豊中市立文化芸術センターの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
阪急「曽根駅」から歩いてすぐのところにある豊中市立文化芸術センター(とよなかしぶんかげいじゅつせんたー)。歴史にまつわる展示物や芸術作品を見ることができます。
豊中市立文化芸術センターは阪急「曽根駅」から歩いてすぐというアクセスのいい立地にあります。
貸出可能なホールを複数備えていて市民が行事のために借りたり、有料の催し物が行われたりします。
豊中市内で発掘されたマチカネワニの骨格のレプリカが展示されています。太古の生物の巨大さを体感することができますよ。
「マチカネくんと学ぶとよなか300万年」という展示があり、豊中の歴史を学ぶことができます。絵画や書の展示があり美術鑑賞を楽しむこともできます。
今回は豊中市立文化芸術センターへ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
豊中市立文化芸術センターに展示されているマチカネワニの標本のレプリカ。B1Fへと下る階段から見ることができます。
豊中市立文化芸術センターは高級感ある文化施設となっているのに、一般の人が自由に立ち寄っていい門戸の広さを感じさせてくれる場所となっています。
シックな落ち着いた雰囲気は名のあるコンサートホールのようですよ。
ここで一番目を惹くのはマチカネワニの標本のレプリカです。マチカネワニは豊中市内で発掘された太古の生き物です。
その発掘されたマチカネワニの骨格のレプリカが豊中市立文化芸術センターにあるというから驚きですよね。
恐竜のような大きさを持つマチカネワニの骨格に子供たちも興奮することでしょう。
豊中市立文化芸術センターに足を踏み入れただけではマチカネワニの骨格のレプリカは見えてきません。
しかたないのでB1Fへと下る階段の方へと行ってみるとなにやらそれらしきものが見えてきましたよ。
なんとマチカネワニの標本が1FからB1Fへと続く壁に貼り付けられているではないですか。
下る階段からその全容をしっかりと見ることができます。その大きさに驚くと思いますよ。この展示だけ見るとまるで博物館のようですね。
マチカネワニの実物の化石は大阪大学に保管されているとのことです。全長は7メートル前後あると書かれています。
体重も1トンを超えています。こんなワニに襲われたらひとたまりもないですよね。
豊中の歴史に関する展示のある豊中市立文化芸術センター。展示物を見ながら歴史を学ぶことができます。
豊中市立文化芸術センター内には無料で見ることができる「マチカネくんと学ぶとよなか300万年」という展示がありますよ。
豊中の歴史を物語る展示物を見ながら解説を読んでいくと自然と歴史の勉強ができるコーナーとなっています。
文化芸術というネーミングからはこういう展示があるとは思わない人も多いかもしれませんね。
歴史に興味のある人もぜひ豊中市立文化芸術センターを訪れてみてください。
豊中で発掘された歴史的な遺物や文化記録などが展示されています。
旧石器、縄文時代から縄文時代、古墳時代、飛鳥・奈良時代、そして現代にいたるまでのまさに300万年の記録がここにあります。
太古に使われていた道具が今も残っていて見ることができるなんて不思議ですよね。
道具を見ていくと狩猟に関する道具からはじまって、稲作が伝わってきたことによる農耕に関する道具。
権力者が出てきたことによりその栄華を物語るような装飾品へと変わっていく過程がわかります。
年代を経るごとに建物に関する装飾品なども増えてきます。
建築技術が向上していってだんだんと立派な建物が建てられるようになっていったのですね。
縄文時代で日本人は狩猟から米作りに生活の糧をシフトしていきました。農耕は今でも続く大切な産業です。
この展示を見るとどんな道具を使って農耕を行ってきたのかを知ることができます。
近年まで人は自然素材を元に手作業で道具を作り出していたのですね。
こういう中からいろいろな工芸品が誕生していったのでしょう。
手作業で作ったとは思えない緻密さが感じられました。
絵画や書の展示がある豊中市立文化芸術センター。定期的に市民の芸術作品も展示されています。
豊中市立文化芸術センターの2Fに絵の展示があります。まずは最寄りの階段で2Fまで上がっていきましょう。
回廊沿いに絵がずらりと展示してありますよ。
2Fの回廊をぐるりと一周していくといろんな絵に出会えます。
ユニークな絵がいろいろ展示されていますので見飽きないですよ。照明などもまさに美術館の雰囲気で、静かな鑑賞のひとときを送ることができます。
絵画だけではなく書も展示されていますよ。書に興味のある人にも楽しめる空間となっていました。
定期的に市民の芸術作品も展示されるので、それも合わせて見るといいでしょう。
コミュニケーションロビーと呼ばれるフロアがあります。健康カフェ・メヌエットでは食事もいただけます。
豊中市立文化芸術センターではロビーのいろいろなところにベンチが配置されています。またコミュニケーションロビーと呼ばれるフロアも用意されています。
飲食をするのならこちらを利用することになります。この中には健康カフェ・メヌエットがありますよ。
本格的なレストランのような様相なのが豊中市立文化芸術センター内にある健康カフェ・メヌエットです。
スタイルはまるでフランス料理店のような上品な空間なのですが、メニューにはリーズナブルな品書きが並んでいますので安心してください。
カフェとしてお茶をいただくだけでもいいですし、食事メニューも用意されていますよ。
バリアフリー仕様のトイレがある豊中市立文化芸術センター。シャワートイレになっていて清潔に使えるようになっていました。
トイレは入り口近くにあります。中は広いスペースがありましたので使いやすいですよ。
ちゃんときれいに保たれていて気持ちよく使えるトイレになっていました。
トイレはうれしいことにシャワートイレとなっていました。
中も広々としていて気持ちよく使える環境が整っていました。トイレットペーパーもちゃんと用意されていましたよ。
普及が進むオストメイトにも対応した仕様になっていました。
赤ちゃんのおむつ替えに対応するベビーベッドもあり便利に使えます。
コインロッカーも充実していました。場所はトイレのすぐ近くです。
ホールなどを利用するときにとりあえず貴重品をコインロッカーに入れておくと安心ですよね。
100円を入れるタイプになっていますが、使用後には戻ってくるので実際は無料で使えます。
自動販売機もトイレの近くに設置されています。
豊中市立文化芸術センターの中はベンチなども多く設けられていますが、飲食は禁止となっていますのでそこで飲むことはできません。
この自動販売機で買ったジュースを飲むときにはコミュニケーションロビーを利用する必要があります。
阪急「曽根駅」から徒歩で4分ほどの豊中市立文化芸術センター。車なら阪神高速11号池田線豊中南出口から10分ほどです。
豊中市立文化芸術センターの最寄り駅は阪急「曽根駅」です。阪急「曽根駅」からは歩いて4分ほどですので歩きだしたらすぐに到着するという感じでしょう。
車で行くなら阪神高速11号池田線を利用しましょう。豊中南出口まで進みます。豊中南出口からは10分ほどの距離です。
阪急「曽根駅」を降りたらダイエー方面へと向かいましょう。
ダイエーと阪急の架線との間の道路沿いに歩いていけば自然と豊中市立文化芸術センターに着きますよ。
豊中市立文化芸術センターには駐車場があるので車で行くときも便利です。
料金は初めの30分は無料で、以降30分ごとに100円が加算されます。建物内に駐車場があるのでホールを借りるときも荷物の搬入が楽になりますよね。
博物館や美術館のように楽しむことができる豊中市立文化芸術センター。子供向けのイベントを目当てに訪れるのもいいでしょう。
豊中市立文化芸術センターはホールなどでの講演会を聴きに行く場所という先入観を持っている地元の人も多いかもしれません。
もちろんホールで催し物を開催することも多々あるのですが、そうでない日も今回紹介したように博物館や美術館のように楽しむことができるのです。
施設内へは無料で入ることができるので、ぜひとも親子で歴史の勉強や美術鑑賞のために行ってみてください。施設のきれいさにも驚くと思いますよ。
有料にはなりますがコンサートや映画会、落語会なども催されています。イベントは公式サイトから確認できます。
こういうイベント目当てで訪れるのもいいでしょう。子供向けのプログラムも多いですよ。
住所 | 大阪府豊中市曽根東町3丁目7-2(地図) |
連絡先 | 06-6864-3901 |
最寄駅 | 阪急「曽根駅」 |
アクセス | <電車を利用する場合> 阪急「曽根駅」から徒歩約4分 <車を利用する場合> 阪神高速11号池田線豊中南出口から約10分 |
開館時間 | 9:00〜22:00(受付時間 9:00〜20:00) |
休館日 | 月曜日(祝日と重なった場合は翌平日)、12月29日〜1月3日 |
料金 | 入場は無料 各施設の利用料は下記リンクを参照 http://www.toyonaka-hall.jp/use/fee/ |
駐車場 | あり(初めの30分は無料、以降30分毎100円) |
公式サイト | http://toyonaka-hall.jp/ |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル