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極楽寺

極楽寺の詳細情報

極楽寺の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!

極楽寺

極楽寺(ごくらくじ)は神戸市北区有馬町にあるお寺です。太閤秀吉の湯殿跡資料館である「太閤の湯殿館」があります。

極楽寺

極楽寺は浄土宗のお寺となっています。有馬の観光の中心部ともいえる神戸市北区有馬町にあります。

聖徳太子の開基ともいわれている由緒あるお寺です。

のちに豊臣秀吉がここに湯山御殿を築造しました。

豊臣秀吉が有馬温泉を非常にひいきしていたと伝わっていますが、その歴史を今に物語っているのがこの極楽寺です。

このあたりからは当時の蒸し風呂遺構や岩風呂遺構が出土しています。それらの遺構は極楽寺に設けられている太閤の湯殿館で公開されています。

今回は極楽寺へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。

極楽寺の料金と割引制度はあるの?

太閤の湯殿館は入場料が必要です。金の湯・銀の湯・太閤の湯殿館共通入館券というお得なチケットがあります。

極楽寺の料金と割引制度はあるの?

極楽寺自身には拝観料の設定はありません。無料で拝観することができます。

資料館となっている太閤の湯殿館は入場料が必要となります。

一般は200円で、児童及び生徒は100円となっています。

割引制度としては金の湯・銀の湯・太閤の湯殿館共通入館券というチケットが売られていて1000円となっています。

一般料金で比較すると金の湯650円、銀の湯550円、太閤の湯殿館200円を合計すると1400円となりますので、それぞれ個別にチケット代を払うより400円もお得になります。

極楽寺を建てた人物や歴史は?

聖徳太子の開基ともいわれているのが極楽寺です。日本書紀にも登場する有馬温泉の深い歴史を極楽寺で垣間見ることができます。

極楽寺を建てた人物や歴史は?

さすがに日本書紀の記述の中にも登場するだけあって有馬温泉は歴史的な断片をあちこちに見つけることができます。

極楽寺は聖徳太子の開基ともいわれていて594年に創建されたといわれています。1000年以上の昔に建てられたということです。

あまりにも昔なのでなかなかピンときませんよね。有馬温泉で歴史探訪を行うのであれば極楽寺は避けることができない重要なスポットとなっています。

極楽寺の本殿前

極楽寺は有馬温泉に訪れた外国人旅行者にも人気のスポットとなっていました。

本殿は外からすぐ間近に見ることができますが、中は入ることができないようになっていました。

極楽寺の説明

極楽寺では阿弥陀如来を本尊として祀っています。中には阿弥陀如来坐像があるのですが見ることはできませんでした。

極楽寺に関する湯山御殿跡について

1996年に豊臣秀吉の湯山御殿跡も発掘されました。

神戸を襲った阪神淡路大震災の影響で損壊した極楽寺の書庫を立て替えるおりに豊臣秀吉の湯山御殿の跡が発掘されたのです。

豊臣秀吉の有馬好きな話は有名ですが、特別な湯山御殿まで建てていたのですね。

極楽寺に関係の深い太閤の湯殿館

豊臣秀吉の湯山御殿の跡を資料館にしたのが太閤の湯殿館です。当時の様子を復元したものを見ることができるようになっています。

開館時間は午前9時から午後5時までとなっていて入館できるのは午後4時30分までとなっています。

休館日は毎月第2水曜日です。残念ながら訪れた時は施設の点検整備のために長期休館となっていました。

営業スタートの時期ははっきりとは示されていないので太閤の湯殿館のホームページで確認した方がいいでしょう。

https://arimaspa-kingin.jp/cont03/cont03-flm.htm

極楽寺の本殿前は?

本殿前でお香やろうそくをあげることができます。ボケたらあかん日訓に注目です。

極楽寺の本殿前は?

極楽寺の本殿前には賽銭箱をはじめとしてお香をあげる香炉やろうそくを立てるものなどが用意されています。

ここで熱心に祈りをささげることができるようになっていました。またお守りや手ぬぐいなどいろいろなものが置かれていました。

人はいないので自発的に料金を箱に納めてお守りや手ぬぐいをいただくようになっていましたよ。

極楽寺のおさい銭箱

極楽寺の本殿前でお参りをしましょう。

極楽寺の本殿前にある香炉

大きな香炉があるのでお線香を備えるときはここに立てましょう。お線香に火をつけるには香炉のそばにあるマッチを利用するといいでしょう。

極楽寺の本殿前にあるろうそく立て

ろうそくはこのろうそく立てに収めるようになっています。ガラス張りになっていて風を防ぐようになっていますので火が拭き消える心配がありません。

極楽寺の本殿前にあるおみくじ

香炉のすぐ横にはおみくじの箱が用意されていましたよ。丸い穴に手を突っ込んでおみくじをいただくというシステムになっていました。

代金は手前の硬貨入れからお金を落とすといいそうです。

極楽寺の本殿前にあるお守り

ペットお守りなど各種お守りも用意されていました。手ぬぐいもありましたので、有馬旅行の記念にするのもいいかもしれませんよ。

極楽寺の本殿前にあるお守りや手ぬぐいなど

注目はボケたらあかん日訓です。ここでの代金は横にある賽銭箱のミニチュア版のような箱に入れるようになっています。

極楽寺にあるボケたらあかん日訓

そのボケたらあかん日訓のお話が貼りだされていました。年配の方が熱心に読んで笑っておられましたよ。

これを読むとなるほどと身につまされる感じとなります。年齢関係なく人生訓としてためになるお話となっていました。

極楽寺のベンチ

本堂前にベンチが置かれています。疲れた足を休めるのにいいでしょう。

極楽寺のベンチ

極楽寺までは少し昇りの道となっていますので、ここらで休憩を取るのもいいかもしれませんね。

極楽寺は本堂前にベンチが置かれていますのでこちらを利用して休むといいでしょう。ここから極楽寺の眺めを楽しむこともできます。

極楽寺のサービスと設備は?

極楽寺にはトイレはありません。買い物などの用事は有馬温泉観光協会のあたりまで降りる必要があります。

極楽寺のサービスと設備は?

極楽寺にはトイレはありません。べビーカーレンタル、ベビーシート、授乳室などの子供のための設備もありませんでした。

有料施設となる太閤の湯殿館にはトイレがあるのですが、入る予定のない人は、できれば有馬温泉駅の駅舎内のトイレで済ませておくといいですよ。

買い物などの用事は有馬温泉観光協会のある自動車道あたりまで降りて行くとありますよ。

極楽寺のアクセス

神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅が最寄り駅です。歩いて10分ほどの距離です。

極楽寺へ行くには神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅が最寄り駅となります。

三宮から神戸市営地下鉄西神・山手線谷上行きを利用して谷上駅まで行き、神戸電鉄有馬線三田行きに乗りかえて有馬口駅に行きます。

さらに神戸電鉄の有馬線に乗り換えて有馬温泉駅まで進みましょう。

極楽寺は観光地としても有名な有馬温泉の中心地近い場所にあり、有馬温泉駅からは歩いて10分ほどで到着します。

有馬温泉駅を降りたらまずは有馬川沿いに進んでいくといいですよ。

有馬川は有馬川親水公園として整備されているので、川のすぐそばまで近づくことができます。



有馬川親水公園を過ぎたら有馬のシンボル的な場所となる有馬温泉観光協会の方へと進みましょう。また電車以外でも関西のあちこちからバスも出ています。

直通バスに乗れば有馬温泉まですんなり行くことができるので便利です。

極楽寺近くのコインパーキング

極楽寺には駐車場がないので、自動車で行く場合は近くの駐車場を利用しなければなりません。

周囲には気楽に使えるコインパーキングはないので宿泊者以外でも使えるホテルの駐車場を利用するのがいいでしょう。

有馬ビューホテルうらら駐車場なら平日なら最初の1時間400円、以降15分ごとに100円、土日祝なら最初の1時間600円、以降15分ごとに150円となっています。

ここはホテルの宿泊者は利用料無料、太閤の湯を利用する人は4時間無料となっています。

極楽寺のおすすめ度は?

極楽寺は有馬観光の予定の1つに加えるといい場所です。歴史散策スポットとしておすすめですよ。

極楽寺のおすすめ度は?

有馬の金泉、銀泉に浸るだけではなかなか有馬の持つ歴史の深さに触れることができないですよね。そこで訪れたくなるのが極楽寺です。

有馬観光の予定に極楽寺を加えるとより有馬の歴史に触れる機会を持つことができますよ。

特に太閤の湯殿館は目に見える形で歴史を感じることができます。

聖徳太子や豊臣秀吉など誰しもが知っている歴史上の人物がかかわっている点からも極楽寺は歴史散策スポットとしておすすめの場所となります。

極楽寺

住所 兵庫県神戸市北区有馬町1642(地図
連絡先 078-904-0235
最寄駅 神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅
アクセス 神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅から歩いて10分
参拝時間 24時間
休園日
参拝料 無料
駐車場
公式サイト https://www.arima-onsen


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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正  ビー・エイブル