奈良町にぎわいの家の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
奈良町にぎわいの家は奈良県奈良市にある観光スポットです。奈良町にぎわいの家は大正時代の町屋の暮らしや文化が学べるところ。昔の奈良町の雰囲気がしっかりと残っています。
奈良町にぎわいの家の建物が建てられたのは大正6年のことです。
町屋の雰囲気を残しながらリニューアルされ、現在ではイベントや伝統行事など、奈良の文化を発信する場所としても機能しています。
かまどを見ると、昔の女性がいかに大変だったか、よくわかるでしょう。
奈良町にぎわいの家では、靴を脱いで家の中をつぶさに観察することができます。ぜひ、時間の許す限り、細かいところまでじっくりと観察してみましょう。
奈良町にぎわいの家は交通アクセスがいいのも特徴です。JR「奈良駅」、「近鉄奈良駅」から徒歩でアクセス可能。
また、奈良交通バスのバス停「田中町」からはわずか徒歩5分です。
奈良町にぎわいの家は奈良の中心地にあるので、周りの観光施設を組み合わせて訪れることをおすすめします。
今回は奈良町にぎわいの家へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
奈良町にぎわいの家の入場料は無料です。
奈良町にぎわいの家の入場料は無料です。事前予約は必要ないので、気軽に入ってみましょう。なお、館内は靴を脱いで見学します。
奈良町にぎわいの家は大正初期の建造物です。館内で注目したいのが食事の用意に使われていたかまど。奈良町にぎわいの家では、つぶさにかまどを見ることができますよ。
奈良町にぎわいの家では実際に使われていたかまどが見られます。かまどは現代でいうところのキッチンです。
かまどはシンプルなように見えますが、実はいろいろなこだわりがあります。
また、現代のキッチンでも口数が多いほうが好まれますが、それはかまどでも同じようです。そして、かまどの素材に対するこだわりもチェックしたいところ。
このように、奈良町にぎわいの家では、さまざまな角度からかまどについて勉強できます。なお、奈良町にぎわいの家では、かまど以外の展示企画も行っています。
これが奈良町にぎわいの家にあったかまどです。かまどの口数から察するに、大人数で暮らしていたことがわかります。
今でこそ、家の真ん中にキッチンを置くところも増えましたが、当時、かまどは家の片隅にありました。女性は暗く寒い土間で一生懸命、仕事したわけですね。
展示されていたかまどを見ると、薪を使って火を起こしているシーンが再現されており、たくさんの薪がかまどの中にありました。
今では考えられない苦労があったことがわかりますね。
かまどの向かいには棚のようなものが置かれていました。これは食器棚でしょうか。確かに、現在のキッチンと比べると異なる部分が多いですが、似ているところもあります。
現在のキッチンと比べながら、いろいろな角度から観察するとおもしろいですよ。
奈良町にぎわいの家ではかまど体験ができます。実際に薪を使ってかまどに火をつけ、ご飯を炊きます。
参加費は500円、開始時刻は10時からです。昼食ではかまどで炊いたご飯と味噌汁が食べられます。参加される方は事前に電話かメールで予約することを忘れずに。
かまどと思いきや、これは郵便ポストです。下に薪がくべられており、今にも炊き出しそうですね。
この郵便ポストでは「あなたのかまどの思い出」を募集しています。かまどの思い出があれば、応募してみましょう。
これは想いが詰まったかまどです。かまどは1950年代まで使われていました。そのため、高齢者はかまどに対する愛着を持っているかもしれませんね。
当然のことながら、都市部よりも農村部のほうがかまどに対する思いい入れは強いと思います。
奈良町にぎわいの家では「かまどパネル展」が開催されていました。パネルを通じて、かまどに対するこだわりが伝わってくるはず。
使う道具は変われど、台所に対するこだわりは今も昔も同じですね。
これは「ひすい庭園卑弥呼の庭」にあるかまどです。卑弥呼の墓といわれている箸墓古墳が一望できる位置にあるため、そのように呼ばれています。
まるで、勾玉のようなユニークなフォルムをしていますね。一見すると外国製のかまどに見えますが、これもれっきとした日本のかまど。
昔はこのようなかまどがたくさんあったわけですね。ところで、かまどがとても高い位置にあることが気になりました。明治、大正時代の女性の苦労がしのばれます。
これは奈良町家、和鹿彩「別邸」のかまどです。このかまどは新しいものですか、「昔から存在するかまどにしたい」というリクエストがあったとか。
そのため、古瓦の使用や生成の色合いなど、さまざまな箇所を工夫しています。このようなこだわりも、何かの参考になるしょう。
これは旧細田家にあった荒神竈付き五つ口かまど黒仕上げです。このかまどは長年に渡って使用され、奈良県の指定文化財になっています。
このかまどは古いだけでなく、修理の跡も見られるのがポイント。もともと、土でつくられていましたが、修理中にモルタルに変わっています。
このように、かまどから時代の移り変わりが感じられるのもおもしろいですね。
奈良町にぎわいの家では大正時代の町屋の様子を公開しているので、当時の町屋の様子を観察することができます。
奈良町にぎわいの家では大正時代の町屋の様子を公開しているので、当時の町屋の生活様式を勉強できます。
部屋数が多く、庭や床の間があり、まさしく日本家屋という雰囲気。そのため、外国人観光客にもおすすめできます。
これは部屋の一室です。現在ではあまり見られなくなった障子ですが、当時はどの家でも見られました。
丸く明かりが入る障子はとても風流ですね。さまざまな工夫を見ることで、日本の持つ美意識を再確認したいところです。
細い廊下で部屋と部屋を繋げています。現在は空間を有効活用するために、廊下がない家が増えています。昔はちょっとした廊下がありました。
そのため、家の中には暗闇ができたものです。このような小さな箇所もチェックしたいですね。
床の間に着きました。古い旅館で見かけるようなタイプで、なんとなく懐かしさを感じてしまいます。 床の間にはこのような戸棚もついています。
室内だけでなく、日本庭園にも注目しましょう。飛び石を見ると、日本らしさを感じさせますね。長い廊下から日本庭園が鑑賞できます。
奈良町にぎわいの家にはトイレがありますが、ベビーベッドやベビーチェア、授乳室のようなベビー関連の設備はありません。また、ベビーカーが使える場所もありません。
奈良町にぎわいの家にはトイレがあります。ただし、注意したいのは展示物のトイレは使えないこと。
使えるトイレは近代的で使いやすいです。個室は洋式トイレになっており、とても清潔。車椅子用トイレではありませんが、手すりがつけられており、安心してトイレが使えます。
また、トイレットペーパーが二つもあるので、切れることはないでしょう。
トイレはそれほど大きくないため、ベビーベッド、ベビーチェア、授乳室のような小さな子供向けの設備はありません。
また、ベビーカーが入るには少し厳しいと思います。
奈良町にぎわいの家は歴史好き方におすすめしたい観光スポット。きっと、歴史好きな子供は大喜びするでしょう。
奈良町にぎわいの家は昔の日本を学ぶのに、とてもいい観光スポットです。そのため、歴史好きな方におすすめしたいですね。
特に歴史が好きな子供は大喜びするでしょう。ぜひ、いろいろなところを見て、昔の日本のセンスを感じ取ってくださいね。
奈良町にぎわいの家は奈良交通バス停「田中町」から徒歩5分と好アクセス。周辺には駐車場があるので、車で行くことも可能です。
奈良町にぎわいの家の最寄り駅はJR「奈良」駅、「近鉄奈良駅」です。
JR「奈良駅」からは徒歩20分、「近鉄奈良駅」からは徒歩約13分かかります。
最も便利な交通手段は奈良交通バス。JR「奈良」駅、「近鉄奈良駅」から市内循環バスに乗り、バス停「田中町」下車。
「田中町」から5分ほど歩くと奈良町にぎわいの家に着きます。また、周辺には有料駐車場があるので、車でアクセスすることもできます。
住所 | 奈良県奈良市 中新屋町5(地図) |
連絡先 | 0742-20-1917 |
最寄駅 | JR「奈良駅」、「近鉄奈良駅」 |
アクセス | 「近鉄奈良駅」から徒歩13分、JR「奈良駅」から徒歩20分、奈良交通(市内循環バス)バス停「田中町」から徒歩5分 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休園日 | 毎週水曜日(祝日の場合は開館・休館日が変更するので事前に問い合わせが必要) |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場があります |
公式サイト | http://naramachi-nigiwainoie |