奈良三条通りの見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
奈良三条通りは、奈良県奈良市にある街路です。春日大社の鳥居から尼ヶ辻までを結び、奈良市中心市街地を東西に貫きます。そのため、奈良市を代表する商店街として知られています。
奈良三条通りはいつ訪れても賑やかな通り。奈良市民だけでなく観光客もたくさん歩いています。
日曜日、祝日には歩行者天国になり、より賑わいます。奈良三条通りには奈良の特産品がある老舗がたくさんあります。
いろいろな商店があるので、奈良でお土産を購入する場合は奈良三条通りがおすすめです。
老舗ばかりでないのも奈良三条通りの特徴。ドックカフェなど、若者向けの商店も見逃せません。ランチはもちろん、いろいろな楽しみ方ができるのも奈良三条通りの強みですね。
観光客が多く集まるということもあり、奈良三条通りには観光案内所が設置されています。
観光案内所には奈良に関するパンフレットはもちろん、お茶のサービスまであります。
また、外国語で書かれたパンフレットもあるので、外国人観光客にとっても役立つスポットです。
今回は奈良三条通りに行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
奈良三条通りはいろんなお店が立ち並ぶ通り。ぜひ、奈良三条通りでお土産を買ったり、食べ歩きを楽しんだりしましょう。また、通りには観光案内所があります。
奈良三条通りにはさまざまな商店が立ち並んでいます。奈良らしい商品を販売している商店が多いので、お土産探しに最適。
また、通りには観光案内所があるので、情報収集にも使えますよ。
これが奈良三条通りにある観光案内所です。無料のWi-Fiが設置されているので、気軽に情報収集ができます。
また、外国人向けのフリーペーパーがあるのも強みのひとつ。外国人観光客も奈良三条通りにある観光案内所に立ち寄ることをおすすめします。
実はこの観光案内所は情報発信だけでなく、お茶のサービスもやっています。お茶のサービスをうまく利用して、熱中症対策をしましょう。
奈良三条通りは奈良のメインストリートのため、多くの観光客で賑わっています。その中で名物店も存在します。
奈良三条通りは奈良のメインストリートのため、多くの観光客で賑わっています。
老舗もあれば新しくオープンした商店も。どの商店も個性的で、店主の人柄が感じられるところばかりですよ。
これは奈良三条通りの名物店、お好み焼き屋「かめや」です。猿沢池の近くにあり、半世紀も続いている老舗です。
「かめや」の名物といえば「大仏焼き」。「大仏焼き」は大仏の大きさにちなんだ直径40cmもあるビックサイズです。また、中は関西特有のねぎ焼きになっています。
一見すると、とても多いように見えますが、ペロッと食べられてしまうこと間違いなし。ぜひ、奈良三条通りで「大仏焼き」をお楽しみください。
かめやのトレードマークはカメの置物です。このカメはメニューにはなっていないのでご注意を。
「びっくりうどん三好野」といううどん屋を見つけました。このうどん屋も60年近く営業している老舗です。
まずは、イラストに注目してみましょう。「びっくりうどん三好野」のイラストは従業員として働いていた上村恭子さんが描きました。
上村さんはプロのイラストレーターとして活躍しています。中には上村さんのイラストを見るために訪れる方もいるとか。いずれにせよ、一見の価値はありますよ。
「ならまち旬彩ひより」では大和野菜が食べられます。また、ここでは奈良ならではの古代米も購入可能。古代米と一緒に食べると大和野菜の良さが実感できるでしょう。
お餅の「中谷堂」にも注目してみましょう。「中谷堂」の名物といえば、よもぎ餅です。そして、「中谷堂」で忘れてはならないのが高速回転の餅つき機。
ちょっとしたパフォーマンスになっており、観光客の間で話題になっています。高速餅つき機は餅全体をまんべんなくつく技術と適切な水分量が求められます。
一見シンプルな機械のように見えますが、実はとても高度な機械です。「中谷堂」ではお餅がなくなり次第つくというスタイルなので、餅つき時間は特に決まっていません。
それでも、1日に10回から15回は餅をつくそうですよ。
お餅だけでなく、おせんべいもたくさんあります。なお、名物のよもぎ餅はすぐに売り切れるので、購入したい方はお早めに。
さまざまな奈良の特産品を購入したければ春日物産がおすすめ。いろいろな商品があるので、見ているだけでも楽しくなってきます。
手前に吊るされているのは鹿のビニール人形。下にはタイヤが付いており、コロコロと転がります。
これらの人形は昔から奈良で見かけます。このように、春日物産には昭和を感じさせる商品がたくさんあります。
「麻布おかい」では奈良晒(ならさらし)を扱っています。奈良晒は良質の高級麻織物を指します。江戸時代に流行り、奈良町の主要産物になりました。
その後、奈良晒は徳川幕府の御用達品として認められ、一気に流行することに。武家や町民の贅沢品として大切に扱われました。
最盛期には、奈良町にある9割のお店が奈良晒に関わっていたと言われています。
現在では着物文化の衰退、他の繊維に押され、奈良晒を扱う商店は激減しました。ぜひ「麻布おかい」で奈良晒をチェックしましょう。
奈良三条通りには若者もたくさんやって来ます。猿沢池には若者向けのドックカフェがあります。
ドックカフェでは犬の食事も注文できるので、犬と一緒にいられるのがポイント。また、野菜ソムリエが運営しているカフェだけあって、メニューには野菜メインの料理がたくさんあります。
また、店内はとてもおしゃれですよ。
奈良を訪れたからには奈良漬を忘れてはなりません。奈良漬を買うなら「三楽洞」に寄ってみましょう。
ところで、奈良漬は奈良のお酒と深い関係にあります。奈良は日本酒発祥の地として知られており、酒粕に野菜を漬け込みました。
そして、奈良の漢方医であった糸屋宗山が白ウリを酒粕に漬け込みました。これが奈良漬のはじまりと言われています。
奈良漬は順調に成長し、高級贈答品として重宝されることになります。
奈良三条通りの観光案内所にトイレがあります。ただし、観光案内所にはベビーカーレンタルやコインロッカーやベビー関連の設備はありません。
奈良三条通りの観光案内所には無料トイレがあります。ただし、トイレにはベビーシートやおむつ替えシートはありませんでした。
また、ベビーカーレンタルや授乳室もありません。なお、ロッカーは観光案内所にはないため、駅のトイレを利用しましょう。
奈良三条通りはあらゆる年齢層におすすめ。家族で食べ歩きや寄り道など、楽しみ方はいろいろ。どんな年齢の子供にもおすすめです。
奈良三条通りはあらゆる年齢層におすすめできるスポット。通りなので、小さな子供が騒いでも大丈夫です。
ただし、赤ちゃん向けの設備はないため、万全の準備は必要です。家族での食べ歩きや寄り道に最適なスポットですね。
奈良三条通りはJR「奈良駅」「近鉄奈良駅」からそれぞれ徒歩5分と好アクセス。周辺には有料駐車場があるので、車で行くことも可能です。
奈良三条通りはJR奈良駅、近鉄奈良駅が最寄り駅です。
どちらの駅を利用しても徒歩5分ほど。JR「奈良駅」の場合は駅から北方向。
「近鉄奈良駅」からは南方向になります。また、車で行くこともできますが、奈良三条通りには駐車場はありません。
近くにある興福寺の駐車場を利用しましょう。駐車料金は乗用車1回1,000円です。ただし、17時になると駐車場が閉じるのでご注意ください。
住所 | 奈良県奈良市三条町(地図) |
連絡先 | 0742-26-2461(三条通ショッピングモール事務局) |
最寄駅 | JR「奈良駅」、「近鉄奈良駅」 |
アクセス | JR奈良駅からは北の方向、近鉄奈良から南の方に徒歩5分 |
営業時間 | 各店舗による |
休業日 | なし |
駐車場 | 専用駐車場はなし |
公式サイト | http://www.nara-sanjo |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル