造幣局のの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
造幣局の桜の通り抜けは大阪市北区にある造幣局で行われているイベントです。造幣局にはたくさんの桜の木が植えられており、桜が満開になる頃に無料で開放されます。
開放される時期は4月中旬の1週間。毎年、開催時期は変わるので、事前に造幣局のホームページでチェックされることをおすすめします。
造幣局にある桜の大半が八重桜。そのため、一般的な桜と比べると遅咲きになります。
私たちがよく目にする桜はもちろん、大手毬、小手毬といった珍しい桜も少なくありません。
それぞれの桜には種類が書かれた札が掲げられています。その札を見ながら、桜を鑑賞するとなかなか興味深いでしょう。
なお、造幣局の桜の通り抜けのコースは約560メートルです。それほど混雑していなければ、所要時間は20分ほど。
ただし、混雑していると、倍以上の時間を要する可能性は十分に考えられます。したがって、事前に天満橋駅や京阪モールでトイレを済ませておくことをおすすめします。
今回は造幣局の桜の通り抜けへ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
造幣局の桜の通り抜けは100年以上前から行われてきた大阪の春の風物詩です。
1871年、国営造幣施設として設立された造幣局。
敷地内には創業当時のガス燈や運搬に使用されていためがね橋などが残されており、大阪における文明開化の息吹が感じられます。
2003年、造幣局は独立行政法人となり、国内だけではなく海外貨幣の製造・販売も行っているようです。
今回紹介する造幣局の桜の通り抜けは桜の時期に、構内の通路を一般向けに無料開放しています。
造幣局の桜の通り抜けの見どころはお団子ではなく桜!関山、松月、普賢象、楊貴妃などの八重桜のほか、大手毬、小手毬といった珍しい桜も少なくありません。
造幣局の桜の通り抜けを訪れると、まるで桜の見本市を訪れたような感覚になるでしょう。
造幣局にある品種はどんどん増え続けており、現在では130種類以上の桜があります。
もともと、造幣局の周辺は景勝地として知られていました。もちろん、昔から桜の名所として知られ、造幣局のそばにある橋は「桜ノ宮橋」と名付けられています。
造幣局にある多くの桜は明治初期に近くの蔵屋敷から移植されたもの。
1883年に当時の造幣局長が「大阪市民の皆さん共に楽しもう」というコンセプトから造幣局の桜の通り抜けがスタートしました。
現在、通り抜けのコースは造幣局の南門から北門までの560メートルとなっています。
造幣局の桜の通り抜けのコースは全長560メートル。560メートルの間にさまざまな見所があります。
それでは、造幣局の桜の通り抜けを体験してみましょう。入口の正門付近には多くの露天がありますが、会場内は飲食が禁じられています。
また、自撮り棒や日傘を使うこともできません。
桜の通り抜けの会場に入ると、いろいろな桜が目に入ります。それぞれの桜には品種名が書かれた札があるので、あまり桜に詳しくない方でも十分に楽しめるでしょう。
特に、大手毬、小手毬、紅手毬といった珍しい桜はお見逃しのないように。
毎年「今年の花」として一品種が選ばれています。こちらも必見ですよ!
出口は北門のほかに、大川沿いに出られる桜門があります。また、北門の脇には造幣局でつくられたコインを販売するミントショップがあります。
「桜の通り抜け貨幣セット」もあるので、お土産にいかがですか。
毎年、会場には投句箱が設置されて、俳句と川柳を投句することができます。優秀な作品は翌年の通り抜けで短冊になり、桜の木に吊るされます。
俳句と川柳が得意な方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
私が訪れた最終日には、桜の開花が例年より早かったこともあり、ほとんどの桜が散っていました。
一方、人がそれほど多くなかったので、ゆっくりと桜を鑑賞することができました。
造幣局の桜の通り抜け期間中、平日は10:00〜21:00、土曜日・日曜日は9:00〜21:00まで。
夜になると、ぼんぼりに灯りがともされ、日中とは全く違う雰囲気になります。ただし、夜は仕事帰りの方が訪れるので、とても混雑します。
混雑を避けたい場合は、平日のお昼過ぎがおすすめです。
造幣局の桜の通り抜けでの飲食は禁止されていますが、周辺には露天がたくさん設置されているので、食事には困らないでしょう。
近くにある大川沿いに進むとたくさんの露天が出ています。天満橋駅に向かって歩くと、お花見気分が盛り上がること、間違いありません。
また、レストランや食堂が多く立ち並ぶ南森町駅も徒歩圏内です。したがって、桜の通り抜けでの食事は禁じられていますが、食事に困ることはないでしょう。
造幣局の桜の通り抜けには二つのトイレが設置されています。
造幣局の桜の通り抜けにはトイレが2箇所、設置されています。それぞれ、入口の南横にある建物と北門の出口付近にあります。
南門横のトイレは和式と洋式トイレが合わせて12室あります。多くの人が利用するにも関わらず、とても清潔です。
また、おむつ替えシートと着替え用のボードが設置されていました。なお、通り抜けは混雑していなかれば、出口までの所要時間は20分です。
ただし、混雑しているとかなりの時間を要します。また、大川沿いに臨時の仮設トイレはありますが、綺麗ではありません。
事前に天満橋駅や京阪モールでトイレを済ませておくことをおすすめします。
造幣局の桜の通り抜けの最寄駅は大阪メトロ谷町線・京阪本線「天満橋駅」から徒歩15分と好アクセス。周辺には駐車場があるので、車で行くことも可能です。
造幣局の桜の通り抜けの最寄駅は大阪メトロ谷町線・京阪本線「天満橋駅」です。「天満橋駅」から徒歩15分のところにあります。
JR東西線「大阪天満宮駅」や「大阪城北詰駅」からもアクセスできますが、通り抜けの入口からは少し離れています。
なお、造幣局には駐車場がありません。桜の通り抜けが行われる時期は交通規制があるので、十分にご注意ください。
「天満橋」駅上にある「京阪シティモール」の周辺の地下に広めの駐車場がいくつかありますが、この時期は大変込み合います。
車で訪れる際には早めに駐車することをおすすめします。
造幣局の桜の通り抜けは大阪の中心地にあるため、仕事帰りでも気軽に訪れることができます。また、大阪観光に組み込んでみるのもいいでしょう。
造幣局の桜の通り抜けは大阪の中心地で行われるのがポイント。そのため、仕事帰りでも気軽に立ち寄ることができますよ。
また、大阪観光に組み込んでみるのもいいでしょう。その際は、コースの終わりに訪れることをおすすめします。
住所 | 530-0043 大阪府大阪市北区天満1-1-79(地図) |
連絡先 | 050-5548-8686(造幣局ハローダイヤル 8:00〜21:00まで) |
最寄駅 | 大阪メトロ谷町線・京阪本線「天満橋駅」 |
アクセス | 大阪メトロ谷町線・京阪本線「天満橋駅」から徒歩約15分 |
開催時間 | 10:00〜21:00(平日)、9:00〜21:00(土曜日、日曜日) |
休催日 | 桜の通り抜け期間中はなし |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし(周辺に有料駐車場あり) |
公式サイト | https://mint.go.jp/ |