天橋立遊覧の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
天橋立遊覧は天橋立の宮津〜文珠〜府中間を運航する観光船で、府中地区と文珠地区の両岸の松並木の間をわずか12分で運行します。
天橋立遊覧は、天橋立観光をするのにとても便利な海上交通。
天橋立観光船は府中地区と文珠地区の両岸が松並木でつながっているのですが、その間わずか12分で運行します。
天橋立を船の上から楽しめるだけでなく、船長さんの巧みな話術で、天橋立の知識が深まります。
船の乗り場は、一の宮観光船のりば、宮津観光船のりば、天橋立観光船のりばの3か所あります。
一の宮観光船のりばは籠神社が目印です。ここから海に下ったところに乗り場があります。
宮津観光船のりばは、ショッピングセンターミップルの横。天橋立観光船のりばは智恩寺すぐ横にあります。
今回は天橋立遊覧へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
天橋立遊覧は乗船料が必要です。特に割引制度はありません。
天橋立遊覧は乗船料が必要で、特に特定の人に対する割引制度はありません。
乗船料はコースによって変わってきます。
天橋立桟橋から一の宮桟橋、大人片道530円 、往復960円、小人片道270円、往復480円
宮津桟橋から一の宮桟橋、大人片道830円、往復1500円、小人片道420円、往復750円
宮津桟橋から天橋立桟橋、大人片道360円、往復650円、小人片道180円、往復330円となります。
時刻表もあるのですが、人数が集まれば臨時便も出るようなので、あまり時間を気にせずに乗れそうです。
また、ここからリフトに乗るチケットなども売っているので、トータルで観光するのもいいですね。
天橋立遊覧の見どころは船を操るお話上手な船長さんです。
船長さんが船内で天橋立のことを細かく説明してくれるのですが、巧みな話術と運転スキルで楽しく過ごすことができます。
今回は天橋立桟橋のりばから乗ったのですが、船は小型のもので、10人ぐらい乗ればいっぱいになるものでした。
まるでボートのようですが、モーターがついていて小回りも効きます。
水しぶきが飛んでくるのも楽しく、天井が開くようになっているので、いいタイミングで外の空気も楽しめるようにしてくれます。
こちらが船長さんです。写真を片手に天橋立について説明してくれます。
天橋立にはいろんな花が咲くようで、実際にその植物がある近くまで寄ってくれるため、どの場所にどんな花が咲くのかとても分かりやすくなっていました。
天橋立は細長い形をした中洲が見どころですが、これは川の流れによって運ばれてきた土砂が長い時間をかけてこのような形を形成したといわれています。
神話の中では、天橋立は天への架け橋といわれていて、イザナギ、イザナミの神が天と地を上り下りするのに使った橋だといわれています。
そして、イザナギノミコトが昼寝をしている間に倒れて、今の天橋立になったといわれています。
天橋立を見る絶景スポットとして、股のぞきが有名ですよね。
傘松公園から見る「昇龍観」、与謝野町の大内峠から見る「横一文字」、天橋立ビューランドから見る「飛龍観」、東の栗田峠から見る「雪舟観」があります。
そのほとんどが遠望からの美しい眺めを言っているのですが、天橋立遊覧は近くから天橋立を見るため、全く違った景観を望むことができます。
まさに船でしか望めない景色なので、一見の価値ありです。
この日は子供が乗車していたということもあり、船長さんが大活躍でした。
スピードを上げたり下げたりとまるでアトラクションの乗り物のようなスリルがありました。
窓の外は水しぶきがたくさん上がって、肌に感じる風も心地よかったですよ。
天橋立遊覧にはトイレもベビー関連設備もありません。知恩寺のトイレや駅の設備を利用しましょう。
天橋立遊覧の船はコンパクトな船のためトイレはありません。また、乗船場にもトイレはみつかりませんでした。
ですが、知恩院のあたりにはトイレがあります。
知恩寺近くのトイレは一般的なトイレしかありませんでしたが、JR天橋立駅が近くにあるので、子供のための設備を利用したい場合はそちらを利用するといいでしょう。
また、駅にはコインロッカーもあります。ベビーカーレンタルなどの設備はなく、天橋立遊覧ではベビーカーをもって乗ることができるほどのスペースもありません。
天橋立遊覧は天橋立にあります。大阪からは電車で2時間強、自動車は約2時間弱で到着します。
大阪から電車で行く場合は、城崎温泉方面に行く特急こうのとりに乗ります。
そして福知山で特急はしだて3号、もしくは特急たんごリレー3号に乗り換えて天橋立駅まで行きます。
大阪から車で行く場合は、中国自動車道の吉川JCTを通り、舞鶴若狭自動車道を通って綾部JCTを通って、京都縦貫自動車道から宮津市街に入っていきます。
その後、宮津天橋立IC、与謝天橋立ICと通って笠松公園伊根方面に行くと到着です。
天橋立遊覧は駅から徒歩5分ぐらい。天橋立で自動車を駐車するときは、知恩寺の駐車場を利用すると便利です。
知恩寺の駐車場は駅から大通りをまっすぐに登って行ったところにあります。駐車料金は乗用車1日700円です。営業時間は8:00〜17:00です。
天橋立遊覧は親子連れにおすすめです。股のぞきとは違った角度から深く天橋立を楽しむことができます。
今回乗った天橋立桟橋のりばでは、乗り場と降り場が同じところなので、小さな子供を乗せるときにはベビーカーも預かってくれます。
小さな船のため、きっちりとした乗船時間でなくてもいっぱいになったら出してもらえるなど、比較的手軽に利用できるのもいいところです。
船はけっこう揺れてアトラクションのような楽しさもあるので、子供たちのいい思い出になること間違いなしです。
住所 | 京都府宮津市字文珠466番地(地図) |
連絡先 | 0772-42-0323(丹後海陸交通株式会社) |
最寄駅 | JR天橋立駅 |
アクセス | 大阪から特急こうのとりに乗り、福知山で乗り換え、特急はしだて3号、もしくは特急たんごリレー3号に乗って天橋立駅へ 車で行く場合 大阪→中国自動車道・吉川JCT→舞鶴若狭自動車道・綾部JCT→京都縦貫自動車道・宮津市街→宮津天橋立IC、笠松公園伊根方面・与謝天橋立IC |
営業時間 | 8:15頃から18:30頃まで(詳細は乗船時刻表による) |
休園日 | 年中無休 |
料金 | 天橋立桟橋から一の宮桟橋、大人片道530円 、往復960円、小人片道270円、往復480円 宮津桟橋から一の宮桟橋、大人片道830円、往復1500円、小人片道420円、往復750円 宮津桟橋から天橋立桟橋、大人片道360円、往復650円、小人片道180円、往復330円 |
駐車場 | 近隣にコインパーキング多数あり。知恩寺駐車場は乗用車1日700円(営業時間8:00〜17:00) |
公式サイト | https://amano-hashidate/ |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル