出石城跡の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
出石城跡は、兵庫県北部で人気の観光地・出石にある城跡。お城好きの方におすすめスポットです。
出石城は慶長9年(1604年)に小出吉英によって築かれましたが、明治元年に建物はすべて取り壊されました。
その後、昭和43年にかつての本丸跡を生かして隅櫓が復元され、登城門や登城橋も再建。
出石城は続日本の名城100選にも選定されているので、お城好きの方にもおすすめです。
また、春は桜の名所としても有名なスポット。営業時間、定休日もなく、無料で見学できるので、気軽に立ち寄れるところです。
今回は、そんな出石城跡へ子どもと一緒に遊びに行ってきたので、そのときの様子を写真を交えながら詳しくレビューします。
出石城は、慶長9年(1604年)に小出吉英によって築かれたお城。当時の城域は東西約400m、南北約350mあったといわれています。
出石城は、慶長9年(1604年)に小出吉英によって築かれたお城。当時の城域は東西約400m、南北約350mあったといわれています。
明治元年に建物はすべて取り壊されたのですが、現在は隅櫓や登城橋、登城門が建築され、出石の人気観光地の一つになりました。
「出石城登城門」と立て札がかかっているこちらの門前は、写真撮影にもおすすめのスポットです。
登城門をくぐると大きな広場があります。
緑の芝が気持ちよく、うちの子どもたちも楽しそうに走り回ったり、寝転がったりして遊んでいました。
隅櫓の土台となっている城壁。
いろいろな大きさの石が敷きつめられています。
城内は階段が多いので、ベビーカーで登るのは大変。
小さなお子さんを連れていく場合は、抱っこひもを持っていくのがおすすめです。
階段を上がっていくと、感応殿があります。これは出石藩主の祖である仙石権兵衛秀久公を祀っている社殿です。
仙石秀久は豊臣秀吉の最古参の家臣で、少年のころから秀吉に仕えていた人物。
家臣のなかで最も早く大名になり、洲本、高松の城主となりましたが、戸次川の戦い(島津軍と豊臣軍の戦)で大敗し、失墜。
高野山追放の処分を受けるも、小田原攻めで奮闘し、小諸城の城主に返り咲き
ました。
この社殿は、そんな仙石氏の旧家臣らによって本丸跡につくられたもの。
以後、町の人々は本丸を「権兵衛さん」とよび、5月の祥月命日には例祭がとり行われています。
社殿とは反対側にある階段には、鳥居がずらりと並んでいます。こちらは稲荷神社へ続く参道。
フォトジェニックな写真を撮りたい人は、ぜひ行ってみてくださいね。
連なる鳥居の先には、有子山の登山口があります。
隣には、手水舎もありました。
手水舎の右手側にあるのは、恵方稲荷大名神が祀られている稲荷神社です。
風情がある神社ですね。
稲荷神社の右手側には広場があり、柵越しに出石の町が見渡せます。
近くにベンチもあったので、こちらで休憩するのもいいでしょう。
稲荷神社の入口は出石城の登城橋の左側にあります。こちらからでも出石城本丸跡地や感応殿へ行けるので、お好きなルートで登ってくださいね。
ちなみに、出石城跡にはトイレはありません。必要であれば、事前に出石観光センターなど、近くのトイレで済ましてから行くようにしましょう。
出石城跡は、兵庫県豊岡市出石町にあります。
出石城跡は、兵庫県豊岡市出石町にあります。電車で行く場合は、JR「豊岡駅」から全但バス出石方面行きに乗車し、「出石営業所」下車後、徒歩5分。
車で行く場合は、「八鹿氷ノ山IC」より約30分です。京阪神から行く場合は、およそ2時間20分、姫路からなら1時間40分、鳥取からだと約2時間が目安です。
専用の駐車場はありませんが、車で行く場合は周辺にある有料の駐車場を利用しましょう。
出石城跡の前にある、一番近い大手前有料駐車場の料金は1日400円。
出石のシンボルである時計台・辰鼓楼やいずし観光センターからも近いので、出石観光をするならこちらの駐車場がおすすめですよ。
出石城跡は景色を楽しみたいという方におすすめのスポット。
出石城跡には登城橋や登城門や櫓しかありませんが、続日本の100名城にも選定されたお城の一つ。
階段の多い城内を散策するのは、いい運動にもなりました。
稲荷神社がある山上からは出石の町を一望することができるので、景色を楽しみたいという方にもおすすめのスポットです。
見学は無料なので、出石へ遊びに行く機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 | 兵庫県豊岡市出石町内町(地図) |
連絡先 | 0796-52-4806(但馬國出石観光協会) |
最寄駅 | JR「豊岡駅」 |
アクセス | 【電車】JR「豊岡駅」から全但バスの出石行きバスに乗車。「出石営業所」で下車後、徒歩5分【車】「八鹿氷ノ山IC」より約30分 |
営業時間 | 24時間 |
休園日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | https://city.toyooka.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル