洲到止八幡宮神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
洲到止八幡宮神社は大阪府豊中市大島町にある神社です。近くには大阪を代表する川のひとつ、神崎川が流れています。
洲到止八幡宮神社は御祭神として応神天皇(おうじんてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)を祀っています。
応神天皇と神功皇后は親子の関係です。しかし、この二人はいろいろと謎に包まれていることが多く、様々な言い伝えがあります。
父親は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)で、応神天皇は彼の4番目の皇子にあたります。
ところが、応神天皇は仲哀天皇が亡くなった時はおなかの中にいて、2人は会ったことがないとか。
それどころか、神功皇后は応神天皇を身ごもったまま、朝鮮に遠征し、帰国後に応神天皇を出産したといわれています。
一説には、神功皇后が応神天皇に皇位を継がせるために仲哀天皇を暗殺したという話もあります。
もしそれが本当の話なら、かなりパワフルな母親だったといえるかもしれません。
神功皇后は本当に実在していた人物かどうかはいまだに確認が取れていませんし、応神天皇も古事記には130歳で崩御されたといわれており、当時の常識を考えると、違和感のある言い伝えです。
さて、神社の名前にもなっている洲到止は「洲到止村」と名付けられていたことに由来するもの。
当時は神崎川を渡るための船着場があり、洲到止の渡しがあったそうです。
洲到止八幡宮神社の特徴は境内に広場があり、遊具が置かれていること。そのため、子供は参拝の合間に遊ぶことができます。
周辺には神崎川の疎水成功碑や旧堤防跡を示す石碑があります。洲到止八幡宮神社と共に、これらの石碑を見ると、よい社会勉強になるでしょう。
また、洲到止八幡宮神社はアクセスのいい神社ともいえます。
最寄り駅は阪急神戸線「神崎川駅」。駅から神社までは歩いて10分ほどです。大阪梅田からも30分以内でアクセスできます。
今回は洲到止八幡宮神社へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
洲到止八幡宮神社は公園と神社が共存しているのがポイント。子供でも楽しめる神社になっています。
洲到止八幡宮神社は地域の人々から親しまれている神社です。そのためか、洲到止八幡宮神社なつくりは少し変わっています。
一つ目の鳥居を過ぎると、そこにあるのは公園。公園を超えたところに手水舎は拝殿があります。
このように、洲到止八幡宮神社は神社と公園が融合したつくりになっています。
こちらが、道路の近くにある一つ目の鳥居です。一般的に鳥居から拝殿まで道が続きますが、洲到止八幡宮神社は違います。
鳥居を通り過ぎると、目の前に見えるのは砂地の広場。そこで、子供たちは自由に遊んでいます。
奥に進むと、神社らしい雰囲気になりました。ところで、二つ目の鳥居の前には巨石が置かれています。
この巨石はパワーストーンだとか。触ると何かしらのパワーが得られるかもしれません。
手水舎は龍の口から水が出るタイプではなく、一般的な水道の蛇口でした。
もしかすると、手洗い場だと間違える人も多いのでは。手水舎の隣には「宝暦8年」と刻まれた石の水桶が置かれていました。
宝暦は江戸幕府第9代徳川家重、第10代家治の時代。洲到止八幡宮神社が長年にわたって、地域に根ざしていることがわかります。
こちらが拝殿です。拝殿の前には2頭の狛犬が置かれていました。どちらも、頼もしく勇ましいです。
狛犬を観察したら拝殿前へと進みましょう。洲到止八幡宮神社は応神天皇と神功天皇を祀っています。
洲到止八幡宮神社には護国社と稲荷社があります。拝殿だけでなく、末社も参拝しましょう。
拝殿に向かって左側を奥に進むと洲到止八幡宮神社の末社、護国社と稲荷社があります。
どちらもこじんまりとしており、見逃すかもしれません。拝殿だけでなく、末社も参拝しましょう。
こちらが末社の護国社と稲荷社です。どちらも、小ぶりでかわいらしいです。朱色の鳥居になっているのが稲荷社です。
一方、護国社には「洲到止護国社」と刻まれていました。
洲到止八幡宮神社には境内に公園があります。ちょっとした子供の遊び場としても利用できます。
先ほども説明したとおり、一つ目の鳥居を過ぎると砂地の広場があります。この広場は公園になっており、遊具も置かれています。
参拝の合間に子供を遊ばせることができるのが洲到止護国社の特徴です。
広場にはすべり台やぶらんこ、ジャングルジムが置かれていました。すべり台とぶらんこは普通サイズでしたが、ジャングルジムは通常よりも少し小さいもの。
小さな子供でもジャングルジムで遊べるように思えますが、それぞれの四角の大きさは通常サイズなのでご注意を。
広場の大きさも子供が駆け回るには十分。これだけ、広ければ公園としての機能を果たしているといえるでしょう。
また、広場にはベンチが設置されているため、子供を遊ばせながら休憩することも可能。ここで、昼食を取るのもいいでしょう。
洲到止八幡宮神社の周辺には歴史スポットが点在しています。これらの歴史スポットを訪ねると、意外な発見があるかもしれません。
洲到止八幡宮神社を訪れたら、ぜひ周辺にある歴史スポットを訪れてみましょう。
洲到止八幡宮神社の近くには神崎川がありますが、よく見ると旧堤防跡を示す石碑が置かれています。
かつて、神崎川周辺も洪水の被害を何回も受けたのでしょう。一般的に、洪水の多い場所に神社が建立されるケースが多いです。
洲到止八幡宮神社も神崎川の洪水との関連があるのかもしれません。
洲到止八幡宮神社の境内には周囲にある石碑を案内しています。洗場跡は人々が洗濯や調理で利用していた場所。
もともと、洲到止八幡宮神社の周辺には「小曽根用水」と「吹田用水」が並行して流れていました。
どちらも、農業用水の排水路として使われ、終点に洗い場があったようです。現在でも用水路に降りるための足場が残されています。
洗い場として使われていた頃は用水路に鯉やフナ、ウナギまで泳いでいたそうですよ。
洲到止八幡宮神社の境内には疎水成功碑も置かれていました。これは大正時代に疎水疎通の完成を記念して置かれたもの。
石碑を読むと、汚水によって命を落とした人もいたとか。いかに、当時の人々にとって、生活用水の水質が問題であったか、よくわかる石碑です。
こちらは神輿を収めた蔵です。秋になると洲到止八幡宮神社では秋祭りが行われます。
神輿は町を練り歩き、洲到止八幡宮神社の周辺に活気をもたらすのでしょう。秋祭りの時期に訪れるのもいいかもしれません。
洲到止八幡宮神社には公衆電話の電話ボックスがあります。トイレはありませんでした。
洲到止八幡宮神社の境内には公衆電話の電話ボックスが設置されていました。トイレはなかったので、阪急神崎川駅で済ませることをおすすめします。
なお、洲到止八幡宮神社の周辺は住宅地のため、トイレを見つけるのは難しいと思います。境内にはベビーカーなどの小さな子供向けの設備はありません。
洲到止八幡宮神社へは阪急神戸線「神崎川駅」から徒歩10分と好アクセス。周辺には駐車場があるので、車で行くことも可能です。
洲到止八幡宮神社の最寄り駅は阪急神戸線「神崎川駅」です。駅から歩くこと、わずか10分。
神社の周辺には有料駐車場があるので、車でも行けます。阪急電車を利用すると、梅田駅から30分以内でアクセス可能。
とても、交通の便のいい神社といえるでしょう。
洲到止八幡宮神社は遊びも参拝も両方できるのがポイント。広場で遊ぶことができるため、子供でも神社で退屈することはないでしょう。
洲到止八幡宮神社は公園があるため、子供でも神社で楽しく過ごせるでしょう。
また、周辺にある歴史スポットを訪れると、いい社会勉強にもなります。
大阪梅田からも近いので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 大阪府豊中市大島町2丁目6(地図) |
連絡先 | なし |
最寄駅 | 阪急神戸線「神崎川駅」 |
アクセス | 阪急神戸線「神崎川駅」から歩いて10分 |
営業時間 | 24時間 |
休園日 | なし |
参拝料 | 無料 |
駐車場 | 周辺に有料駐車場があります |
公式サイト | なし |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル