おかげ横丁の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
おかげ横丁は三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮(内宮)の門前町です。江戸時代末期から明治時代初期の鳥居前の町並みを再現していて、当時のお伊勢参りの様子が見られます。
おかげ横丁は三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮(内宮)の門前町です。
お伊勢参りはまたの名を「おかげ参り」といい、この「おかげ」という感謝の気持ちから「おかげ横丁」と名付けられるようになりました。
こちらの通りは江戸時代末期から明治時代初期の鳥居前の町並みを再現していて、当時のお伊勢参りの様子が見られる、いつも賑やかな観光スポット。
入場料を徴収せず、無料で多くの人に開放したということもあって、毎年多くの人だかりでごった返すほどの伊勢志摩方面の一大観光地です。
現在、おかげ横丁の通りでは、伊勢志摩の特産物や土産物を扱うお店が中心に45店舗が営業されていて、江戸時代と同じような賑わいとなっているそうですよ。
今回はおかげ横丁へ行ってきたので、おすすめや感想を写真を交えて詳しくレビューします。
おかげ横丁の見どころはやっぱり赤福。伊勢神宮に行くなら伊勢名物の赤福は食べておきたいですね。おかげ横丁では、来たての赤福餅が食べられるお店があちこちにあり、休憩して行くのには最適です。
おかげ横丁の見どころはやっぱり赤福です。伊勢神宮に行くなら伊勢名物の赤福は食べておきたいですね。
おかげ横丁の通りの運営は伊勢名物赤福餅を作っている赤福の子会社です。
それだけにこちらの通りでは、出来たての赤福餅が食べられるお店があちこちにあり、休憩して行くのには最適です。
普通のお餅はお餅の中にあんこが入っているのですが、赤福はあんこの中にお餅が入っています。
お土産にもいいのですが、難点は持ち方が悪いと、あんこが滑って箱の片側に寄ってしまいます。なので、やっぱり作りたてを食べるのがいいかもしれません。
銘々箱という商品は2個だけの箱に入ったものなので、配り用には最適です。あまりの可愛さにきっと喜ばれること間違いなしです。
また、お店で食べる利点として、季節限定で「赤福氷」や「赤福ぜんざい」を楽しむこともできます。
おかげ横丁はたくさんの店舗が集まり、江戸時代末期から明治時代初期の町並みが再現されていて、当時の雰囲気が楽しめます。
おかげ横丁はたくさんの店舗が集まっているので、遊ぶのも楽しいのですが、街並みにもこだわりがあります。
江戸時代末期から明治時代初期の町並みが再現されていて、当時のお伊勢参りの様子が感じられます。
伊勢路には妻入の木造建築物があったのですが、その建造物を細かい点まで見事に再現しています。
トガという材を使った木目の美しさが特徴なので、観察してみてください。
また、伊勢では路地のことを世古と呼ぶのですが、世古も再現されていて、当時の伊勢の様子が体感できるようになっています。
こちらがおかげ横丁の街並みです。白い土壁やトガ木材を使った建物も見つかりました。ちゃんと時間経過を感じさせるように古い雰囲気に作りこんでいるところも見どころです。
まるでテーマパークのようで、おかげ横丁を歩くだけでも十分楽しめます。
おかげ横丁を入ったところには季節に合わせてちょっとした催しが開催されています。
今回はお面作りや七福神巡りのスタンプラリーなどがありました。
また、お祭りのようになっていて、射的などで遊ぶこともできました。子供が喜びそうなイベントなので、子供と一緒に楽しんでみるのもいいですね。
お店の人も気軽に声掛けをしてくれるので、気持ちよく過ごすことができますよ。
こちらはおかげ横丁のお店、横丁そばの小西湖です。そばと書いてあるのですが、ラーメンで、昭和初期の中華そばということではやっているそうです。
小西湖さんのすごいところは松坂牛骨をスープにしているんのです。牛だけでなく、豚、鳥、魚、野菜の入ったスープで、いろんなエキスがたっぷり入っています。
1週間かけて仕込んだ生ハム風の焼き豚もまたこちらの小西湖ならではです。おいしかったら買って帰ることもできますよ。
こちらは味匠館という全国のおいしいものを集めてきたセレクトショップです。いろいろと面白い掘り出し物が見つかりますよ。
素朴な野菜のお菓子やいものようかんなどスーパーなどではなかなか見ない素朴なものが置いてあります。
特に目を惹いたのがポン酢です。「みかポン、塩ぽんず、味噌ぽんず」といろんなタイプのポン酢がありました。
みかんや塩、味噌のポン酢なんてなかなか見ることありませんよね。
もともとは和歌山のみかポン酢、高知の味噌ポン酢、瀬戸内の塩ポン酢のようですが、こちらではそれらの品々が一度に買えてしまうんですね。
横丁焼の店です。横丁焼きとはこの看板にもあるように恵比寿様と大黒様をかたどったたい焼き風のお菓子です。
恵比寿様と大黒様なんてとても縁起がよさそうですが、実は横丁縁起物としても有名です。
中は小豆の粒あんが入ったたい焼きのようなものなのですが、皮がはちみつで甘く香ばしくしているところがポイントです。
1つ160円なので、食べ歩きにぴったりですね。ご当地ソフトクリームとしても人気が高い焼き芋のソフトクリームもあります。
焼き芋ソフトクリームといい、焼き芋の味わいが楽しめます。そして、それよりもワンランク上のさつま芋のソフトクリームもあり、その名はきんこ芋ソフトといいます。
さつま芋を煮詰めていて、蜜がたっぷりで甘くて子供も大好きな味ですよ。
まるで漁師の家のようなお店は漁師料理の店「海老丸」です。伊勢の新鮮な魚介を楽しむことができます。
伊勢といえば、やっぱり伊勢エビですね。店内のいけすにも伊勢エビが元気よく泳ぎまわっていて、いつでも伊勢の旬の魚介をいただくことができます。
とはいえ、伊勢エビは禁漁期間が設けられているため、いつでも食べられるわけではありません。食べられる時にはぜひ食べておきましょう。
こちらの「海老丸」はお料理の味はもちろんのこと、雰囲気にもこだわっていて、漁師の家をイメージした囲炉裏、車箪笥、船徳利などが置かれ、ちょっとした非日常を味わえます。
名物は魚介類を味噌仕立てにした漁師汁です。また、郷土料理としても有名なてこね寿司もおすすめです。
お茶のお店の、ばん茶茶屋です。ばん茶茶屋は、日本古来のやり方で茶葉を育てているという点で、安全安心なお茶でもあり、農薬や化学肥料を一切使っていません。
また、品種改良もされておらず、生育する土地に合わせて環境適応したお茶ともいえ、伊勢のこのあたりでしか味わえないお茶がいただけます。
ばん茶茶屋のお茶に合わせておすすめなのが、横丁さわ餅です。さわ餅は伊勢の郷土菓子のひとつ。
もともとは伊勢神宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)で、五穀豊穣を願ったお祀りの竹取の神事の際の竹ざおにちなんでできたとされるお菓子です。
江戸時代から伝わるお菓子だそうで、伊勢では知っている人も多いそうです。ぜひ一度は食べてみたいですね。
洋食屋の「はいからさん」です。洋風建築ならではの出窓や飾り天井などを楽しむことができます。
店内には「ガラスミュージアム」もあるので、ぶらっと入ってみるのも面白いかもしれません。
レストランとしては、古き良き時代の懐かしの洋食が食べられます。
懐かしの洋食といえば、ビーフシチュー、カニクリームコロッケ、ハンバーグ、エビフライとおなじみのものが並びますが、おすすめはナポリンタンです。
こちらのナポリタンは生パスタで作っているんです。また、ハヤシライスも人気です。牛筋から煮込んだデミグラスソースがおいしいハヤシライスに仕上がっていますよ。
変わったところでは、あまのりペペロンチーノがあります。ランチに食べてみるのもおすすめです。
おかげ横丁にはトイレはあります。身体障がい者用のトイレもあるので安心です。総合案内所ではベビー関連の設備も整っています。
おかげ横丁にはトイレがあるようです。ですが、あまりに周りの建物にマッチしすぎて見つけることができませんでした。
おかげ横丁はもちろんのこと、伊勢神宮やバスの駐車場あたりにもトイレはあるので、あまり意識しなくてもトイレに入ることはできそうです。
また、おかげ横丁の総合案内所では無料でベビーカーをレンタルすることもできます。また、授乳室やおむつ替えシートもあるので、ぜひ行ってみてください。
コインロッカーや手荷物預かり所なども完備されているので、大きな荷物を預けて遊びに行くことも可能です。うまく利用すると便利ですね。
車いすの貸し出しもありました。
おかげ横丁は比較的広いところなので、わからないことはすべて伊勢神宮鳥居前の案内所で聞くことができます。
おかげ横丁は子供と一緒に遊ぶ場としてはとても楽しめるスポットです。古い街並みを楽しめるだけでなく、食べ歩きもできるので小さな子供でも楽しい雰囲気を味わえます。
おかげ横丁は子供と一緒に遊ぶ場としてはとても楽しめるスポットです。
食べ歩きのお店もたくさん出ているので、気に入ったものを食べ歩きながらうろうろと古い街並みを見て歩くのも面白いですね。
写真スポットもあちこちにあるので、いい思い出にもなりそうです。
小さな子供が騒いでも、通り自体が賑やかなので気にならないところもいいところで、楽しい雰囲気が楽しめそうです。
住所 | 〒516-8558 三重県伊勢市宇治中之切町52番地(地図) |
連絡先 | 0596-23-8838 おかげ横丁 総合案内所 (おみやげや) |
最寄駅 | 三重交通内宮行きバス「神宮会館前」バス停 |
アクセス | 近鉄「宇治山田駅」もしくは、JR「伊勢市駅」から三重交通内宮行きバス「神宮会館前」下車徒歩1分。 |
営業時間 | 3月〜7月・10月は、9時30分〜17時30分(4~7月の土・日・祝は〜18時) 8・9月は、9時30分〜18時 11月〜2月は、9時30分〜17時(2月の土・日・祝は〜17時30分) |
休園日 | 無 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 専用駐車場は無。近隣にコインパーキングあり。 |
公式サイト | https://okageyokocho |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル