鮎屋の滝のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
自然豊かな森の中にある非日常な空間に、ひっそりと現れる淡路島にある鮎屋の滝。マイナスイオンがたっぷりのパワースポットとして有名です。
鮎屋の滝(あいやのたき)はあわじ花へんろ第61番札所であり、霊験の場として崇められている淡路島にある滝です。
鮎屋の滝は「あゆやのたき」ではなく「あいやのたき」と読みます。このあたりの地名が「あいや」のため、この名前で呼ばれているそうです。
桂文枝さんが淡路島の観光スポット100選で30番目に選んだということでも有名になりました。
霊験の場にふさわしく、滝のあるあたりは木々が生い茂り、自然豊かで、まるで森の中でスポットライトがあてられた場所のよう。
周辺には、石碑や慰霊碑が残されていて、かつて霊場であった名残も見られます。静かな雰囲気に、ゴーゴーと流れる滝の音だけが感じられ、神聖な気配も残しています。
洲本にある鮎屋ダムから流れる滝で、落差は約14.5m。滝から駐車場まで遊歩道を歩いて約3分はかかるのですが、その轟音は駐車場からも聞くことができます。
また、街に比べて気温も低く、真夏でもひんやりとしていて、マイナスイオンがたっぷり感じられるパワースポットにもなっています。
駐車場から鮎屋の滝までは綺麗な水流なので、季節によっては蛍も見ることができる点もおすすめポイント。
滝の足元にはお不動様が祀られていて、かつてそのお不動様の前で宴会をした武士と従者が大地震と暴風雨に襲われたという民話が伝わっているそうです。
お供えしないことに怒ったところが、ずいぶんと人間らしいお不動様だともいわれています。
今回は鮎屋の滝へ行ってきたので、おすすめや感想を写真を交えて詳しくレビューします。
鮎屋の滝は、水量のある迫力のある滝が見どころ!正統派の滝らしい滝を見ることができるので、滝を見るのが初めてという人にもおすすめです。
鮎屋の滝の見どころは、なんといっても迫力のある水量が高さ約14.5mから流れる落ちる姿です。ダムの下流600mにある滝のため、水量がかなりの量で轟音とともに流れています。
鮎屋の滝は淡路島一大きな滝で、滝好きには好まれる正統派の滝らしい滝。
滝を見るのが初めてという人にも、テレビなどで見たことがあるような納得できる滝なのでおすすめです。
また、遊歩道から滝のあたりでは、ホタルが飛び交う場所でもあり、季節になると、蛍観賞のためのツアーが作られてたくさんの人でにぎわうようです。
一方で、鮎屋の滝はかつて霊場であったことや、古い石碑や慰霊碑などがまだ置かれているということもあって、心霊スポットともいわれています。
ただ、この辺りは、観光化されているようで、街灯などがわりと明るく灯っているため、安全ではあるものの、肝試しには盛り上がらないかも。
春先は桜が咲く隠れスポットともなるので、お花見がてら寄ってみるのも面白いかもしれませんね。
鮎屋の滝は、遊歩道でかなり滝の近くまで行けるよう整備されています。道は狭く、たくさんの人で行き交うのは難しいので気を付けましょう。
遊歩道のあたりは車も入ることができないので、一気に非日常の空間が味わえますよ。
全国的にも貴重な南方系の植物や、古くからの植物が植わっているという木々が生い茂っているため、日中でもかなり暗くひんやり。
「太古の森」と、このあたりでは呼ばれているようです。
より滝の近くに近づきたい場合には、遊歩道の柵が切れているあたりから、岩場を伝っていくこともできます。
ただ、足場が整っているわけではないので、足を滑らせると簡単に滝つぼにはまってしまいそうでもあります。正規のルートというわけではなさそうなので、移動には注意が必要です。
滝つぼのあたりです。滝つぼには上から落ちてきた滝が渦巻いていました。この辺りでは、上から落ちてくる滝のしぶきがしっかりと感じられます。
滝の轟音も、打ち付ける水音もひときわ強くなり、ちょっとしたスリルが味わえるほどです。
滝つぼの近くには、鎖がつけられていて、安全対策がされているところもありました。
鮎屋の滝周辺の植物も見どころです。看板には鮎屋の滝の周辺には珍しい植物が多く生息しているということでした。
写真が貼られていて見比べることができるので、実際に照らし合わせて探してみるのも面白いかもしれませんね。
鮎屋の滝にはトイレが見当たらず、とくにベビー関連の設備などもありませんでした。
鮎屋の滝は自然の森の中にある滝ということもあり、トイレは見当たらず、ベビーシートやおむつ替えシートのようなベビー関連の設備も見つかりませんでした。
また、事務所のようなところもなく、ベビーカーレンタルや授乳室、コインロッカーなどもありません。
鮎屋の滝に行くまでの間にある神社に、もしかするとトイレがあるのかもしれませんが、見つけることはできませんでした。
トイレは鮎屋の滝に行くまでに、車だったらパーキングエリアで、バスだったら最寄り駅で済ませてきたほうが無難です。
鮎屋の滝は、滝好きはもちろんのこと、滝初心者にもおすすめ!淡路島観光と一緒にパワースポットとして訪れるのにおすすめの場所です。
鮎屋の滝は滝らしい滝なので、滝好きや滝初心者におすすめです。落差もあり、スピード感もあるので、運が良ければ虹がかかるのを見ることができるかもしれません。
インスタ映えする写真スポットとしても、季節を問わず、いつでも綺麗な滝がうつせる点でもいい場所だと思います!
ただ、小さな子供連れで遊びに行くにあたっては、トイレやベビー関連の設備もなく、道もそれほどよくないので、少し大きくなってから訪れるのがいいかもしれません。
鮎屋の滝へは、まず淡路島へ!JR大阪駅、新神戸駅、高速舞子バスターミナルから、明石海峡大橋を経由する高速バスが運行中です。中でも高速舞子バスターミナルは発着本数も多いのでおすすめです。
淡路島に行くには、JR大阪駅、JR新神戸駅、高速舞子バスターミナルなどから、明石海峡大橋を経由する高速バスが運行しています。
大阪方面から行く場合には、阪急3番街バスターミナルか、JR大阪駅からバスが出ているので、それに乗って津名港を経て洲本高速バスセンターに行きます。
神戸方面から行く場合は、神姫バス三ノ宮バスターミナルから高速舞子、津名港を経由して洲本高速バスセンターに行く方法。
JR新神戸駅、JR三ノ宮駅から高速舞子、津名港を経由して洲本高速バスセンターへ行く方法があります。
舞子方面からは、高速舞子から陸の港西淡を経由して福良に行く方法と高速舞子から淡路夢舞台、東浦バスターミナル、津名港を経由してワールドパークおのころに行く方法です。
旅客船(高速艇)で行く場合は、大阪・神戸・方面からは高速艇淡路ジェノバラインが出ているので、これを利用するのもいいでしょう。
鮎屋の滝には最寄り駅もなく、自動車でなくてはいけないところにあります。淡路島内は比較的狭いため、淡路島内に到着後はタクシーを利用するのが便利だと思います。
自動車で行く場合は、神戸淡路鳴門自動車道を利用するといいでしょう。神戸淡路鳴門道洲本ICから国道28号、県道を経由して約20分で到着。途中から看板も出ています。
鮎屋の滝には駐車場があります。駐車場はやや狭い道を走って行くことになりますが、鮎屋の滝のすぐ近く、徒歩3分ほどのところです。
駐車場は無料ですが、ただの民家の駐車場のようにも見えるほど。パッと見た感じ駐車場とは気づかないかもしれませんので、しっかり確認してくださいね。
駐車場から鮎屋の滝までは遊歩道で続いているので間違えることはないと思います。滝の音も聞こえてくるので音も頼りに歩いていくといいですね。
とはいえ、周りは田舎の雰囲気で人通りがほとんどありません。まるで民家の間を縫って歩いていくような感じになりますが、標識が出ているのでそれを見ながら歩いてください。
住所 | 〒656-0111 洲本市鮎屋334-2(地図) |
連絡先 | 0799-22-3321(洲本市商工観光課) |
最寄駅 | 最寄り駅は無 |
アクセス | 神戸淡路鳴門道洲本ICから国道28号、県道を経由して車で約20分 |
営業時間 | 無 |
休園日 | 無 |
料金 | 無 |
駐車場 | 専用無料駐車場有り |
公式サイト | http://www.awaji-web.com/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル