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大阪阪急三番街の「かわいい水族館」

大阪阪急三番街の「かわいい水族館」のおすすめと見どころは?

大阪阪急三番街の「かわいい水族館」へお出かけしよう!大阪阪急三番街の「かわいい水族館」は大阪市民の憩いの場。この水族館は無料なのにお魚の種類がとても充実しています!

現在この施設は閉鎖されています。

大阪阪急三番街の「かわいい水族館」

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大阪の阪急三番街に「かわいい水族館」という水族館があるのをご存知ですか?実はこの水族館は約30年も前からあって、大阪市民の憩いの場になっているんです。壁一面が大型水槽になっている少し変わった水族館。

この大型水槽が立ち並ぶインパクトのせいもあってか、この水族館は大阪に住んでいる人なら殆どの人が知ってると言っても過言でないほど有名です。ちなみにこの水族館は阪急梅田駅に向かう通路の途中にあり、料金は無料です。

通勤の途中や通学の途中に水槽でお魚が悠々と泳ぐ姿を見て楽しむことができるなんて大阪の人って本当に贅沢ですよね。

こういったついでに作ったような水族館は、手間のかからない淡水魚や小さな魚を中心に水槽に入れることが多いのですが、この水族館の水槽には小さい魚だけでなく、大きな魚や珍しい魚なども飼育しているんですよ。

なかなか見ごたえのある水族館だと思います。さっそく大阪阪急三番街の「かわいい水族館」の感想をレビューします!

「かわいい水族館」への行き方(アクセス)

「かわいい水族館」はJR「大阪」または阪急「梅田駅」で下車。徒歩で歩けるほどの好アクセス。阪急三番街北館1F西側にあります。


電車で行くならJRよりも近い阪急梅田駅から向かいましょう。出口はいくつかありますが、茶屋町口から出るのと水族館へは一番近いです。阪急三番街の北館の通路にひたすら歩いていくと「かわいい水族館」が見えてきます。

目立つ場所で阪急電車の乗り場が近いということもあって、この水槽前は待ち合わせ場所によく使われています。

「かわいい水族館」はどんな水族館?

通路の片面に6つの水槽が配置されていて、対面はブティックや飲食店、カフェなどの小さなお店が並んでいます。

この「かわいい水族館」は、1984年に阪急三番街の15周年記念事業として設置されたそうです。意外と歴史は長いですね。

設置されてから何度か魚の入れ替えが行われてきましたが、中にはもう何十年もずっと飼われているお魚がいるそうです。水槽の中から歩く人の姿や変わりゆく大阪の街をずっと見ていたのでしょうね。

ちなみに、大阪は「水都」と呼ばれていて、水と深い関係があります。阪急三番街を「川の流れる地下街」と位置づけるシンボルとして、この「かわいい水族館」が誕生したという歴史があります。

阪急三番街ができたのは1969年、大阪は大阪万博で街中がわいていた時期でもあります。当時は観光スポットとしてにぎわっていたこのあたりですが、最近は新スポットであるグランフロント大阪に賑わいのメインが奪われつつあります。歴史の流れとはいえちょっと残念なことですね。

ちなみに水槽ってちょっと時間が経つとすぐ汚れるものです。特に生き物が住んでいるのだから、エサの食べ残しもあれば、排泄物などもあるものです。ですが、こちらの「かわいい水族館」は、30年以上たった今でもちゃんときれいなままで魚たちの悠々と泳ぐ姿を見ることができるんですよね。

実はこの「かわいい水族館」、週に一度、ダイバーが掃除しているようです。ダイバースーツを着て、水槽の中に入って掃除しているので、きっと道行く人でたまたまここを通った人はびっくりするでしょうね。

しかし、そういう姿があって、初めて30年以上経ってもきれいな水槽を保つことができているんですね。実際の水槽の中の魚たちは気持ちよさそうに泳いでいます

それでは、さっそく実際の水槽の中の魚たちを見てみましょう。

かわいい水族館で飼育されている魚の種類は?

こちらが阪急三番街です。このように通路の一方が壁面水槽になっています。こんな壁面水槽、家にあったら素敵だろうなと憧れますよね。毎日たくさんの人がこの通りを行き来して、この魚たちに気持ちを癒されているんでしょうね。

こちらが1つ目の水槽です。「かわいい水族館」ではこんな魚たちが水槽の中で泳いでいますよ。こちらの魚たちは時に入れ替わるそうです。どの魚とどの魚を同じ水槽に入れるのかということが、いい生態系を保つためにはけっこう重要なのでしょうね。

実はちゃんとポンプなども入っていて、小さな水泡が見られます。こういう設備が水槽は大変ですが、ちゃんとこのポンプなどが目立たないように工夫されていて、すっきりした水槽です。

魚だけでなく、サンゴも育っています。ゆらゆらと揺れるサンゴに隠れる魚はとてもかわいいですよ。貝も入っていて、自然の海を感じさせるレイアウト。

こちらの水槽はゆらゆらゆれる幻想的な水草がたくさん入っています。ライティングにも力を入れていて、こちらはやや明るめに照らされていました。

水草もスポットライトが当たって色鮮やかに浮かび上がっています。色の濃い魚は暗い印象がありますが、ライティングが上手いため、明るく照らされた水草とのコラボでぐっと映えて見えます。

水槽の中はなぜかおもちゃのようなものがたくさんありました。これはそういうレイアウトなのでしょうか。魚たちがたまにつついたり、隠れたりしておもちゃで遊んでいる姿が可愛いです。

魚の大群です。これだけたくさんの魚が集まると、とってもカラフル。同じような色の魚でも模様が少しずつ違うので、派手なグラデーションになってより美しさが増す気がします。

こちらが4つ目の水槽ですが、見た目の楽しい魚が勢ぞろいです。こちらは模様のついた魚です。見たことありませんが、見たことのない魚なんてけっこうあるものなのでしょうね。こちらの魚、顔もなかなかユニークです。

こちらの魚はかなり面白い形ですね。頭にこぶがあります。白と赤で鯉のようでかなりユニークです。

こちらが5つ目の水槽です。白と黒の縞のついた魚が飼育されています。この水槽は魚の数が少ないので、先ほどの水槽に比べて魚たちがゆとりを持って泳いでいる気がします。青色の小さな魚たちがとってもチャーミングで可愛い。

こちらが6つ目の最後の水槽です。変わった魚ですね、チョウチョウウオの仲間かな?魚のような魚でないような不思議な生き物のようです。ついつい何度も見てしまいます。タイガー模様(黄色と黒色の縞模様)なので、大阪人ウケ狙いで入れてたりして...

大阪阪急三番街「かわいい水族館」のおすすめ度は?

大型の水族館と比べると当然見劣りはしてしまいますが、無料でカラフルなお魚や珍しいお魚が見れると考えるとお得な水族館です。水族館まで行くにはちょっと...という方やお子さんを連れてちょっとお魚を見てみたい時には最適だと思います。

梅田周辺にお出かけした時は、ここを思い出してぜひ立ち寄ってみて下さいね。

実は、ちょうど水槽の向かい側にミスタードーナツがあって、そこでは座りながらのんびりくつろいで水槽のお魚を見ることが出来ますよ。

大阪阪急三番街「かわいい水族館」の施設概要

住所 大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街北館1階
連絡先 06-6371-3303(阪急三番街)
最寄駅 阪急「梅田駅」JR「大阪駅」
アクセス 阪急梅田駅より3分 JR大阪駅から徒歩5分
営業時間 10:00〜23:00
休園日 年中無休
料金 無料
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
公式サイト なし

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