フロインドリーブの見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!
フロインドリーブは神戸の老舗ベーカリー。教会の礼拝堂を改装したカフェがとてもオシャレで、神戸の街にぴったりです。
神戸の老舗ベーカリー「フロインドリーブ」は、神戸のランドマーク的存在にもなっている人気のお店。
神戸は港町だったところから、古くから西洋文化が根付いた場所でもあり、その中でもフロインドリーブは老舗中の老舗で、神戸を代表するスイーツ店でもあります。
教会の礼拝堂を改装した併設のカフェは、1999年登録文化財の登録を受けた歴史的価値の高い建造物で、県外から来る観光客もいるほど。
もちろん、お店にはドイツパンや焼き菓子なども販売しているので、神戸土産として買って帰る人もたくさんいます。
カフェの隣にはフロインドリーブの工場があり、カフェで焼きたてパンのサンドイッチが食べられるだけでなく、ケーキや焼き菓子などのスイーツも食べることができますよ。
今回はフロインドリーブへ行ってきたので、おすすめや感想を画像を交えて詳しくレビューします。
フロインドリーブは新神戸駅から徒歩約6分。礼拝堂を改装した目立つ外観なので、すぐにわかりますよ。
フロインドリーブは、新神戸駅から徒歩6分の場所にあります。
お店は教会の礼拝堂を改装した目立つ外観なので、近くまで行くとすぐにわかります。
新神戸駅を降り、三宮の加納町の交差点まで出ます。ここから、北東に徒歩約3分。
フロインドリーブの近くまで行くと看板が出ているのですぐにわかります。静かな環境の中にあるお店なので、人通りはあまりありません。
お店の前に駐車場があります。それほどたくさん車が置けるスペースがあるわけではなさそうですが、駅から近いからか、この日は車が止まっていませんでした。
近くにコインパーキングもあるので、もし混んでいても、そちらにも停められそうです。
フロインドリーブの見どころは、1999年に登録文化財の登録を受けた教会堂がお店というところです。教会堂ならではの神聖で荘厳な雰囲気が味わえます。
もともと神戸は昔から港町だったところから、早くから西洋文化が深く色づく街並みでした。たくさんの外国人も居留し、その中で教会堂は作られました。
こちらの教会堂は1929年に造られて、長い年月が経ち、廃墟になってしまいましたが、3代目の社長の思い出の地でもある教会堂をリノベーションし「フロインドリーブ」としてオープンしたそうです。
店内には、教会堂の雰囲気があちこちに残っていて、教会堂ならではの神聖で荘厳な雰囲気が味わえます。
建物の外観です。白っぽいベージュの色合いで、大きくどっしりとした印象があります。
屋根には教会にふさわしく十字架が立てられ、前面に大きなガラス窓があり、日の光がたくさん入ってくる様子が感じられました。ガラス窓が格子になっていて素敵です。
フロインドリーブはアーチ状の入り口を入ってすぐにあるわけではありません。
ちょうどアーチ状の入り口から、どこかの外国の路地のようにレンガ敷きの中庭になっていて、そこを通ってさらにお店の入り口があります。
中庭の中にはベンチもあり、かつて教会だった静かで厳かな雰囲気が広がります。
今はこちらのベンチは喫煙所になっているようで、吸い殻入れが置かれていました。
入り口の扉も重厚な格子の扉で、西洋建築の趣きが感じられます。
入り口のそばにはフロインドリーブをあらわしたメダル状の看板があり、重厚で落ち着いた雰囲気。まるで外国にいるような佇まいです。
お店の入り口はガラス扉になっていて、ちょっとした別空間を感じさせます。
フロインドリーブは1階がショップになっています。店内では、ドイツパンや焼き菓子などのスイーツを買うことができます。
フロインドリーブの1階は、ドイツパンや焼き菓子などのスイーツを販売しているショップです。
デパートなどでは、フロインドリーブは焼き菓子やクッキーなどを置いていることが多いので、スイーツの老舗と思っている人も多いと思います。
ですが、フロインドリーブは、もともとはドイツパンのベーカリーです。ドイツ出身のパン職人だった故ハインリヒ・フロインドリーブさんが、開業しました。
彼はドイツパンを日本に広めた第一人者としても有名です。
最初はドイツパンのお店だったのですが、そのうち、ドイツの焼き菓子やスイーツなども置くようになり、フロンドリーブは、パンとスイーツのお店となりました。
1階のショップにはたくさんの焼き菓子が並びます。バスケットの中に並べられていて、なくなり次第終了です。
それぞれが小さな袋に入っているため、たくさんの種類を一度に購入することができて楽しいですよ。
フロインドリーブの焼き菓子は、バターたっぷりで、意外と軽い歯ごたえのものが多いので、誰にでも喜ばれるものが多くあります。贅沢な気持ちで食べられるスイーツでもありますね。
もちろん、ドイツ菓子ならではのものも、店内にはそろっています。
ドイツのスイーツで有名なものといえばバームクーヘンがありますが、こちらにも様々なタイプのバームクーヘンがあり、「ザンクーヘン」というのもその中のひとつです。
チョコレートやオレンジ、アーモンドなどいろんな味があります。
また、パイ菓子「ミミ」はハートの形をしたパイですが、ドイツでは豚の耳をイメージしています。
ドイツの伝統的なお菓子のひとつで、ドイツでは豚の耳の形は幸運のシンボルともいわれています。
また、クリスマス近くになるとドイツの伝統菓子のシュトーレンを販売も行われます。
いくつかのお菓子がセットになったものもあるので、お土産にも買いやすいですね。
中に入ったお菓子はひとつひとつ丁寧に説明があり、大切に作られている様子が感じられます。
ショップではドイツパンも売っています。ドイツパンといえば、固いイメージのパンが多いですが、こちらでは変わった形のクロワッサンが人気です。
売り切れてしまってないことも多いのですが、バターたっぷりの贅沢な味わいです。
同じ場所にフルーツ感たっぷりのジャムも販売されていました。
フロインドリーブのお菓子やパンはドイツのものとはいうものの、日本人好みにアレンジしているのか、白っぽく、軽い食感のバターや風味豊かなものが多く食べやすいです。
もちろん、とてもおいしいので、神戸のパン、スイーツの激戦区でこれだけ長く老舗を続けていられるのでしょうね。
フロインドリーブのカフェは天井が高く、シャンデリアやステンドグラスが輝いていて、教会らしさが残る女性好みの空間です。
フロインドリーブの2階はカフェになります。カフェ内は教会らしさが残っていて、天井が高く、シャンデリアやステンドグラスが輝き、ゴージャスな気分に浸れます。
また窓の形も特徴的なので、ぜひ見てほしいです。
1階と2階は独立しているため、カフェに行くには2階で改めて受付をしなくてはなりません。2階で番号札を取って待ちます。
こちらのカフェで食べられるサンドイッチは、フロインドリーブで作られているパンを使ったサンドイッチになっているので、パンを買う前に味見してみるのもいいですね。
朝はモーニングがありますが、10:00から11:30の1時間半だけなので時間に注意が必要です。
ランチはサンドイッチ、スープ、アイスクリーム、コーヒーか紅茶のセットです。日替わりで種類は1種類のみ。なくなり次第終了です。
カフェは平日営業だけなのでこちらも要注意です。
フロインドリーブのカフェにはとても清潔な一般的なトイレがありますが、ベビー関連の設備はありません。
フロインドリーブのカフェには一般的なトイレがあり、数は多くはありません。
カフェだけに清潔なトイレで、好印象ですが、ベビー関連の設備はなく、ベビーシートやおむつ替えシート、授乳室、コインロッカーなどもありません。
フロインドリーブはスイーツ好きな子供におすすめの場所です。ロマンチックな教会堂でお茶をすると、特に女の子はお姫様気分に浸れて喜びそうです。
フロインドリーブはロマンチックな教会堂で、サンドイッチやスイーツなども食べられるので、スイーツ好きな子供におすすめの場所です。
特に女の子は、まるでマリーアントワネットのようにお姫様気分に浸れて喜びそうです。
ただ、小さな子供にはあまり向かない場所でもあります。
特にカフェではうるさく騒いだり、大声を出したりする雰囲気ではなく、小さい子供には居心地の悪い空間になりそうです。
また、子供のための設備も充実しているわけではないので、小さな子供がいながら長居するのはなかなか難しいと思います。
1階でパンを買って、神戸の街や、おうちでゆっくり楽しむのがいいかなと思います。
住所 | 〒651-0092 兵庫県神戸市中央区生田町4-6-15(地図) |
連絡先 | 078-231-6051 |
最寄駅 | JR新神戸駅 |
アクセス | JR新神戸駅より徒歩6分 |
営業時間 | 1F:パン屋 10:00〜19:00 2F:カフェ 10:00〜19:00(L.O.18:30) モーニング:10:00〜11:30 ランチ:11:30〜14:00※ともに平日のみ |
休業日 | 水曜日(水曜日が祝日の場合は、翌日の木曜日が定休日) |
駐車場 | 専用駐車場有り。無料。 |
公式サイト | http://freundlieb/shozaichi/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル