本文へスキップ

国立国際美術館

国立国際美術館の口コミと感想!

国立国際美術館の見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!

国立国際美術館のおすすめや見どころは?

 はてなブックマークに追加  国立国際美術館

国立国際美術館は大人も子どもも楽しめる美術館です。常設展示のほかに期間限定の展覧会も開催。併設されたレストランではオリジナルのランチメニューが楽しめます。

国立国際美術館の概要

大阪の中之島にある国立国際美術館。国立国際美術館ではコレクション展(常設展)以外にも、期間限定の展示会が開催されています。この中之島は美術館以外にもいくつもの文化施設が集まる大阪ではアートの街として位置づけられているエリア。

美術館に併設するレストランでは、展示にちなんだメニューが用意されていたりと、ランチやカフェを楽しむにもぴったり。国立国際美術館は大人だけでなく子供も楽しめる工夫もあるので、ファミリー層のお出かけ先にも使えます。

それでは国立国際美術館の感想をレビューします!

国立国際美術館の入館料金と割引は?

入館料金は?割引はあるの?

国立国際美術館の入館料はコレクション展が一般430円 、大学生が130円、
高校生以下ならびに18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものを要提示)となっています。※コレクション展以外の観覧料は、展覧会によって異なります。

割引は団体割引のみ、20名以上で団体となります。通常、一般の430円 が220円、大学生の130円が70円に割引。

また、金曜日の19:00〜20:00、土曜日の17:00〜20:00は無料となります。

国立国際美術館ってどんな美術館なの?

常設展の他、期間限定の展示など飽きの来ない国立国際美術館。建物の外観は宇宙空間を思わせるようなとても個性的な姿をしています。

国立国際美術館の口コミと感想レビュー

国立国際美術館はアルゼンチンの建築家シーザー・ペリによって設計された建物。美術館を囲む鉄骨は竹を表現しているそうで、どこまでも伸びていく竹のような力強いデザインが印象的な外観です。都会的でスタイリッシュな円形のドーム型のデザインは遠くからでも目を惹くほど美しい。

こちらの国立国際美術館、実は建てられてから10年ほどしか経っていない、まだまだ新しい美術館。移転前は吹田市にあったのですが、老朽化の理由で2004年にこの場所へ移転してきました。

国立国際美術館は前面が強化ガラスで覆われているため、太陽の光がサンサンと入ってきて、館内は照明も要らないほどの明るさが確保されています。

国立国際美術館ってどんな美術館?

ほら、館内はこんなに明るいんですよ。内部の壁もこのようにガラス張り、日光が部屋の奥まで降り注いで気持ち良い空間を演出。ガラス張りの建物はこの開放感が最高ですよね。

これだけ強い陽が差し込むと、夏場はすごく暑いんじゃないのかなと思ってしまいますが、館内は空調がしっかり効いているので、思った以上に快適に過ごせます。

雨の日でもお出かけ出来るスポット

こちらが国立国際美術館のエントランス。入口は、まるで藪の中をかき分けて入っていくような雰囲気です。エントランスで入場チケットを買って、地下の展示室へ向かいましょう。

展示されている美術品や展示会

館内の真ん中にエスカレーターがあります。地下が展示室になっているのは美術品が直射日光が弱いので、日光の入らない地下部分に作ってあるのでしょうか。このようなエレベーターを降りていくという設計は、美術館では珍しく他では見たことがありません。

展示会は期間限定イベント

こちらに見られる銅板壁画はジョアン・ミロという人の作品です。大きいので迫力がありますね。今回訪れた時に開催していた特別展は「兵馬俑」だったので、館内の柱に「兵馬俑」のペイント壁画が描かれていました。

大きくてこちらもなかなかの迫力。

国立国際美術館のエントランスとチケット売り場

エスカレーターを降りた先にあるフロアはこんな雰囲気。外からの光がスポット的にフロアを照らして良い感じです。天井の一部も吹き抜けでとても高くて開放的。ここでチケットを見せたらいよいよ展示室に入場です。

音声ガイドのレンタルは無料

美術品の見方や楽しみ方が分からないという方には音声ガイドがおすすめ。美術品を鑑賞しながら説明を聞けば、知識のない方でも楽しめるのが音声ガイドの良いところ。これがあれば、美術品についての見識がぐっと広がりますよ。

館内を存分にご紹介したいのですが、展示室内は模写は禁止、写真やビデオ撮影も1階エントランスロビーとB1階パブリックゾーンのみフラッシュ、三脚等を使用しないで景観としての撮影だけが許可されています。なので残念ですが、今回は画像が少なめです。

また、こちらの美術館館では筆記具(シャープペンシルと消しゴム)の持ち込みが禁止されています。鉛筆のみ使用は認められていますが、作品に傷がつくかもしれないものはすべて禁止です。

カメラ撮影は禁止

写真やビデオ撮影はほとんどの美術館で禁止されているものですが、こちらの特別展示の「兵馬俑」では写真が撮れるコーナーがちゃんと設置されていました。こういうのがあるのはうれしいですね。

文房具の持ち込みは禁止

こちらは「兵馬俑」のレプリカ。写真の撮れるコーナーで多くの人がここで記念写真を撮っていました。

小さな子どもを連れて行っても大丈夫?

レプリカの写真は撮ってもいいのですが、転倒の恐れがあるので、美術品を手で触ったりステージに登ったりしてはいけないと書いてあります。

子どもさんが誤ってステージに登らないように注意しましょうね。もちろん、ステージに入って兵馬俑と肩を組んでパチリもだめです。(笑)

国立国際美術館の楽しみ方

館内では大人だけでなく子どもも楽しく過ごせる工夫がたくさん。美術館が嫌いな子どもさんが楽しめるアイデアが盛り込まれています。

国立国際美術館のイベント「スタンプラリー」

こちらにはスタンプラリー。館内に置かれているハンコを集めるイベントですね。このスタンプラリーは子供向きで、台紙にスタンプを押していくもの。

その台紙自体はスタンプを押す以外にも遊び心のある楽しい台紙になっているんですよ。例えば「兵馬俑」の紙模型が作れるクラフト工作のページなども。こういうのは子供は大喜びですね。

国立国際美術館のプレイルーム

こちらは身長をはかるシートです。子供の身長がはかれるとともに、将軍が当時どれぐらいの背の高さだったのかを知ることができる粋な工夫が満載です。このような見るだけでなく子どもを楽しませる工夫があちこちにあるんです。

乳幼児を連れて行っても大丈夫なの?

乳幼児向けの設備が充実した国立国際美術館は赤ちゃん連れでも安心して楽しめます。

トイレはおむつ替えシートあり

国立国際美術館は大阪の美術館の中でも乳幼児や障碍者の方にとって優しいとても充実した施設。その設備を色々とご紹介します。

館内での飲食は禁止(ウォータークーラーあり)

これは館内に設置されているウォータークーラーです。ウォータークーラーは特に子供連れの時は便利なアイテム。展示室には飲み物を持って入ることができないので、こんなところで気軽に水分補給ができれば安心です。

国立国際美術館には無料のコインロッカーがある

こちらはコインロッカー。利用する時に100円が必要ですが、使用後に戻ってくるタイプ。大きな荷物を持って歩くのは疲れますし、展示品を傷つける心配もなくなるので、荷物は預けておいた方が安心です。

ちなみに大型タイプのコインロッカーもあるので、旅行中に立ち寄ることも可能。こういうサービスってうれしいポイントです。

授乳室がある「国立国際美術館」

国立国際美術館のトイレは赤ちゃんのおむつ替えができるようになっていますがそれだけじゃないんです。赤ちゃんと一緒に来てといわんばかりの充実ぶり。

その代表が授乳室。授乳室があるところが増えてきてはいますが、美術館で授乳室があるところはまだまだ珍しいです。ベビーカーの貸し出しサービスも当然あって、利用は無料!これも、急に子供が寝ちゃったときなどには便利なサービスです。

ここまでなら他の施設にもよくあるサービスですが、実はこの国立国際美術館、キッズルームがあるんです。ここは約400冊の絵本が置かれていて、子供が本読んだり、このスペースで遊んだりすることができるスペース。ちょっと子供がぐずりだしたときにはとても便利です。

こちらの美術館は障碍者にも優しい設備が色々とあるところもすごいところです。特別展はその展示ごとの扱いにはなるのですが、常設展については障害のある人が展示を見る場合、付添者は1名無料。

盲導犬、介助犬、聴導犬は一緒に入場することができ、貸出車椅子も無料で利用することができます。どんな方でもバリアフリーで芸術を楽しむことができるのは素敵ですよね。多目的トイレにはオストメイトが設置しているので、特定の病気のある人はこういうものがあると安心ですね。

AED(自動体外式除細動器)まであり、どこまで完備しているんだというほどの福祉設備の充実度です。

レストラン&カフェ「中之島ミューズ」

美術館B1Fに併設されているレストラン&カフェ「中之島ミューズ」でカフェやランチを楽しみましょう!オリジナルメニューも豊富にそろっています。

カフェレストラン「ミューズ」

国立国際美術館のB1Fに併設されているレストラン&カフェ「中之島ミューズ」。コーヒーやケーキのようなカフェ、ハンバーグやオムライスといったお食事メニューが豊富に揃っています。

何よりも面白いのが、特別展に合わせたメニューが楽しめるというところです。訪れた時の特別展が「始皇帝と大兵馬俑」だったので、「やわらか東坡肉のハッシュドビーフ」のメニューが提供されていました。中国ということで東坡肉のハッシュドビーフというわけです。

国立国際美術館にはランチが楽しめるレストランがある

秦の始皇帝は不老長寿のために様々な食材を試したそうですが、スーパーフードのキアヌ入りの雑穀米を追い求めて様々な健康法を試した話が有名です。ハッシュドビーフには、栄養素たっぷりのスーパーフードが入っているそうですよ。

展示を鑑賞したあとに、その展示に浸りながら展示にちなんだお料理をいただくというのはなんとも贅沢な時間が過ごせます。ちなみにレストランは観覧しなくても利用できるので、お茶やランチだけでも気軽に利用できるのが嬉しいポイント。

国立国際美術館への行き方(アクセス)は?

国立国際美術館は最寄駅から徒歩5分と好アクセス。車でも行けますが専用駐車場がないため、周辺の有料駐車場を利用することになります。

国立国際美術館へのアクセス(行き方)は?

国立国際美術館へ電車を使って行く場合は、京阪中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分が最短ルートです。

他のルートだと、淀屋橋駅(7番出口)からだと土佐堀川を越え西へ徒歩約15分、地下鉄四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)からだと西へ徒歩約10分、御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)からだと土佐堀川を越え西へ徒歩約15分、JR大阪環状線 福島駅、または東西線 新福島駅(2番出口)からだと南へ徒歩約10分。

大阪駅からだとバスも出ています。バスの場合は、中之島ループバス「ふらら」 淀屋橋駅(4番出口)西へ100メートル「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ。

市バスを利用する場合は、JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分です。

国立国際美術館のおすすめ度は?


国立国際美術館いかがでしたか?美術館は静かでおしゃれなデートにもピッタリの人気スポット。乳幼児さんをお持ちのファミリーは敬遠しがちな美術館ですが、この美術館なら大丈夫です。

また、美術館は全天候型のお出かけスポット。雨の日も、冬の寒い日も、暑い夏でも、年間を通していつでも楽しめるのでお出かけの計画も立てやすいのでおすすめです。

実はこちらの国立国際美術館は無料観覧日があるんですよ。その年ごとに変わりますが、無料で入館出来る日が設定されているので、公式サイトで無料観覧日をチェックしてみましょう。

この機会に国立国際美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか?

国立国際美術館の施設概要

住所 大阪府大阪市北区中之島4-2-55(地図
連絡先 06-6447-4680
06‐6443-6140 (カフェ&レストラン)
最寄駅 京阪中之島線「渡辺橋」駅
アクセス 記事を参照のこと
営業時間 10:00〜17:00 (入場は16:30まで) 金曜日は10:00〜19:00 (入場は18:30まで)※展覧会によって開館時間を変更する場合があります。

カフェ&レストラン「中之島ミューズ」展覧会開催中の営業時間:11:00〜17:00(金曜日・土曜日のみ 11:00〜20:00)
休館日 定休日 月曜日
(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館。ただし、2015年5月5日(火・休)、9月22日(火・休)は開館)
※展示替えのための休館もあり。

展覧会開催中の定休日:月曜日(ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は営業し、翌火曜日に休業)

展示替え休館中の営業時間:11:00〜15:00(土曜日・日曜日・月曜日は休業)都合により営業時間が変更あり。
料金 コレクション展 一般:430円 /大学生:130円
※高校生以下ならびに18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方とその付添者1名は無料(証明できるものを要提示)
※コレクション展以外の観覧料は、展覧会によって異なります。
駐車場 近隣に有料駐車場あり
公式サイト http://www.nmao.go.jp/


 はてなブックマークに追加  国立国際美術館

関西の美術館一覧へ戻る