穂高湖の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
穂高湖は、兵庫県神戸市灘区にある六甲山系の中の湖。湖面に映る山の形が長野の穂高岳に似ているため上高地の大正池を連想させ穂高湖と呼ばれるようになったといわれています。
穂高湖は、兵庫県神戸市灘区にある六甲山系の中にある人工の湖です。木のデッキで湖の辺を歩けるように整備されていています。
ベンチなども用意されていますので湖のほとりで静かなひとときを過ごすこともできますし、穂高湖周遊路が整備されていますので、穂高湖の周囲をハイキング気分で歩くことも可能です。
それでは、穂高湖を訪れた感想や見どころを写真とともに詳しくレビューします。
穂高湖の最寄り駅は六甲摩耶スカイシャトルバスまたは阪急バス「摩耶山市立自然の家前」バス停です。
穂高湖の最寄り駅は六甲摩耶スカイシャトルバスまたは阪急バスの「摩耶山市立自然の家前」バス停です。
「摩耶山市立自然の家前」バス停へはバス、摩耶ケーブル、摩耶ロープウェー、またバスと乗り継いで行くことになります。
「摩耶山市立自然の家前」バス停から穂高湖へは歩いて10分かかります。車に行くときには奥摩耶ドライブウェイを進みます。穂高湖の標識があるので見逃さないようにしてください。
穂高湖に行くには、鉄道各駅から神戸市バス18系統、102系統、みなと観光バスが運行する坂バスで摩耶ケーブル下バス停まで進む必要があります。
鉄道の駅と乗るべきバスの組み合わせは以下の通りです。
鉄道各社の三宮駅からは神戸市バスの三宮駅ターミナル前バス停から18系統に乗車。
JR六甲道駅からは神戸市バスのJR六甲道バス停から102系統水道筋経由摩耶ケーブル下方面行きに乗車。
JR摩耶駅からは坂バスのJR摩耶駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
JR灘駅からは神戸市バスのJR灘駅北口バス停から102系統摩耶ケーブル下方面行きに乗車または坂バスのJR灘駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
阪急王子公園駅からは神戸市バスの阪急王子公園北バス停から102系統摩耶ケーブル下方面行きに乗車または坂バスの阪急王子公園南バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
阪神岩屋駅からは坂バスの阪神岩屋駅前バス停から摩耶ケーブル下行きに乗車。
バスから降りたら摩耶ケーブルに乗り換えて「虹の駅」へと進みます。ケーブルカーは途中で下りのケーブルカーと必ずすれ違うので見逃さないようにしましょう。
摩耶ケーブルの「虹の駅」で降りたら、少し歩いて摩耶ロープウェーの「虹の駅」へと進みます。次は摩耶ロープウェーで空中散歩を楽しみます。
摩耶ロープウェーの終着である「星の駅」に着いたら、そこは掬星台という広場になっています。
摩耶ロープウェー「星の駅」の構内2Fに摩耶ビューテラス702という施設があります。そこでレンタサイクルを借りることができるようになっています。
穂高湖はここからバスに乗るか歩くかして行くことができますが、そこにもう1つレンタサイクルという手段も加わります。
歩くと30分以上かかりますのでレンタサイクルで行くのも手かもしれませんね。
バスに乗る人も歩く人もレンタサイクルで行く人もまずは「星の駅」を出て左へと進みます。掬星台を過ぎると奥摩耶ドライブウェイに出ます。ここに摩耶ロープウェー山上駅バス停があります。
バスで行く人はここから六甲摩耶スカイシャトルバスまたは阪急バスに乗って「摩耶山市立自然の家前」バス停まで進みます。
歩く人やレンタサイクルで行く人はここから奥摩耶ドライブウェイ沿いを東へ進んでいくことになります。
バスを利用した人は「摩耶山市立自然の家前」バス停で下車後、徒歩で奥摩耶ドライブウェイを西へと進みます。
バス停が穂高湖にはないので、バスに乗ったとしても自動車道沿いを10分は歩くことになります。
ただ道路わきにはちゃんと歩道も整備されていますし、山の空気の清々しさの中なので、それほど苦にはならないと思います。
道路からは穂高湖は直接見ることはできませんが、入り口には穂高湖と書かれた石碑が建っているので、すぐにわかるようになっています。ここが穂高湖への入り口となります。
車で行く人は、奥摩耶ドライブウェイを東に進めば穂高湖にたどり着けます。穂高湖と書かれた石碑が車からでも確認できるはずです。
石碑が建っている入り口の左には無料の駐車スペースが用意されています。ここで車を停めればいいでしょう。
穂高湖はその静かな湖畔の情景が見どころ。穂高湖周遊路も整備されているのでちょっとした登山気分も味わえます。
