兵庫県公館へお出かけしよう!
兵庫県公館は神戸市中央区にある元兵庫県庁舎。迎賓館と県政資料館の役割がある建物は西洋風の美しい歴史的建造物です。アートや建築好きの人におすすめのスポット!
兵庫県公館は、神戸市中央区にある元兵庫県庁舎。明治35(1902)年に建設され、長年兵庫県庁舎として使用されていました。
その後、昭和60(1985)年に迎賓館と県政資料館の役割をもつ兵庫県公館として整備され、現在の姿へ。西洋風の美しい建物は、国の登録有形文化財にも指定されています。
館内の県政資料館は月曜から土曜日まで、迎賓館エリアは毎週土曜日に無料で一般公開されていて、見学することもできます。上品な雰囲気漂う兵庫県公館は、アートや建築好きの人におすすめのスポット!
今回は、そんな兵庫県公館を訪れたときの感想を写真とともにレビューして魅力をお伝えします。
兵庫県公館は、神戸市営地下鉄「県庁前駅」西5番出口を出てすぐのところにあります。専用の駐車場はないので、車で行く場合は周辺の有料駐車場を利用しましょう。
兵庫県公館へ電車で行く場合は神戸市営地下鉄「県庁前駅」を下車します。県庁駅の西5番出口を出てすぐのところが兵庫県公館。
JRまたは阪神(山陽)「元町駅」からは北へ徒歩5分、神戸高速鉄道(阪急・山陽)「花隈駅」からは東へ徒歩10分で到着します。
車で行く場合は、専用の駐車場がないので、周辺にある有料駐車場を利用しましょう。
兵庫県公館は国の登録有形文化財に登録されている歴史的建造物。元兵庫県庁舎で西洋風の建物は上品な雰囲気が漂う美しい造り。館内には県政資料館があります。
兵庫県公館は、元兵庫県庁舎。明治35(1902)年に建設され、県のシンボルとして長年使用されていました。
その後、昭和60(1985)年に迎賓館と県政資料館の役割をもつ現在の姿となり、今は神戸の観光スポットとしても雑誌などで紹介されています。
平成15(2003)年には国の登録有形文化財に登録された、歴史的建造物です。西洋風の外観や内装は、異国の文化が盛んだった港町神戸の当時の面影を残しています。
建物はフランス・ルネサンス様式で、建築家・山口半六氏によって設計されました。兵庫県庁舎としては4代目の庁舎。県政資料館は月曜から土曜日まで公開されていて、兵庫県についてのパネルや展示品が展示されています。
また、毎週土曜日には貴賓室や知事室がある迎賓館エリアも一般開放されていて、見学することができます。館内には美術品もたくさん展示されていて、中には兵庫県の初代知事・伊藤博文の書も。
館内にはソファやベンチがいくつかありました。クッションがあって座り心地もよく、休憩するにはちょうどいい場所です。
兵庫県公館の迎賓館部門は、毎週土曜日に無料で一般公開されています。エリア内には貴賓室や知事室などがあります。
兵庫県公館の迎賓館部門は県の重要な公式行事が行われるときに使用される場所で、私が訪れた日も表彰式の準備がしてありました。絵画や書などの美術品もたくさん展示されているので、1つ1つをじっくり鑑賞して回るのもおすすめ。
上品な雰囲気が漂う西洋風の内装です。照明やソファの刺繍など、細かいところにも注目してみてください。
兵庫県公館の3階には第一会議室や第二会議室、貴賓室、知事室、特別室があります。ロの字型になった館内を、ぐるりと一周して見学していきます。
屋上庭園もあります。中央には噴水があり、外に出ることもできます。
館内はとてもオシャレで、絵になる写真がたくさん撮れますよ。私が行ったときには、一眼カメラで熱心に館内の撮影をしている人も見かけました。
大会議室です。シンポジウムや表彰式、レセプションなどで使用される部屋。
兵庫県公館の県政資料館は、月曜日から土曜日に一般公開されています。パネルや展示品、映像などを通して、兵庫県について学ぶことができます。
県政資料館は、「兵庫の歩み」、「兵庫の魅力」、「兵庫の産業」、「兵庫の人」、「兵庫の復興・防災」、「兵庫初物語」、「兵庫の文化」、「兵庫の国際交流」の8つのエリアに分かれています。
いろんな解説があって、見ごたえは充分。ゆっくり見て回ると時間があっという間に過ぎてしまいます。小さなお子さんには少し退屈かもしれませんが、小学生以上のお子さんなら社会科の勉強の一環として訪れてみるのも良さそうです。
兵庫県公館(元兵庫県本庁舎)の模型もありました。外観はこのようになっていて、庭もとても広いですね。
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兵庫県公館にトイレは6ヶ所。1〜3階に各2ヶ所ずつあります。
ウォシュレットはありませんが、壁が大理石風(?)で高級感がありました。トイレ内もきちんと清掃されているようで、とても綺麗です。
兵庫県公館は西洋式の外観や内装がとてもオシャレな美しい建造物。アートや建築好きの人にとっては面白いスポットでしょう。
兵庫県公館は荘厳で上品な雰囲気があり、非日常的な空間。公館自体は小さなお子さんには少し退屈するかもしれませんが、県政資料館なら小学生以上のお子さんでもおすすめできます。
異人館や旧居留地など、神戸には異国の文化が取り入れられた建造物がたくさんあります。それが神戸を象徴するものの一つとして知られていて、観光スポットとしても人気ですよね。
西洋式の建造物となると、北野や旧居留地が有名ですが、兵庫県公館もそんな西洋式の建造物の一つです。元町からも近く、歩いていくことが出来るので、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
住所 | 神戸市中央区下山手通4丁目4-1(地図) |
連絡先 | 078-341-7711 |
最寄駅 | 市営地下鉄「県庁前駅」 |
アクセス | 市営地下鉄「県庁前駅」西5番出口より徒歩すぐ。JRまたは阪神電鉄「もち街駅」より北へ徒歩5分。神戸高速鉄道「花隈駅」より東へ徒歩10分 |
営業時間 | 迎賓館部門 10:00〜16:00(土曜日のみ) 県政資料館部門 9:00〜17:00(月〜金)10:00〜16:00(土曜日) |
休館日 | 日曜日 祝日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
公式サイト | https://web.pref.hyogo.lg.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。