天満天神繁昌亭の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
天満天神繁昌亭(てんまてんじんはんじょうてい)は上方落語を楽しめる寄席。落語、漫才、マジックなどいろんな演目を上演しています。
天満天神繁昌亭は大阪市北区天神橋にあります。大阪天満宮が提供した場所に設置されたので、大阪天満宮のすぐ横に位置しています。
今では大阪で上方落語を楽しめる唯一の寄席となっています。公演は朝席、昼席、夜席と分かれており、内容は落語、漫才、マジックなどいろんな演目となっています。
今回は天満天神繁昌亭へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
昼席は固定で夜席は演目によって違ってくる天満天神繁昌亭のチケット代。昼席の大人のチケットは前売りを購入することで割り引かれます。
天満天神繁昌亭の公演は朝席、昼席、夜席と分かれています。
朝席は団体貸切公演などに使われる場合があります。
不定期に一般公開される朝席のプログラムもあります。その場合、演目によって料金が違います。
昼席は若手からベテランまでのいろんな人が出演するプログラムとなっています。
チケット代は大人3000円、65歳以上のシニア2500円、障がい者2000円、高校生・大学生2000円、小学生・中学生1500円となっています。
夜席は演目によって料金が違います。夜席のあとに乙夜寄席が開催されることもあります。ちなみに全演目、未就学児童は入場できません。
昼席の大人は前売りチケットを購入することで割引されます。当日チケット代3000円に対して前売りチケットは2500円となり500円割り引かれます。
夜席も前売りチケットを購入することで割引されることがあります。割引条件などは演目によって違います。
雰囲気たっぷりの天満天神繁昌亭の会場が見どころです。天井にびっしりとある提灯が特徴的です。
天満天神繁昌亭の中身がどうなっているかが気になりますよね。
外からはうかがい知れない天満天神繁昌亭の会場が見どころとなります。
落語の歴史を継承する粋な空間となっています。
客席は赤色の品のいい座席となっています。
演目によって全席自由の場合と全席指定の場合、整理番号順での入場の場合といろいろなパターンがあります。
全席自由の場合は急いで好位置を確保しなければなりません。その時はあらかじめどのあたりの席を狙うのか決めておいた方が素早く行動できていいですよ。
迷っているとすぐにいい席はとられていってしまいます。
席に着いたら見てほしいのが天井です。ずらーっと並んだ提灯が圧巻ですよね。この情景が一気に気分を盛り上げてくれます。
この提灯は天満天神繁昌亭の建設などのために寄付などで尽力を尽くしてくれた人の名前が書かれています。
みんなが席に着いたらいよいよ演目のスタートです。これから始まる演目に期待感でみんながワクワクする瞬間です。
幕が開くのを今か今かと待ちわびてしまいます。
残念ながら演目を写真で撮るわけにはいかないので天満天神繁昌亭の中身の紹介はここまでといたします。
輪茶々々庵(わちゃわちゃあん)という天満天神繁昌亭の無料休憩所。開演前の待合室として使うことができます。
天満天神繁昌亭には無料休憩所が設けられています。
輪茶々々庵という名前のスペースで公演がはじまる前にここで休憩しながら待つことができるようになっています。
冷暖房が効いていますので、外の寒暖に左右されずに開場を待つことができますよ。
輪茶々々庵の中では天満天神繁昌亭のこれからの公演の情報をはじめとして、いろんな演芸の情報が集まっています。
天満天神繁昌亭の朝席や乙夜寄席などのレアな情報も手に入りますよ。
パンフレット類も豊富に用意されていますので次に行きたい演目を探すのにも活用できるでしょう。
天満天神繁昌亭は大阪ミュージアムにも参加しているのですね。
大阪ミュージアムとは大阪の町全体をミュージアムに見立てて見どころとなるところを盛り上げていこうという試みです。
たしかにここには昔の大阪の文化が息づいています。
輪茶々々庵にはイスやテーブルが豊富に用意されています。ただ開演時間が迫ってくると結構座れないくらいにお客さんでいっぱいになります。
周囲には提灯も飾られていて雰囲気を盛り上げてくれています。
ここではスナックなどの食べるものや飲料水の自販機がありますので、公演前に腹ごしらえをすることもできます。
特に昼席は公演時間が長いので、小腹が空いている人はここで何か食べておくのもいいかもしれませんよ。
千社札を作ることができるマシンや開運のアクセサリーを購入できるガチャなどもありました。
また今週の出番の皆さんからのメッセージも張り出されていますので見逃さないようにしたいですね。
見逃したくないポイントがいろいろある天満天神繁昌亭。寄席の歴史を知ることができる石碑なども設置されています。
天満天神繁昌亭には見逃したくないポイントがいろいろあります。
どうしても寄席の方に気がとられてしまうので、そういうポイントを見逃しがちになってしまいます。
ちょっと気をつけて見てみるといろんな発見があるかもしれませんよ。
まず注目してほしいのが天神橋筋商店街に飾られている天満天神繁昌亭の場所を示す大きな提灯です。
地元にとっても天満天神繁昌亭が誇らしい存在であることを示しています。
昔の寄席を思い起こさせる天満天神繁昌亭の外観にも目を向けたいですね。ここにもたくさんの提灯が飾られています。
何気にガス灯を模した街灯が立っているあたりもノスタルジーを誘います。
天満天神繁昌亭の前には立派な石碑も建てられています。内容は大阪の寄席の歴史が手に取るようにわかるものになっています。
寄席の成り立ちから衰退、そして復興へとどんな歴史があったのか今一度確認してみましょう。
もう1つ石碑があります。
天満天神繁昌亭のすぐ先には大阪天満宮があるのですが、その昔、大阪天満宮の境内で多くの演芸や飲食の小屋が建っていたと記されています。
今また大阪天満宮の横に天満天神繁昌亭が建ったことは、そういった歴史の継承となるのですね。
天満天神繁昌亭と書かれたのぼりや演者の名前が書かれた招き看板などが華やかさを演出しています。
こういうものがあると風情を感じますよね。
記念撮影にちょうどいい顔出しパネルも用意されています。絵の中にきっちりと天満天神繁昌亭の建物の細かい描写がされていますよ。
景気づけに叩かれる太鼓なども用意されています。
輪茶々々庵と会場内にトイレはあります。開演前後は混みあうので輪茶々々庵で先に済ませておくのがいいですよ。
天満天神繁昌亭のトイレは輪茶々々庵と会場内にあります。会場内ではあまり時間がないので注意です。
開演前はお客さんの入場に手間取るので待たされることもあり、幕が開くまでにそれほど潤沢に時間はない場合が多いです。
また演目の間の休憩時間もお客さんが殺到します。できればトイレは輪茶々々庵で先に済ませておくのがいいでしょう。
輪茶々々庵のトイレは手狭ではありましたが、シャワートイレになっていてトイレットペーパーもちゃんと補充されていました。
洗面所はおしゃれな感じになっていました。液体せっけんも用意されているのがうれしいですね。
姿見もあるのでここで身だしなみを整えるのもいいでしょう。
JR東西線「大阪天満宮駅」または大阪メトロ「南森町駅」から徒歩約3分です。車ならば阪神高速12号守口線南森町出口から約3分で着きます。
天満天神繁昌亭の最寄り駅はJR東西線「大阪天満宮駅」または大阪メトロ「南森町駅」となります。
どちらの駅からも徒歩約3分で着きます。車で行く場合は阪神高速12号守口線の南森町出口で降りるといいでしょう。そこから約3分で着きます。
JR東西線「大阪天満宮駅」、大阪メトロ「南森町駅」のどちらから降りてもすぐのところに天神橋筋商店街が見えます。
日本一長いと言われている天神橋筋商店街を南へと進んでいきます。途中で商店街のアーケードに天満天神繁昌亭の方向をします大きな提灯が見えてきます。
その提灯の指し示す方向へと曲がればすぐに天満天神繁昌亭が見えてきます。
天満天神繁昌亭には駐車場はありません。
その代わり天満天神繁昌亭の目の前にアップルパーキングの大阪天満宮北パーキングがあります。ここを利用するといいでしょう。
料金は全日8:00〜19:00が30分300円、19:00〜8:00が60分200円となっています。
最大料金は8:00〜19:00が1700円、19:00〜8:00が500円です。
伝統芸能に触れる機会をもたらしてくれる場所としておすすめ。テレビやゲームとはまた違ったエンターテインメントを楽しめます。
昼席に参加した感想ですが、子供でも十分に楽しめる内容に思えました。
子供も個人差があるので一概には言えませんが、もしも伝統芸能などに興味を示すことがあるのなら連れていってあげると喜ぶと思いますよ。
NHKの朝ドラの『わろてんか』や『ちりとてちん』などを見て楽しめるような子供ならば十分面白いと思ってもらえるでしょう。
テレビやゲームとはまた違った生身の人間の芸を見る機会を与えてあげるのもいいかもしれませんね。
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋2-1-34(地図) |
連絡先 | 06-6352-4874 |
最寄駅 | JR東西線「大阪天満宮駅」、大阪メトロ「南森町駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩約3分、大阪メトロ「南森町駅」から徒歩約3分 <車を利用する場合> 阪神高速12号守口線南森町出口から約3分 |
営業時間 | 演目によって異なる |
休業日 | 9月の第1土・日曜日 |
料金 | 演目によって異なる |
駐車場 | 無 |
公式サイト | https://www.hanjotei.jp/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル