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相楽園

相楽園の口コミレビューと感想!

相楽園へ遊びに行こう!園内にある重要文化財や日本庭園など見どころを紹介します。

相楽園

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相楽園は神戸市中央区にある日本庭園。園内には旧小寺家厩舎や船屋形、旧ハッサム住宅などの重要文化財があります。

相楽園の口コミと感想レビュー

相楽園は、神戸市中央区にある池泉回遊式の日本庭園。明治末期に完成し、昭和16年以降神戸市の所有となりました。園内には、旧小寺家厩舎や船屋形、旧ハッサム住宅などの重要文化財があり、5月初旬には約4,000株のツツジが庭園を彩ります。

相楽園では、ここが市街地であることを思わず忘れてしまいそうな景色が見られます。静かなところで、落ち着いたひと時を過ごしたいという方におすすめのスポット。

今回は、相楽園を訪れたときの感想や見どころを写真とともに詳しくレビューします。

相楽園への行き方(アクセス)は?

相楽園は、神戸市営地下鉄「県庁前駅」より北へ徒歩5分、またはJR・阪神「元町駅」より北西へ徒歩10分です。専用の駐車場はないため、車で行く場合は付近の有料駐車場を利用しましょう。

相楽園は、神戸市営地下鉄「県庁前駅」より北へ徒歩5分、またはJR・阪神「元町駅」より北西へ徒歩10分のところにあります。バスで行く場合は神戸市営バス7系統「諏訪山公園下」を下車後、徒歩10分。

茶色の兵庫県庁舎のさらに上へ坂を登ってくと見える、小学校が目印。瓦屋根の塀でぐるりと囲まれた敷地内が、相楽園です。街からは少し離れているので、静かなところにあります。

専用の駐車場はありませんが、付近にある有料駐車場を利用すれば車で行くことも可能。駐車場情報はこちらをご覧ください。

相楽園ってどんな所?見どころは?

相楽園は、神戸市中央区にある日本庭園。明治時代につくられた庭園内には、旧小寺家厩舎や船屋形、旧ハッサム住宅などの重要文化財もあります。

相楽園ってどんなところ?

相楽園は、神戸市中央区にある池泉回遊式の日本庭園。池泉回遊式とは、池とその周囲を囲った道を作庭するもので、日本庭園の様式の一つです。

もともとは、元神戸市長・小寺謙吉氏の先代である小寺泰次郎氏の本邸でしたが、昭和16年以降に神戸市の所有になりました。平成18年には国の登録記念物(名勝地)に登録されています。

入館料は大人(15才以上)300円、小人(小学生・中学生)150円。小学生未満は無料です。

相楽園の見どころは?

おすすめポイント

園内で受付を済ませると、左手にはマツや大クスノキ、右手にはソテツ園が見えます。なだらかな坂の向こう側には、旧ハッサム住宅。

旧小寺家厩舎

相楽園にある重要文化財「旧小寺家厩舎」

旧小寺家厩舎です。明治43年ごろに建てられ、昭和45年には重要文化財に指定。馬車を入れる車庫や厩務員のために宿舎、高い吹き抜け天井の馬房もあります。

私が訪れたときには、絵の展示が行われていました。コンサートなどの音楽イベントも頻繁に行われているので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。

旧ハッサム住宅

相楽園の異人館「旧ハッサム住宅」

旧ハッサム住宅です。明治35年に建てられたインド系イギリス人貿易商J.K.ハッサム氏の自邸。見た目は洋風ですが、屋根の部分は瓦葺になっている和洋折衷の建築物です。

かつては中央区北野町にありましたが、昭和38年に神戸市が寄贈を受けた際にこの地へ移築。写真手前の煙突は、阪神・淡路大震災時に屋根から落ちたものです。

池泉回遊式の日本庭園

池泉回転式の日本庭園

日本庭園入り口です。

船屋形と浣心亭

池泉回遊式の日本庭園です。目の前に広がる庭園の景色と、後ろに見えるビル群とのアンバランスさが、また面白く感じました。

写真右手には船屋形、左奥に見えるが浣心亭(かんしんてい)。船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川の遊覧で使用していた「川御座船」で、その屋形部分だけ陸上げし、展示されています。

現存する川御座船としては国内で唯一のもので、国の重要文化財にも指定されています。

浣心亭はかつて離れとして利用されていたそうですが、戦災で本館・茶室又新亭と共に消失。現在の浣心亭は、戦後に新築されたものです。お茶席などのイベントが行われることもあるようです。

現在の浣心亭は戦後に新築されている

ベビーカーの持ち込みは可能?

飛石や階段もあるので、ベビーカーで行くのは大変です。小さなお子さんがいる場合は、だっこ紐があると便利だと思います。

休憩所とお弁当を食べる場所ってあるの?

ところどころにベンチもあるので、庭園を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめ。

私は土曜日に行きましたが、見学していた人も数組でした。5月初旬に約4,000株のツツジが庭園を彩る「ツツジ遊山」や、10月から11月にかけて開催される神戸菊花展など、イベント時には少し混雑するのかもしれませんね。

その他にも、相楽園では定期的に「相楽市(あいたのしむいち)」という手作り品の販売会が開催されています。相楽市開催日は、入園料も無料になるので、興味がある方は公式サイトをチェックしてみましょう。

相楽園のトイレの清潔度は?

相楽園のトイレは2ヶ所。きちんと清掃されていて、清潔感のあるトイレです。おむつ交換台もあるので、小さなお子さんを連れていく場合も安心して利用できます。

トイレの場所と清潔度は?

相楽園にトイレは2ヶ所。旧小寺家厩舎と、浣心亭の近くにあります。旧小寺家厩舎付近のトイレは、きちんと清掃されているようで、とても綺麗でした。おむつ交換台もあるので、小さなお子さんを連れて遊びに行く人も安心して利用できます。

相楽園のおすすめ度は?

神戸市街の中にある緑の囲まれた大人のヒーリングスポット。都会の喧騒から離れて静かにのんびり過ごしたい方にはおすすめです。


相楽園のおすすめ度は?

相楽園は、元町の中心街から少し離れたところにあります。ひとたび園内に入れば、時間の流れがゆっくりしているような感覚になります。

花や緑、水の流れを見ていると、何だか心も癒されました。順路は少し迷路みたいになっていて、小さなお子さんでも楽しめそうです。

遊園地や公園、ショッピングセンターもいいですが、あまり行く機会がないという方は、お子さんと一緒に日本の和の心を感じる場所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

相楽園の施設概要

住所 兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1(地図
連絡先 078-351-5155
最寄駅 神戸市営地下鉄「県庁前駅」
アクセス <電車の場合>神戸市営地下鉄「県庁前駅」より北へ徒歩5分。JR・阪神「元町駅」より北西へ徒歩10分
<バスの場合>神戸市営バス7系統「諏訪山公園下」より徒歩10分
営業時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日 毎週木曜日(ただし祝日の場合は翌日が休み) 12月29日〜1月3日※菊花展期間中(10月20日〜11月23日は無休
料金 大人(15才以上)300円、小人(小・中学生)150円、小学生未満は無料
駐車場 なし(近隣に有料駐車場あり)
公式サイト http://www.sorakuen.com/


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このお出かけ記事を書いた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。

編集&校正  ビー・エイブル