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生國魂神社

生國魂神社の口コミレビューと感想!

生國魂神社の見どころやおすすめポイントを感想を交えて詳しく紹介します!

生國魂神社

生國魂神社(いくたまじんじゃ)は大阪市天王寺区生玉町にある神社。末社の数も多く境内を見て回るだけでも結構時間がかかります。

生國魂神社

生國魂神社は大きな御本社があるのが特徴的です。境内には末社が数多くあって、見て回るだけでも結構時間がかかります。

いくたま参り道が設けられていて境内を散策することができるようになっています。織田作之助、井原西鶴の銅像や米澤彦八、松尾芭蕉の石碑などいろいろな見どころが用意されていますよ。

今回は生國魂神社へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。

生國魂神社へのアクセス(行き方)は?

近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」から歩いて10分ほどの距離。車なら阪神高速1号環状線の道頓堀出口から約7分です。

生國魂神社の最寄り駅は近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」や大阪市営地下鉄「谷町9丁目駅」となります。

生國魂神社へのアクセス(行き方)は?

近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」から歩くと生國魂神社の参道をたどって境内へとたどり着けますので、ここでは近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」からのルートを推奨します。

近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」を降りて地上に出たら千日前通りを東へと進んでいきます。下寺町信号にぶつかったらその先に大きな鳥居が見えてきます。

これが生國魂神社への参道を示す鳥居となります。鳥居をくぐってそのまま参道を進んでいけば自然と生國魂神社の朱色の北門にたどり着けます。駅から歩いて10分ほどの距離ですよ。

生國魂神社 コインパーキング

また車で生國魂神社に行くなら阪神高速1号環状線で難波方面へと進んで道頓堀出口で降りましょう。道頓堀出口から約7分で着きます。

生國魂神社には参拝者用の駐車場はありません。入り口のところにも周囲の駐車場を使うようにとの掲示が出されています。

生國魂神社の周囲にはコインパーキングがいくつもあります。近いものとしてはブレイク生玉町があります。料金は全日全時間20分/300円となっています。

9:00〜24:00の間で3時間最大が1500円、24:00〜9:00の一泊が300円です。

生國魂神社ってどんなところ?見どころは?

見どころは荘厳な御本社。子供たちには参拝記念スタンプが用意されているのがポイントとなるでしょう。

生國魂神社ってどんなところ?見どころは?

生國魂神社はかっては大坂城の場所にあったと言われています。豊臣秀吉が大阪城を築く際にこの地に移転させたとのことです。

そういった歴史を持つ神社ゆえか生國魂造様式の荘厳な御本社は見る者を圧倒します。この大きな御本社が生國魂神社の一番の見どころとなります。

生國魂神社 常夜灯

生國魂神社に足を踏み入れると何もかもが一回り大きいと感じさせられます。例えば入り口の鳥居のところにある常夜灯ですがかなりの太さとなっています。

鳥居の大きさといい、入り口の広さといい、どれもが大きい感じです。

生國魂神社 狛犬

生國魂神社 狛犬

普通は拝殿前にいる狛犬は入り口すぐのところに鎮座していました。

生國魂神社 手水舎

入ってすぐに手水舎が置かれています。ここの手水舎は龍の姿の注ぎ口となっていました。

生國魂神社 御本社

いよいよ御本社です。ここでは主祭神として生島大神、足島大神を、相殿神として大物主大神を祀っています。

御本社の大きさには目を見張りますが、これは昭和になって再建されたものです。明治の大火で一度焼失したのに続いて太平洋戦争の末期に空襲で焼かれてしまったという歴史があります。

そこからの再建で今のものはベースはコンクリート造になっています。

生國魂神社 参拝記念スタンプ

拝殿横には自由に使える参拝記念スタンプが用意されていました。スタンプ帳を持った子供たちには見逃せないスポットですね。

スタンプは複数種類用意されていますのでぜひともこちらで押していってください。

生國魂神社 御祈祷木

お願いごとに必要な御祈祷木も用意されています。

生國魂神社の末社は?

たくさんの末社がある生國魂神社。しっかり見ていくには結構時間が必要ですよ。

生國魂神社の末社は?

末社の数の多さも生國魂神社の特徴です。すべてを見て回ろうと思ったら結構な時間が必要となりますよ。

境内にはいくたま参り道が設けられているのでそれに沿って末社を巡っていくといいでしょう。それぞれの末社ごとにご利益が違うので自分の願い事にマッチした末社を探し出すことも大事です。

生國魂神社の末社 天満宮

生國魂神社の本殿の横には3つの末社が並んでいます。菅原道真公を祀る天満宮は進学、受験などにご利益があります。

生國魂神社の末社 住吉神社

底筒男神、中筒男神、表筒男神を祀る住吉神社は航海安全を願うといいでしょう。

生國魂神社の末社 皇大神宮

皇大神宮は伊勢に行く代わりに天照皇大御神にお参りできます。

生國魂神社の末社 精鎮社

本殿のある場所から一段下がっていくと末社が集まる場所になります。鯉が泳ぐ水槽を持っているのが精鎮社です。商売繁盛を願うといいでしょう。

生國魂神社の末社 城方向八幡宮

誉田別命、気長足媛命、玉依比売命を祀る城方向八幡宮は厄除けを希望するときにピッタリですよ。

そのほかにも数多くの末社がありますので、回ってみてくださいね。

生國魂神社の境内は?

上方落語発祥の地という碑や織田作之助、井原西鶴の像もあります。鯉が泳ぐ水槽もありますよ。

生國魂神社の境内は?

生國魂神社の境内には、上方落語発祥の地という碑や松尾芭蕉の句を刻んだ石碑、織田作之助、井原西鶴の像など、この地にゆかりのあるいろいろなメモリアルなものが建てられています。

こういうものを見ながら文化的な面での大阪の歴史に触れるのもいいですね。鯉が泳ぐ水槽もありますよ。

生國魂神社 米澤彦八の碑

米澤彦八の碑というのが立てられています。その碑には上方落語発祥の地という言葉が刻まれていますよ。

これは米澤彦八が上方落語の祖となったというところから、ここがゆかりの地ということで置かれたそうです。

生國魂神社 日時計

碑の近くには日時計も置かれていました。

生國魂神社 松尾芭蕉の句

「菊に出て奈良と難波は宵月夜」という句が石碑に刻まれています。これは松尾芭蕉が生國魂神社にて詠んだ句だそうです。生國魂神社の古の出来事を伝えているのですね。

生國魂神社 中山琴主を詠った句

また二弦琴を広めた中山琴主のことを詠った句が刻まれた石碑もありました。

生國魂神社 小さな庭

精鎮社には小さな庭が作られており、水のせせらぎも設けられています。その先にはガラスに覆われた水槽がありその中には鯉が泳いでいました。

生國魂神社 水槽

ガラスや金網が邪魔をして鯉が見えにくくなっているのが残念です。

生國魂神社 織田作之助の像

無頼派の作家である織田作之助の像もありますよ。「夫婦善哉」や「青春の逆説」という代表作で知られる作家です。

マント姿もりりしい感じですね。生まれは大阪で、大阪の庶民の暮らしを描いている作品も多いのが特徴的な作家だったのでここに銅像が建てられるのも納得ですね。

生國魂神社 井原西鶴像

「好色一代男」などの代表作で知られる井原西鶴の像もあります。有名な井原西鶴も大阪生まれなんですね。

俳句や浮世草子という今でいう小説で世間に知られるようになりました。かなりリアルな生き生きとした像でしたよ。

生國魂神社 休憩ベンチ

境内にはベンチも置かれていて、休むこともできるようになっていました。結構見て回るべきものが多いので休憩を取りつつ行動するのがいいでしょう。

生國魂神社のトイレの清潔度は?

生國魂神社には開放されているトイレはありません。神社横に設置されている公衆トイレを利用するといいでしょう。

生國魂神社のトイレの清潔度は?

残念ながら生國魂神社にはトイレはありません。しかし神社横に公衆トイレが設置されています。

ここのトイレは生國魂神社や生玉公園を訪れる人のために用意されています。境内を出て神社の外周をグルリと回っていけば見つかります。

生國魂神社の横のトイレ

中は狭くトイレットペーパーなどの備品もありませんでした。清掃はされていますが古さは否めない感じです。

ベビーシートやベビーチェアなどの赤ちゃん用の設備やオストメイトはありませんでした。

生國魂神社のおすすめ度は?

見どころがいっぱいの生國魂神社。ミナミでの行楽の予定の1つに加えてみてはいかがでしょうか。

生國魂神社のおすすめ度は?

とにかく見どころが多いというのが生國魂神社の印象です。時間をかけていろいろ見て回りたいという人におすすめの神社となりますよ。

ミナミでの行楽の予定の1つに加えてみるのもいいと思います。人工的な施設ばかりを歩くのではなく、こういった神社や大阪の歴史に触れるようなひとときがあってもいいでしょう。

生國魂神社の施設概要

住所 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9(地図
連絡先 06-6771-0002
最寄駅 近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」
アクセス <電車を利用する場合> 近鉄・大阪市営地下鉄「日本橋駅」から徒歩約10分
<車を利用する場合> 阪神高速1号環状線の道頓堀出口から約7分
営業時間 日の出から日の入りまで
休業日 無休
料金 無料
駐車場
公式サイト https://ikutamajinja.jp/

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この記事を書いた人

みつ葉

すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。

編集&校正  ビー・エイブル