帆船型観光船サンタマリアの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
帆船型観光船サンタマリア(ほせんがたかんこうせんさんたまりあ)は天保山ハーバービレッジを拠点とする観光船。海側から見る大阪の景色を楽しめます。
帆船型観光船サンタマリアは天保山ハーバービレッジを拠点としている観光船です。大阪港内を周遊する定期クルーズを提供しています。
日中はデイクルーズを行っています。大阪港を約45分でクルーズするコースで、昼間の大阪湾のパノラマを存分に楽しむことができます。
夜はトワイライトクルーズを行っています。
夕暮れから夜にかけての大阪港を約60分でクルーズするコースで、ムーディーな大阪湾の情景を楽しむことができます。
今回は帆船型観光船サンタマリアに乗ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
デイクルーズとトワイライトクルーズの2種類がある帆船型観光船サンタマリアのコース。お得なチケットはいろいろあります。
帆船型観光船サンタマリアのコースには大きく分けてデイクルーズとトワイライトクルーズの2種類があります。この2つは料金も異なります。
料金はデイクルーズは大人1600円、子供(小学生)800円です。またトワイライトクルーズは大人2100円、子供(小学生)1050円となっています。
お得なチケット情報としては、天保山周辺の施設とのセット入場券がありますよ。
海遊館とサンタマリアデイクルーズがセットになったチケットが3200円(通常なら3900円)。
天保山大観覧車とサンタマリアデイクルーズがセットになったチケットが2100円(通常なら2400円)。
天保山大観覧車とサンタマリアトワイライトクルーズがセットになったペアチケットが4400円(通常なら5800円)となっています。
これらのチケットはサンタマリアのチケット窓口等で入手することができます。
また帆船型観光船サンタマリアは大阪周遊パスの無料対象サービスにも含まれているので、それを利用するのもいいでしょう。
大阪周遊パスは大阪メトロの全駅長室や大阪観光案内所で購入できるチケットで1日券が2500円、2日券が3300円となっています。
このパスで対象となる電車、バスが乗り放題となるほか、無料対象施設に入ることができるようになります。
帆船型観光船サンタマリアはデイクルーズかトワイライトクルーズのどちらか1つを選んで乗船することができます。
大阪周遊パスのサービス内容は多岐にわたるので下記のURLを参照してください。
https://www.osp.osaka-info.jp/jp/
手ごろな時間で大阪湾の情景を楽しむことができる帆船型観光船サンタマリア。オープンエアな船上からのダイナミックな大阪湾の眺めが見どころとなります。
大阪にいると地理的には海に近いはずなのになかなか海と触れ合う機会がありません。
大阪でも海を満喫したいというときには帆船型観光船サンタマリアのクルーズを利用するといいですよ。
デイクルーズは約45分、トワイライトクルーズは約60分という手ごろな時間で大阪湾の情景を楽しむことができます。
日ごろは触れることのない大阪湾の魅力を再発見することができますよ。子供たちにとってはこのクルーズは一大アトラクションとなることでしょう。
それではサンタマリアのデイクルーズに参加することにしましょう。
コロンブスがアメリカ大陸を発見するときの航海で使った船がサンタマリア号です。
そのサンタマリア号を模して造られたのが帆船型観光船サンタマリアとなります。
乗船するときは子供たちにもこの船がコロンブスのサンタマリア号を模したものであることを教えてあげるといいでしょう。
乗船したら船内の好きなところに陣取りましょう。
おすすめはオープンエアな船上の空間です。屋根がないために360度に広がるパノラマを楽しむことができます。
子供たちにとっては海賊船に乗った気分となることでしょう。
サンタマリアはスタイルは帆船ですが実際はエンジンで動くので結構なスピードで進んでいきます。
港を出発するとあれよあれよという間に港がどんどん遠ざかっていきます。
子供たちにはワンピースに出てくるゴーイングメリー号に乗ったつもりで航海を楽しんでもらいましょう。
船上からは日頃見ることのない角度から大阪の街を見ることができますよ。さすがにビル群の立ち並ぶ姿は圧巻です。
そして思いのほか広い大阪湾にも驚きです。このダイナミックな大阪湾の眺めがこのクルーズの最大の見どころとなります。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや咲洲などを見ることができる帆船型観光船サンタマリア。陸橋をくぐるときは迫力ある橋の姿を見ることができますよ。
サンタマリアのデイクルーズでは人気のユニバーサル・スタジオ・ジャパンや超高層で有名なコスモタワー、イケア鶴浜などを巡ってくれます。
海から見るとこんな位置関係になるのかと再認識させられると思いますよ。
またいくつかの陸橋の下を潜りますので、陸橋のダイナミックな姿を見ることもできます。
サンタマリアはユニバーサル・スタジオ・ジャパンの沖合を航行します。大阪湾からのユニバーサル・スタジオ・ジャパンの眺めを見ることができますよ。
建物の間からフライングダイナソーのレールの一部も見えていました。
取材したときはたまたまユニバーサルシティポートから海遊館西はとばまで運航している海上シャトル船にも出くわしました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンから天保山に最短時間で移動することができる船です。
大きな建物が立ち並ぶのは咲洲です。
コスモタワーやアジア太平洋トレードセンター、インテックス大阪などがあり大阪の人工島の中でもにぎやかなところです。
特にコスモタワーのひときわそびえたつ姿は圧巻です。
サンタマリアは人工島だけではなく大正区の湾岸沿いも通っていきます。ひときわ目を惹く濃いブルーの建物がありました。
それはイケアの建物でした。イケア鶴浜店で大正駅や難波駅からバスに乗っていける商業施設です。
サンタマリアはいくもの陸橋をくぐっていきます。船が陸橋に近づくとどんどんとその巨大な橋の姿が視界に広がっていきます。
陸橋をくぐるときは迫力ある橋の姿を楽しむことができますよ。橋の構造を下から見上げるとそのダイナミックな姿にきっと驚くはずです。
ダミーの大砲などを装備していて海賊船の雰囲気を味わえる帆船型観光船サンタマリア。コロンブスの部屋というコーナーもあります。
帆船型観光船サンタマリアにはダミーの大砲などが装備されていて海賊船の雰囲気を味わうことができます。これには子供たちも大喜びでしょう。
景色を見るだけではなく船内の装備を見るために、いろんなところを回ってみるといいですよ。どこに大砲があるのか探してみてください。
帆船型観光船サンタマリアにはコロンブスの部屋というスペースも用意されています。
大航海時代に活躍したコロンブスに関する資料がいろいろ展示されていますよ。乗船時間が終わってしまう前にここにも立ち寄らないといけないですね。
チケット売り場の近くにあるトイレ。中はシャワートイレになっていました。
チケット売り場の近くにトイレがあります。まずは乗船する前にトイレを済ませておきましょう。
中は広いスペースが確保されていて清掃も行き届いていましたので誰でも気持ちよく使えるトイレになっていました。
トイレはきれいなシャワートイレとなっていました。トイレットペーパーもちゃんと補充されていましたよ。
大きなベビーベッドが設置されていたのが特徴的でした。これなら赤ちゃんのおしめ替えも容易にできそうですね。
赤ちゃんと一緒にトイレに入れる時に使えるベビーチェアの設備もありました。
天保山にある帆船型観光船サンタマリアの乗り場。大阪メトロの大阪港駅から行くのが便利です。
帆船型観光船サンタマリアへ行くときは大阪メトロ「大阪港駅」を利用しましょう。駅からは歩いて11分くらいで乗り場に着きます。
車で行くなら阪神高速道路4号湾岸線、5号湾岸線、16号大阪港線を利用しましょう。天保山出口で高速を降ります。天保山出口からは5分ほどで到着します。
帆船型観光船サンタマリアの乗り場は海遊館の建物のすぐそばにあります。
海遊館は遠くからでも認識しやすい特異な形をしていますので、迷ったらまずは海遊館を目指して進んでいくと間違いがないでしょう。
残念ながら帆船型観光船サンタマリアの乗り場には駐車場はありません。
駐車場できる場所としては近くにはタイムズ海遊館前第2というのがありますのでそこを使うといいでしょう。
料金は平日の8:00〜24:00が40分200円、24:00〜8:00が60分100円となっています。
土日祝は8:00〜24:00が30分400円、24:00〜8:00が60分100円です。
親子でプチ航海の旅に出かけることができる帆船型観光船サンタマリア。海賊船の姿は子供たちもきっと気に入ることでしょう。
大阪で船に乗って海原へと進んでいく体験をしたいのなら帆船型観光船サンタマリアに乗船することが一番手軽な方法となるでしょう。
海から大阪を見るという貴重な体験ができますよ。
姿も海賊船のようで子供たちもきっと気に入るはずです。親子でプチ航海の旅に出かけることができるおすすめの観光船となります。
事前に予約をしなくてもチケット窓口で気楽にチケットを購入できるのもいいですね。
その日の気分や天候や気温なども考慮して乗るか乗らないかを決めてもいいでしょう。
住所 | 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1-10(地図) |
連絡先 | 0570-04-5551(予約センター 営業時間9:00〜17:00) |
最寄駅 | 大阪メトロ「大阪港駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 大阪メトロ「大阪港駅」から徒歩約11分 <車を利用する場合> 阪神高速道路4号湾岸線・5号湾岸線・16号大阪港線の天保山出口から約5分 |
運行時間および休業日 | 季節によって不定期 詳しくは下記URLで確認 https://suijo-bus.osaka/ |
料金 | デイクルーズ大人1600円、子供(小学生)800円。トワイライトクルーズ大人2100円、子供(小学生)1050円 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | https://suijo-bus.osaka/ (大阪水上バスホームページ内) |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル