筒井八幡神社の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
筒井八幡神社は神戸市中央区にある神社。主祭神は応神天皇。境内には筒井の名前の由来にもなった「つつの井」があります。
筒井八幡神社は神戸市中央区にある神社です。主祭神は応神天皇になっています。
宮本通りというこの地域の名称も応神天皇が祀られている筒井八幡神社の本地であることに由来しています。
境内には筒井八幡神社の名前の由来にもなった「つつの井」という井戸の跡が今も実在します。
参道には「つつの井」にまつわる石像の人形も立っています。
筒井八幡神社の参道は宮本公園の真ん中を通っており、公園を東側と西側に2分するという珍景を作り出しています。
今回は、筒井八幡神社を訪れた感想や見どころを写真とともに詳しくレビューします。
筒井八幡神社の見どころは「つつの井」。「つつの井」の創作童話をモチーフにした石像も立っています。宮本公園を2分する参道にも注目です。
筒井八幡神社の見どころは境内にある「つつの井」という井戸の跡でしょう。
筒井という名称のルーツにもなった井戸で昔は霊泉が湧き出ていたそうです。
うっそうとした木々に覆われた筒井八幡神社の参道にも「つつの井」の童話をモチーフにした石像をはじめとしたいろいろな石碑が建っています。
見逃さないでくださいね。
参道が宮本公園を2分しているところにも注目です。
まずは鳥居をくぐって参道を進んでいきましょう。このあたりは木々もうっそうとしていて少し暗く周りの住宅街と明らかに違う様相になっています。
このあたりを覆う木々は市民の森として管理されているのですね。特に夏場は濃い影を形成してくれるのでとても過ごしやすいですよ。
参道の左右に宮本公園が広がります。参道と公園はそんなに区切りなくつながっているので、公園も筒井八幡神社の境内の一部のように見えてしまいます。
宮本公園にはベンチも豊富に用意されていますので、休憩に利用するのもいいですよ。
参道に立っている石像です。名前は井筒太郎というかわいらしい像です。
「つつの井」をテーマにした創作童話をモチーフにしたもので筒井舞を舞っている姿だそうです。
この地域では創作民話を制作して、民話の里として地域活性に活かしています。
参道にはいろいろな石碑が建っています。
井筒太郎の像も含めて筒井八幡神社と宮本公園の境界があいまいなエリアに設置されており、どちらに属しているのかわかりにくくなっています。
階段を上って拝殿へと進んでいきましょう。うっそうと覆っていた木々も拝殿前では途切れ、明るく開けた場所になります。
境内に入ってすぐのところに百度石があり、手水舎が設けられています。ここで手を清めてから拝殿に向かうことにしましょう。
水場のところにはかわいらしいカエルが鎮座していました。
拝殿を守る狛犬たちです。
筒井八幡神社の狛犬たちは少しスリムな姿が特徴的ですね。
その狛犬たちを過ぎると拝殿です。
拝殿には立派なしめ縄が飾られています。ここでの主祭神は応神天皇となっています。
拝殿の奥には羽を休めた姿と飛び立とうとする姿の2羽の鳩の像があります。
横から見ると拝殿奥の本殿の屋根を見ることができます。
その背後には木々が生い茂り神域の終わりを示しています。
拝殿の対面にあるのが、霊泉つつの井です。このあたりの旧地名である筒井村や筒井八幡神社の名前のルーツとなるのがこの井戸です。
今では井戸跡となっていますが、ここから霊泉が湧き出て人々を癒していたのでしょうね。
その姿が今も残されていて見ることができるというのは貴重なことです。
静かに古い歴史の痕跡を今に伝えています。
稽古や舞台で使用した扇を神火で焚き上げ供養するという神事も筒井八幡神社では行われています。そのための扇塚も建てられています。
筒井八幡神社は舞台芸能にも関わりがあるのですね。
末社の中でひときわ目立つのが三方荒神社です。
非常に高いところに拝殿が設けられているのが特徴的です。
あじさいの季節にはこの三方荒神社はたくさんのあじさいに彩られてひと際きれいになります。
また大きなスペースを取っている末社として稲荷社があります。
多重の鳥居はありませんが、周りの囲いもすべて朱色に彩られて、朱色に染まった空間になっています。
筒井八幡神社にはトイレはありませんので気をつけましょう。隣接する宮本公園にもトイレはありません。
周囲にはトイレが借りられそうな商業施設もないため駅などで済ませておくほうが無難でしょう。
筒井八幡神社の最寄り駅はJR「灘駅」または阪急「王子公園駅」。駐車場はありませんが近くに民間の駐車場があります。
筒井八幡神社の最寄り駅はJR「灘駅」や阪急「王子公園駅」となります。どちらからも西側へと進み国体道路を通って行くといいでしょう。
車で行く場合も国体道路を利用します。
JR「灘駅」から徒歩で行く場合は、まずミュージアムロードを進んでいくことになります。改札を抜けたら駅の北側の広場へと出ましょう。
広場からまっすぐ北へと伸びるミュージアムロードを進んでいきましょう。途中、阪急電車の高架が見えてきます。
高架をくぐったらミュージアムロードを離れて国体道路へと進みます。左前方に注目してください。
左前方に道の両サイドに並木がずっと続く道が見えます。これが国体道路です。
三宮の高層ビルから国体道路を見るときれいに並木が一本の筋となっている様が見えます。筒井八幡神社へ行くにはここをまっすぐ進んでいきます。
筒井八幡神社への入り口となる参道は建物と建物の間にある小道です。少しわかりづらいので、国体道路の右側を注目して進みましょう。
小道があってその先に鳥居が見えたら筒井八幡神社の参道です。
車で行くときも国体道路を進んでいくといいでしょう。三宮側から行くときは宮本交番を過ぎてすぐの場所になります。
筒井八幡神社には駐車場はないのですが、神社の裏手にあるタイムズ兵庫県福祉センター駐車場を利用するのがいいでしょう。
料金は8:00〜20:00は30分100円、20:00〜8:00は90分1000円、最大料金駐車後24時間1500円となっています。
筒井八幡神社まではすぐの位置です。
宮本公園とも隣接しているので公園で子供と一緒に遊びつつ、筒井八幡神社の境内の見どころも堪能するといった欲張りな楽しみ方ができる点がいいですよ。
筒井八幡神社を訪れると、世間であまり知られていないとっておきの場所を見つけたような気分になれます。
国体道路から参道を見つけようとしてもわかりにくくて世間の目からは隠された印象があるからです。
そんな隠れ家的なスポットを求めている人にはおすすめです。
筒井八幡神社の近くには、王子動物園、横尾忠則現代美術館、神戸文学館、王子南公園などがあるので、絡めて訪れてみてもいいかもしれませんね。
住所 | 兵庫県神戸市中央区宮本通3丁目1-5(地図) |
連絡先 | 078-222-3477 |
最寄駅 | JR「灘駅」または阪急「王子公園駅」 |
アクセス | 公共交通機関を利用する場合 JR「灘駅」から徒歩10分、または阪急「王子公園駅」から徒歩10分 車を利用する場合 国体道路を三宮側から灘側へと直進、宮本交番過ぎてすぐ |
営業時間 | 24時間開放 |
休園日 | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし 徒歩1分のところにタイムズ兵庫県福祉センター駐車場あり 8:00〜20:00は30分100円、20:00〜8:00は90分1000円 最大料金駐車後24時間1500円 |
公式サイト | なし |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル