神戸ワールド記念ホールのの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
神戸ワールド記念ホールは兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある多目的ホールです。室内競技会場やライブ会場などもあり様々なイベントで使用されています。
1984年に作られ、国際級室内陸上競技会開催可能なアリーナのある施設として、大阪城ホールに次ぐ2番目の施設といわれています。ちなみに日本で2棟目でもあります。
もともと、神戸ワールド記念ホールは神戸ポートアイランドホールが正式名なのですが、イベントなどで正式名が使用されることはほとんどなく、市民からも神戸ワールド記念ホールといわれているので、神戸ワールド記念ホールがいまや世に知れ渡る名前となっています。
神戸ワールド記念ホールのワールドという名前は、株式会社ワールドから20億円の寄付金をもらって作られたということがあったため、この名前が付いたといわれています。
神戸ワールド記念ホールの構造はパンダドーム構法が使われていて、世界初だったということもあって、当時とても注目を浴びました。
パンダドーム構法とは、ドーム型建築物を作るときに使われる構法で、地上で建造したものをパンタグラフのように畳んだ状態でドーム頂上まで持ち上げ設置することを可能にしたことで、工期も短く安全に作業できるようにしました。
このような新しいチャレンジで作られた神戸ワールド記念ホールですが、今もまだ現役で活躍しています。
今回は神戸ワールド記念ホールへ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
神戸ワールド記念ホールの見どころは約8000人収容できる大きなホールです。幅広くいろんな分野で利用されている多目的ホールで、遠方からやってくる人も多くいる多目的ホールとしても有名です。
全国的に見て、それほど大きなホールとはいえませんが、ライブでアーティストと一体感になれるサイズなので、ライブを楽しむにはちょうどいいサイズだと思います。
国際級の室内競技会場では、今までにユニバーシアードやイザワクリスマスオープンテニスなどのテニスの試合、DRAGON GATEなどのプロレスの試合、デウソン神戸などフットサルの試合などにも利用されています。
ライブ会場としては、近藤真彦さんが最初に利用して以来有名になったといわれていますが、アイドルのライブや音楽のコンサートなどにも使われていて、音楽番組『ベストヒット歌謡祭』の公開生放送なども行われてきました。
また、神戸市の成人式に使われたこともあるようです。
国際会議やレセプションパーティー、見本市などにも利用されていて、近年では神戸大学の入学式、卒業式、神戸コレクションなどのファッションショー会場、アイスショーの会場ともなっています。
このように幅広くいろんな分野で利用されている多目的ホールで、遠方からやってくる人も多くいる多目的ホールとしても有名です。
約8000人収容できるホールは、全国的に見てそれほど大きなホールとはいえませんが、ライブでアーティストと一体感になれるサイズなので、ライブを楽しむにはちょうどいいサイズだと思います。
コンサート時の座席はアリーナ席とスタンド席に分かれますが、このぐらいの大きさだとスタンド席でも十分ライブを楽しめそうです。
コンサート時の座席によっては見え方もずいぶんと違ってくるといわれますが、神戸ワールド記念ホールではSS席、S席、A席、B席とあった場合、SS席でも端のほうだとS席のほうがまだ見やすいといわれていて、迫力を重視するならSS席、それほど重視しないならS席、ライブを音楽として楽しめればいいというのならA席、B席あたりになるようです。
ただ、アイスショーなどでは、A席、B席は見えないこともあるようなので要注意ですね。
神戸ワールド記念ホールの同じ敷地内にポートアイランドスポーツセンターがあります。プールやスケートリンクがあり、プールもスケートリンクもともに大会が開催される本格的な設備になっています。
冬場がスケートリンク、夏場がプールという使い方になっていて、季節によって使い分けています。
プールは日本水泳連盟公認のプールで、競泳だけでなく水球などにも利用されています。50mコースが8コースもあり、数々の大会にも利用される本格的なプールです。
大会開催日以外の日を一般の利用に充てています。何より驚きなのが,飛び込み用のプールがあることです。
一般には公開されていないのですが、水深5mもあって、シンクロナイズドスイミングにも利用されているようです。
また、スケートリンクはフィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケーができるだけでなく、国際競技ができるリンクとしても有名です。
ノービスジュニアカップや全兵庫フィギュアスケート選手権など本格的な競技も行われています。冬はスケート教室なども開催されていて、多くの人でにぎわっています。
25mと50mプールの通常料金は大人(高校生以上)650円、小人(中学生以下)300円、 親子(大人と未就学児1人)650円、親子(大人と小中学1人)800円となります。18時以降は割引されます。
また、回数券や定期券もあり、割引価格になっています。そして、65歳以上の人はアクティブシニアパスといった値引きもあります。
スケートリンクの利用料金は大人(高校生以上) 1400円、小人(中学生以下)750円、親子(大人と未就学児1人) 1400円、親子(大人と小中学1人)1800円です。こちらも17時以降、回数券など割引があります。貸し靴は1足400円です。
神戸ワールド記念ホールにはトイレがあります。多目的トイレもあり、だれもが気持ちよく使えるトイレです。ベビーカーでも行き来しやすい作りになっています。
車いす用の設備はかなり力を入れていて、エレベーターも車いすに対応しているパネルで、車いすでもスムーズに観覧席につけるようスロープのある通路になっています。
また、貸出用車いすもあります。そのほかに、ベビー関連の設備も充実していて、ベビーシート、おむつ替えシートもあります。
イベントによって託児施設を設ける場合があるようなので、気になったら主催者に問い合わせてみてもいいかもしれませんね。
意外なことにホールにはコインロッカーがありません。なので、コインロッカーを利用するときは駅のロッカーを利用するといいでしょう。
外には自動販売機も設置されています。スポーツをしてのどが渇いた時も自動販売機があれば安心ですね。熱中症予防にもいいですね。
ただ、この辺りにはそれほど外食できるところもちょっとした買い物ができるところもあまりないので、できれば三宮駅でいろいろと買い込んでから遊びに行くといいかもしれません。
神戸ワールド記念ホールの最寄り駅はポートライナーの市民広場駅です。改札を出て左側(西出口)から出るとホールまで徒歩約3分です。
大阪や神戸から行く場合、まずは三宮駅まで行きましょう。
三宮駅にはポートライナーの駅があります。
そこで乗り換えて、5つ目の駅が市民広場駅になります。そこから改札を出て左側(西出口)から出るとホールまで徒歩約3分です。
自動車を利用する場合は阪神高速3号神戸線の京橋出口で降りるのが便利です。京橋出口より約7分、生田川出口より約9分の距離です。
阪神高速5号湾岸線を利用する場合は、住吉浜出口からハーバーハイウェイ経由して、 ポートアイランド降り口から約3分です。
空港を利用する場合は、関西国際空港、大阪空港ともにリムジンバスが出ているので、そちらを利用するといいでしょう。神戸空港からは徒歩で行ける距離です。
こちらがポートライナーの市民広場駅から降りたところです。
市民広場駅西出口から出て3分ほど歩くと前方に神戸ワールド記念ホールが見えてきます。
神戸ワールド記念ホールに駐車場はありません。近隣のコインパークを利用するといいでしょう。
近隣にはコインパーキングが比較的たくさんあるので、入れられなくて困るということはなさそうです。おおよそ1日最大700円というところがこのあたりの相場のようです。
神戸ワールド記念ホールは子供連れにもお勧めです。特に子供が喜ぶイベントがあるときには子供も楽しく過ごせると思います。
子供のイベントの時は、お客さんもほとんどが子供なので、子供が騒いでもあまり気にすることもないでしょう。
また、スポーツ好きな子供なら、スポーツの観戦も楽しいかもしれませんね。大きなホールでいろんなイベントを見る機会はきっといい思い出になるはずです。
様々な経験をさせたいときにはこういうイベントホールでの催しを利用するのもいいですね。
小さな子供のための設備も充実しているので、子供も長時間楽しく過ごせそうです。
住所 | 〒650-0046 神戸市中央区港島中町6-12-2(地図) |
連絡先 | 078-302-1031 |
最寄駅 | ポートライナー市民広場駅 |
アクセス | ポートライナー市民広場駅徒歩3分 |
営業時間 | イベントによって異なります |
休園日 | イベントによって異なります |
料金 | イベントによって異なります |
駐車場 | 専用駐車場は無し。近隣のコインパーキングを利用。 |
公式サイト | http://www.kobe-spokyo.jp/world-kobe/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル