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旧玉置家住宅

旧玉置家住宅の口コミレビューと感想!

旧玉置家住宅の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

旧玉置家住宅

旧玉置家住宅は兵庫県三木市にある歴史的建造物、国の登録有形文化財に指定されています。

旧玉置家住宅

玉置家住宅が建てられたのは江戸時代、1826年のこと。上州館林藩の財政立て直しのために、切手開所(今の銀行)として建てられたのがはじまりです。

上州館林藩の本拠地は群馬県にありました。実は三木は上州館林藩の「飛び地」だったのです。旧玉置家住宅は「飛び地」三木の歴史を伝える貴重な建築物といえましょう。

旧玉置家住宅へは神戸電鉄、自動車どちらでもアクセス可能です。周辺には旧小河家住宅や金物資料館があります。合わせて訪れるといいでしょう。

今回は旧玉置家住宅へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。

旧玉置家住宅へのアクセス

旧玉置家住宅は神戸電鉄粟生線「三木上の丸駅」から徒歩7分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。

旧玉置家住宅の最寄駅は神戸電鉄粟生線「三木上の丸駅」です。粟生線を利用する場合は列車本数にご注意を。

旧玉置家住宅へのアクセス

朝・夕は15分に1本程度ですが、日中は1時間に1本しか来ません。あらかじめ時刻表でチェックすることをおすすめします。

旧玉置家住宅はどんなところ?おすすめポイントは?

旧玉置家住宅は1826年に建てられた歴史的建造物。国の登録有形文化財に指定されています。建物内の見学はもちろん、商才のあった玉置家の足跡が学べます。

旧玉置家住宅はどんなところ?おすすめポイントは?

旧玉置家住宅は1826年に上州館林藩の切手開所(今の銀行)として建てられました。上州館林といえば群馬県。

実は三木は上州館林藩の飛び地でした。旧玉置家住宅は三木の歴史が学べるスポットでもあります。

旧玉置家住宅 建物の中

もちろん、建物内の見学は可能。美しく整備・保存されているので、とても気持ちよく見学できます。また、三木に関するいろいろな展示もありました。

旧玉置家住宅 離れ

明治時代につくられた離れでは玉置家の足跡が学べます。玉置家は今でいう銀行業を営んでいました。興味深い展示品ばかり。ぜひ、じっくりと展示品を観察してみましょう。

江戸時代の雰囲気たっぷりの旧玉置家住宅

旧玉置家住宅は江戸時代の雰囲気たっぷりの建物。ぜひ、建物内をじっくりと見学してみましょう。いろいろな発見があること、間違いありません。

江戸時代の雰囲気たっぷりの旧玉置家住宅

まずは外観をチェックしましょう。旧玉置家住宅は高さはないのが特徴。切手開所(銀行)らしく質素ながら質実剛健な印象を受けます。

旧玉置家住宅 店の間

中に入り左手に見えるのが店の間。店の間の奥にあるのは三木市民が撮影した数々の写真です。また、綺麗な畳がたまりません。

店の間には番頭さんが使っていた机がありました。そこには切手開所らしく貨幣の歴史を解説。

江戸時代のお金といえば貨幣ですが、財政難の藩ではその藩だけ使えるお金「藩札」を発行していました。よく見ると「藩札」が貼ってありました。

旧玉置家住宅 大きなそろばん

机には大きなそろばんが。きっと、三木の隣にある小野市の播州そろばんでしょう。ここでは一生懸命、お金の計算をしていたはずです。

たくさんほかにも展示品もありますが、旧玉置家住宅では定期的に古文書を読む会が行われています。古文書に興味がある方は参加されてはいかがでしょうか。

旧玉置家住宅では薬に関する興味深い古文書がありました。これらの文章が読めると楽しいでしょう。

旧玉置家住宅 炊事場の様子

炊事場や当時使われていた道具がそのまま残っています。ちなみに、台所には誰かしら地元の方がいます。

ここで、三木のことを尋ねるときっと話が弾むことでしょう。もちろん、三木についていろいろと教えてくれます。

旧玉置家の歴史がわかる離れ

離れは明治時代につくられました。離れは旧玉置家の足跡が学べる資料館になっています。また、離れの2階からは美濃川が眺められますよ。

旧玉置家の歴史がわかる離れ

明治時代に建てられた離れは旧玉置家の足跡が学べる資料館になっています。

旧玉置家住宅 離れ展示物

離れの中はこのような感じ。様々な展示品が所狭しと並んでいます。中は土足厳禁なので、靴を脱いであがります。

旧玉置家住宅 離れ展示物

もともと玉置家は僧侶でした。明治時代に切手開所の建物を取得し、還俗したのです。玉置家を有名にしたのが写真の人物、玉置福蔵。

玉置福蔵は明治26年に三木銀行を創設。明治39年には三木町長に就任しました。様々な改革を実行し、三木の発展に尽くした偉大な人物です。

旧玉置家住宅 三木の産業染付用の型紙

入って左側には型紙を紹介するコーナーがありました。今でこそ三木は「金物の町」として知られていますが、その前は染付用の型紙の生産が盛んでした。

江戸時代における三木の産業がわかる貴重な資料です。

旧玉置家住宅 絵葉書

子供にはこちらの資料を見せてみましょう。これは旧玉置家が保存していた絵葉書の数々。明治期の三木がリアルにわかります。

他にも当時使われていた真空ラジオやミシンが置かれていました。

旧玉置家住宅 離れ2階からの景色

2階は開けっ放しになっており、窓からは美嚢川が眺められます。美嚢川は水量たっぷりの迫力ある川。見ごたえ十分ですよ。

旧玉置家住宅のトイレは?

旧玉置家住宅のトイレは離れに行くまでにあります。ウオシュレット付きの綺麗なトイレです。

旧玉置家住宅のトイレ

旧玉置家住宅のトイレは離れに行く途中にあります。トイレは男性用、女性用、車椅子用の計3種類です。

これは男性用トイレの個室。とても綺麗でウオシュレットが付いています。そのため、誰でも気持ちよくトイレが利用できます。

なお、周辺にはコンビニがありませんので、旧玉置家住宅のトイレを利用することをおすすめします。

旧玉置家住宅のトイレ・洗面所

洗面所も清潔そのもの。石鹸もあるので安心して利用できることでしょう。

旧玉置家住宅のおすすめ度は?

旧玉置家住宅は歴史好きにはたまらないスポット。三木の歴史がわかり、地元の方との交流も楽しめます。

展示物の性格上、小学校高学年向けのスポットといえるでしょう。

旧玉置家住宅の施設概要

住所 兵庫県三木市本町2-2-17 (地図
連絡先 0794-83-8400(三木市観光協会)
最寄駅 神戸電鉄粟生線「三木上の丸駅」 
アクセス 「三木上の丸駅」から徒歩6分
営業時間 10:00〜16:00
休業日 火曜日
入場料 無料
駐車場 周辺に無料駐車場あり(三木市観光協会東側)
公式サイト http://miki.lg.jp/miki.nsf/

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この記事を書いた人

新田 浩之

1987年生まれ、兵庫県神戸市在住。現在はライターとして活動しています。分かりやすく関西の魅力やお出かけ情報を全国の方々に伝えればと思っています。


編集&校正  ビー・エイブル