穂高湖の魅力はなんといっても静かな湖畔の情景が楽しめることでしょう。風が吹かない日には湖面が鏡のようになり山の景色を映し出します。そういった景色が見どころとなります。
のんびりとしたい人には湖畔でまったりと過ごすことができますし、アクティブに動きたい人には穂高湖周遊路を歩いてちょっとした山登り気分も味わうことができます。
それでは穂高湖と書かれた石碑のある入り口から入っていきましょう。まずは1本道になっていますのでそこを進みます。
1本道が右へと分岐しています。標識には分岐しているほうを指して穂高湖100mとの記載があります。ここから階段を降りて穂高湖へと向かってみましょう。
階段を降りると笹の葉が茂る小道が続いています。そのまま直進していくとすぐに穂高湖の一端が見えてきます。
視界が開けてきて穂高湖が見えてきました。揺らぎなく静まり返っている湖面にはあたりの山の景色が映り込んでいます。
穂高湖のほとりには木のデッキで歩道が作られています。まるで湖の上を歩くかのようですね。
木のデッキの中でも湖面に突き出されている部分があります。ここから見る穂高湖が一番の絶景ですよ。このビューポイントを見逃さないようにしましょう。
実際にビューポイントに立つとこんな風に見えます。この尖った山が穂高岳のように見えるわけです。上高地の大正池に行ったことがある人なら類似点も感じてもらえるのではないでしょうか。
木のデッキの近くにはベンチが設置されています。穂高湖の景色を楽しみながら小休憩したりお弁当を広げたりすることができますよ。
ハイキングにチャレンジできる年齢の子供たちを連れて穂高湖周遊路を巡ることもできます。穂高湖周遊路を進んでいくとまた違った景色を楽しむことができます。
穂高湖周遊路は整備はされていますが山道となるので油断は禁物です。穂高湖周遊路にチャレンジするときには必ず山道に対応した靴を履いていきましょう。
穂高湖周遊路を歩いていくと穂高湖の一番奥の部分まで行くことができます。ここを過ぎると少し険しい登りが待っています。
登った先は岩場になっていて、さらに上のシェール槍を目指すこともできます。穂高湖周遊路としてはここをピークに下っていくことになります。
今度はしばらく下りが続きます。下りきったところが広場になっていて休憩所が設けられています。ここで一休みするのもいいですね。
広場からすぐのところに橋があります。この橋からは穂高湖の裏側であるダムの全容が見えてきます。
実は穂高湖はダムによる人工湖なのです。木のデッキがある正面からは一切ダムの姿は見ることができません。ここにきてはじめてダムであることがわかります。
あとは穂高湖が見えることもなく緩やかな山道が続きます。それを抜けると石碑のあった穂高湖の入口へとたどり着きます。これで穂高湖を一周してきたことになります。
穂高湖にはトイレ施設はありません。掬星台にはトイレがあるので必ず済ませておきましょう。
静かな湖畔で子供たちと一緒にまったりしたいという方におすすめ。
穂高湖は子供たちと一緒に静かな湖畔を眺めながらまったりしたいという方におすすめです。都会とは全く違う自然のリゾート地の雰囲気を味わうことができます。
お弁当やおやつなどを持っていって景色を見ながら楽しむというのもありですね。また穂高湖周遊路を巡って、ちょっとした登山気分を味わうのもいいでしょう。
健脚な子供たちと行くのであれば摩耶あじさいコースを伝って、掬星台から歩いて穂高湖までハイキングするのもおすすめですよ。
住所 | 兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山(地図) |
連絡先 | なし |
最寄駅 | 六甲摩耶スカイシャトルバスまたは阪急バス「摩耶山市立自然の家前」バス停 |
アクセス | <公共交通機関を利用する場合> 鉄道各社三宮駅、JR六甲駅、JR摩耶駅、JR灘駅、阪急王子公園駅、阪神岩屋駅から神戸市バスまたは坂バスを利用して 「摩耶ケーブル下」へ行き、そこから摩耶ケーブルと摩耶ロープウェー、六甲摩耶スカイシャトルバスまたは阪急バスに乗り継いで「摩耶山市立自然の家前」バス停で下車、そこから徒歩10分 <車を利用する場合> 県道95号線から表六甲ドライブウェイ、西六甲ドライブウェイを経て、奥摩耶ドライブウェイの途中 |
営業時間 | 24時間開放 |
休場日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり 穂高湖入り口に無料駐車場 |
公式サイト | なし |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。
関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル