池へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
烏原貯水池の最寄りのバス停は「石井橋バス停」。そこから歩いて30分はかかります。車なら3号神戸線柳原出口から約25分ほどです。
烏原貯水池に行くにはJR「神戸駅」または、阪神阪急「高速神戸駅」から神戸市バス7系統または9系統に乗って「石井橋バス停」まで進みます。バス停からは歩いて30分ほどかかります。
車で行く場合は、阪神高速3号神戸線の柳原出口から山側に北上し約25分ほど。
烏原貯水池には駐車場はありませんが、石井橋の近くにタイムズ兵庫山王町がありますのでそれを利用することになります。
料金は全日8:00〜20:00は60分/200円、20:00〜8:00は60分/100円となっていて最大料金は駐車後24時間で500円。(2018年現在)
タイムズから烏原貯水池までは、公共交通機関で行く時と同様に石井川沿いに登って向かうことになります。
烏原貯水池の見どころは水と森の回遊路から見る景色。自然豊かな湖畔の散策が楽しめます。
烏原貯水池はダムによって作られた非常に大きな人工湖ですが、周りの自然と相まって静かな湖畔の様相を呈しています。
烏原貯水池の周囲2.7kmを水と森の回遊路と名付けられた道が取り囲んでいるのですが、水と森の回遊路から見る湖畔の風景が一番の見どころ。
水と森の回遊路のスタート地点には湖面に張り出した見晴らし台が用意されています。ここから観る烏原貯水池の眺めは格別。まさに山間に佇む湖といった様相です。
まずはここで烏原貯水池の全容を眺めてから行きましょう。
見えるのは烏原貯水池だけではありません。見晴らし台からみて右側には城壁のような立ケ畑堰堤が。このダムが烏原貯水池を誕生させたのですね。
見晴らし台からは湖面を間近に見ることができます。足元の方に目をやると亀が群がって一生懸命泳ぐ姿も。池を眺めていれば街中では見ることのない貴重な生き物が観察できるかもしれません。
水と森の回遊路を時計回りに進んでいくことにしましょう。水と森の回遊路は自然道ですが、平坦な歩きやすい道が続きます。
季節ごとに変わる山の色合いと湖面を眺めながらのウォーキングは高原のリゾート地に来たような気分。
烏原貯水池を右手に見ながら水と森の回遊路を進んでいきましょう。途中のうぐいす橋やひよどり橋を渡るあたりで烏原貯水池を見ると、立ケ畑堰堤がはるか遠くに小さく見えるようになっています。
こちらは烏原貯水池の西端の花の休憩所。ここを過ぎると、いったん自然道から離れて車道を歩くことになります。
車道から見える烏原貯水池は段々と細くなっていき、最後には烏原貯水池に流れ込む川へと変わります。
烏原貯水池の源流となる川を跨ぐ感じで架かっているのが三日月橋ます。ここを渡って左手に行けば烏原川親水広場、右手に行けば水と森の回遊路の続きです。
こちらが三日月橋を渡って右手へと進んだところの水と森の回遊路の自然道。今度は烏原貯水池の反対側を進むことになります。途中には水辺の休憩所が設けられています。
回遊路を進んで最後にあるのは立ケ畑堰堤。今では立ケ畑堰堤は国の登録有形文化財に登録されています。
立ケ畑堰堤の上は歩いて渡れるようになっていて、取水塔などのモダンな建築を間近に見れる絶景ポイント。堰堤を渡った先は水と森の回遊路を歩き始めたスタート地点です。
烏原貯水池には4つの休憩所が用意されています。どの休憩所もお弁当を食べるのにピッタリな場所になっています。
1つ目の休憩所は亀の甲広場となります。水と森の回遊路のスタート地点に上へと続く階段があります。この階段を上った先の高台に休憩所が設けられています。
高台になっているのでさらに見晴らしもよくなっていますよ。
亀の甲広場には屋根のある休憩所がありますので、いい景色を眺めながらここでお弁当を食べるのもおすすめ。すぐそばにはシンボル的存在の石で模られた亀があります。
2つ目のお弁当スポットは花の休憩所。ここにはベンチやテーブルもあり、自然の木陰にもなっていてお弁当を広げるのにもうってつけです。
3つ目のお弁当スポットは烏原川親水広場。屋根付きの休憩所でお弁当をいただくのにも最適です。
烏原川親水広場では烏原貯水池の源流を見ることができます。
4つ目のお弁当スポットは水辺の休憩所になります。ログハウス風の建物が目印。
ここのベンチは湖面に向いていますので、静かな湖面を眺めながらお弁当を食べることができます。
亀の甲広場と花の休憩所にあるトイレ。烏原貯水池は水源ということもあって衛生を守るためにもトイレの設置は充実しています。
亀の甲広場にあるトイレ棟です。
中はステンレス製の和式トイレになっていました。清掃はされていてトイレットペーパーもありました。あと洗面所があるだけといったシンプルな構成でした。
花の休憩所にあるトイレも中身はほぼ同じでした。
亀の甲広場のトイレ棟のすぐそばには水飲み場やテレフォンボックスなどの設備もありましたよ。
湖畔のリゾート地を思わせる烏原貯水池。遠出をするのは難しいファミリーのお出かけ場所にピッタリです。
烏原貯水池に来ると神戸市街の風景も遮られてしまって、まさに湖畔のリゾート地に来たかのような錯覚に陥ります。
遠出をするのは難しいけど自然あふれる場所に行ってリフレッシュしたいというファミリーにとてもおすすめのお出かけスポット。
ただ烏原貯水池にたどり着くまではかなりの登り道なので健脚であることは条件ですね。ベビーカーを押して歩くのは大変なので、抱っこ紐は忘れないようにしましょう。
水と森の回遊路もぬかるんでいる場合もありますので、ウォーキングにふさわしい靴を履いていくことも必須です。
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区烏原町(地図) |
連絡先 | 無 |
最寄駅 | 神戸市バス「石井橋バス停」 |
アクセス | <電車を利用する場合> JR「神戸駅」、阪神阪急「高速神戸駅」から神戸市バス7系統または9系統に乗って「石井橋バス停」で下車、歩いて30分 <車を利用する場合> 阪神高速3号神戸線柳原出口から約25分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル