錦市場へ遊びに行こう!京都ならではのフードを食べ歩きするなら錦市場へ!京都の特産品や名物料理など120店舗以上の専門店がズラリと並ぶ京都一の商店街です。
錦市場は京文化を感じられるにぎやかな商店街。鮮度と品質の高い食材が揃う錦市場は、京都の老舗の料亭御用達の商店街。ここには京都にしかない珍しい工芸品も店先にたくさん並んでいます。
京都には多くの観光地がありますが、その中でも隠れた人気スポットが錦市場。地元ならではのおいしい食べものを手頃なお値段で食べ歩きできるとあって、休日は多くの観光客でにぎわっています。
錦市場はその人気ぶりから観光客向けの市場と思われがちですが、地元の老舗料亭の食材調達の場にもなるほど、扱う食材や商品の鮮度や品質・品揃えの良さには定評があります。
錦市場は、ちょっとブラブラ遊びに行ったり、ランチを食べに行ったり、食べ歩きをしたりと、いろいろな楽しみ方が出来るので、ぜひ遊びに行ってほしいお出かけスポットの一つです。
それではさっそく錦市場の感想をレビューします!
錦市場は京都人の台所。地元京都の新鮮な魚や卵、京野菜、漬物や乾物がそろうだけでなく、京都のおばんざいも数多く揃う人気の市場。
錦市場は京都の三条近くにある商店街です。錦市場で売られている食材は品質の良さと鮮度が自慢。かつてこの市場はこの辺りの住む人たちの日々の食材を買い揃える場所でもありました。今でも多くの京都の老舗の料亭は、以前と同じようにここに食材を買いに来るそうです。
日本では衰退を続ける商店街が多い中、錦市場は今でも人があふれる賑やかな商店街のまま。錦市場は観光スポットとして発展させたことにより、地元の人だけでなく、修学旅行の学生や外国人などの観光客を呼び込むことに成功しています。
京都ならではの食材を買うことができたり、京都の文化が垣間見られたりするところが人気の理由。お正月には食材の買い出しツアーが組まれるほど、錦市場には多くの食材が揃っています。そこが「京の台所」となっている所以なのでしょう。
錦市場の中にあるお店をいくつか紹介。京菓子やおばんざい・練りものやさん・天ぷら屋さんといった京都風の料理が数多く入っています。
こちらは「京づつみ」という、一つ一つがきれいな風呂敷で丁寧に包んである京のお菓子。こういう日本的なお土産が京都らしいですよね。こういった日本らしいお土産は外国の方に人気があるそう。もちろん日本の方でもお土産に買って帰れば十分に喜んでもらえる気がします。
このお店に限らず、錦市場には京都限定のお土産を売っているお店があるので、京都らしいお土産を探す時は錦市場がおすすめ。
楽しい美味しい京都食べ歩きの旅。錦市場で豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツなどの珍しいスイーツを召し上がれ。
こちらは少し珍しい豆乳のお店。ここでは豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツが食べられます。豆乳ドーナツは食感も軽く、一口サイズのものをグラムで販売しているので、食べ歩きにぴったり。
食べ歩き用の生湯葉のお刺身が売っていますが、お値段は300円。このように、手頃な値段で京都の味がちょこちょこつまみ食い出来るのも、錦市場の食べ歩きの楽しみの一つですね。
京都と言えば外せないのが「おばんざい」。ところで、この「おばんざい」って一体どういうものかはご存知でしょうか?
こちらのお店には京都のおばんざいがズラリと並んでいます。おばんざいとはお惣菜のこと。お番菜やお晩菜、お万菜など、いろんな漢字が当てられていますが、全て「おばんさい」と読みます。
実は、このようなおばんざい専門のお店は京都ではよく見かけるのですが、この錦市場にあるお店は食べ歩き用のおばんざいを売っています。
京のおばんざいは種類も豊富で彩りが良く見た目もおいしそう。このあたりに宿泊するのなら、錦市場で京都ならではのおばんざい(お惣菜)を買って、宿泊先で食べ比べるのも楽しそうです。
京都のおばんざいを沢山食べたいと思ったら、バイキングスタイルの「ひなたや」がおすすめです。ここは錦市場でおばんざいのランチが食べられるお店。バイキングスタイルなので、あれもこれも心ゆくまでおばんざいを食べられるのはうれしいですね。
商店街の道々には、天ぷら屋さんもあります。天ぷらの具には串棒が刺してあって、こちらも食べ歩き用になっています。天ぷらの食べ歩きって珍しくて面白いなと思いました。
こちらは練り物のお店で「丸常蒲鉾」さんです。こちらの練り物も歩きながら食べられるように1つから買うことができます。このお店はどれを食べようか迷ってしまほど種類が豊富。
こちらは京都のうどん「元蔵」さん。京風うどんは全体的に薄味。関西味も関東に比べると薄味ですが、京都はまた少し違うんです。あっさりとした味わいでありながらも、しっかりとダシが効いてる、そんな感じが京都の味。とっても上品な味わいです。
京都名物のにしんを始め、京都名物のにしんや生湯葉、生麩、九条ネギなど、京都にちなんだ食材を使ったうどんを食べることができるのは嬉しいですね。
値段も手ごろですし、うどんの他にも色々なサイドメニューがあるのでランチに良さそうなお店です。このようにランチやディナーが手頃な値段で楽しめるお店が多いのも錦市場の良いところ。
こちらはお餅料理が楽しめる「もちつき屋」さん。こちらのお餅は店内の大きな臼でついているので、ときおり餅つきパフォーマンスを見せてくれます。手焼きで焼いたお餅の味は、懐かしく古き良き時代の日本を思い起こさせてくれる気がします。
ここではスイーツだけでなくお餅を使ったランチメニューも楽しめます。特におすすめなのは「白味噌のお雑煮」。白味噌を使ったお雑煮は京都では普通ですが、他の県から来た方には珍しい料理かもしれません。
お餅だけでなく、錦市場の食材が少しずつ味わえるお弁当があるのがいいですね。錦市場の食材がぎゅっと凝縮して食べられるので、ひとつの店で色んなお店の味が楽しめてかなりお得かも。
腰を落ち着かせてゆっくり食事をしたいなら、このお店はおすすめ。
お店の前で売っている食べ歩き用のお餅では、よもぎ焼きやあん餅、みたらし団子が人気。焼き立てのお餅はスーパーで買ったものとは味も香りも違います。お餅もよく伸びる!お餅はやっぱり焼き立てが一番おいしいです。
お餅はお腹がふれちゃうという方は「わらびもち」はいかがでしょう。わらび餅は食べ歩き用に小さなカップで売られています。小さなカップだとお腹いっぱいにならないからありがたいですね。
錦市場に来たら味わってほしいのが「田中鶏卵」の「う巻き」です。俗にいう出し巻きなのですが、やっぱり京都のものは一味違います。さすがに京料理の本場だけあって言葉で表現するのは難しい...
これはもう実際にお店で食べてもらしか伝える方法がありません。それぐらい、ここのう巻きは美味しいのです。
お値段は少しお高いのですが、一味違った美味しいう巻きを食べたい方にうってつけの商品。「活はも巻き」という京都らしいはもを使ったう巻きも人気です。
黒豆がよく使われるのも京都料理の特徴です。京都府内の黒豆の生産地で有名な「丹波」から仕入れた国産黒豆を使った料理が食べられる「黒豆茶庵 北尾」。ここでは黒豆を使ったランチが楽しめます。
こちらは「黒豆そうめん」御膳です。「黒豆納豆天ぷら」や「黒豆ごはん」などがセットになったものもありますね。
こちらはゴマをふんだんに使った料理が楽しめる「ごま福堂」さん。お店の周りはゴマのいい香りがプンプン漂っています。食べ歩き用でもちゃんと揚げたてを用意してくれるのは嬉しいですね。
金ごま醤油餅を買ってみました。ごまがたっぷりくっついて香ばしい一品。奥の席でお茶も頂くことが出来るので、歩き疲れて小休憩するにはもってこいのお店です。
まだまだ紹介したいお店はあるのですが、その全てを紹介することは出来ません。錦市場にはいろんなお店がありますが、その数なんと126店舗。これだけあれば、京都の味や京文化を思いっきり楽しむことが出来るでしょう。
美味しいものを食べ歩きしながら、京都らしいお店をのぞき、京都らしいものをお買い物出来るのが錦市場の醍醐味です。京都のお土産を探したい!京都らしい料理が食べたい!と思ったら錦市場は外せません。
京都に来たら、是非錦市場で京文化に触れてみてくださいね。
住所 | 京都市中京区富小路通四条上る西大文字町(地図) |
連絡先 | 075-211-3882 |
最寄駅 | 市営地下鉄「四条駅」 |
アクセス | 京都駅から市バス5系統に乗り「四条高倉(大丸百貨店前)」を下車して徒歩で約2分。 地下鉄烏丸線「四条」駅下車して徒歩3分。 阪急京都線「烏丸」駅を下車して徒歩で約3分、阪急京都線「河原町」駅を下車して徒歩約4分 京阪本線「四条」駅を下車して徒歩で約10分、京阪本線「三条」駅を下車して徒歩約15分。 |
営業時間 | 店舗によります。 |
休業日 | 店舗によります。 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場あり |
公式サイト | http://kyoto-nishiki.or.jp/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル