玄宮園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
玄宮園(げんきゅうえん)は、滋賀県彦根市にある旧彦根藩の庭園です。もともと、彦根藩4代目藩主である井伊直興が造営し、江戸時代初期の特徴をそのまま表現した名園で知られています。
その後、江戸時代後期、第11代藩主井伊直中の隠居屋敷として再び整備され現在に至ります。
玄宮園は中国の玄宗皇帝時代に作られた中国湖南省の名園である離宮庭園を参考に作られいて、離宮庭園の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんだ近江八景が観賞できます。
また、秋になると紅葉がとても美しく、大勢の観光客が訪れます。ライトアップされた玄宮園の美しさもたまりません。彦根城とセットにして訪れるといいでしょう。
今回は玄宮園へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
玄宮園の入場料は数種類あります。一番安いものは玄宮園単独券で一般200円、小中学生が180円です。
入場料は数種類あります。
彦根城と玄宮園が入れる切符は一般800円、小中学生200円、彦根城博物館のみの切符は一般500円、小中学生250円、玄宮園のみの切符は一般200円、小中学生100円、彦根城、玄宮園、博物館がセットになった切符は一般1,200円、小中学生350円です。
観覧時間は8:30〜17:00なので、ご注意ください。
玄宮園の見どころは池です。玄宮園は広大な池を中心にしてレイアウトされています。庭園にはいくつもの建物があります。それらの建物が池に映り込む様子はフォトジェニックということでとても人気を集めています。
玄宮園を訪れたら池に注目しましょう。玄宮園は広大な池を中心にレイアウトされています。
単に池があるのではなく、滝や船遊び用の船小屋があるなど、見どころ満載です。
また、庭園内にある建物は池に逆さに映りこみます。その様子は大変美しく、フォトジェニックとして人気を博しているとか。
時間、季節、天候により、さまざまな表情を見せてくれます。
静かな池の水面はまるで鏡面のよう。水面に映った影は現実とは異なった趣を感じます。時には雲の様子も映し出しています。季節を変えて訪れるのもいいでしょうね。
なお、玄宮園は多言語に対応しています。そのため、外国人観光客が訪れても満足できる観光スポットです。
玄宮園の見どころは広大な庭園です。「大名庭園」の名にふさわしく、丁寧に作りこんだ庭園をじっくりと鑑賞できます。また、彦根城を背景にした写真撮影も可能です。
玄宮園の見どころは広大な庭園です。大名庭園の名にふさわしく、丁寧に作りこんだ庭園を鑑賞できます。
緑がたくさんあるので、すがすがしい気分になりますよ。また、彦根城を背景にした写真も撮影できます。
江戸時代は下屋敷があり、けやきが使われていたので「槻御殿(けやきごてん)」と呼ばれていました。
その後、庭園部分は「玄宮園」、建物部分は「楽々園」と呼ばれるようになりました。槻御殿の華麗な様子は当時の大名から見ても、驚嘆に値するものだったとか。
権力の象徴となったこれらの庭園や建物は、当時の井伊家の繁栄ぶりを十二分に感じさせます。玄宮園にある建物は今まで何回も修理されています。
それでも、建てられた当時の趣がそのまま残っています。園内には芝生が一面に広がっているところがありました。
太陽がさんさんと照りつけ、本当に気持ちよさそうです。もちろん、木々もきちんと手入れされています。
この建物は「八景亭」と呼ばれています。今は老舗の料理旅館となっており、庭園を眺めながら食事できるスポットです。
料金は安くありませんが、のんびりと食事をしながら、移りゆく庭園の景色を鑑賞するのは、まさに贅沢の極みといえましょう。
きっと、井伊家の人たちもこのようにして玄宮園を楽しんでいたのでしょうね。なお、「八景亭」の営業は2017年11月末に終了しています。ご注意ください。
こちらの橋は「七間橋」です。その向こうには「臨池閣」や「八景亭」があります。池の中には亀の形にも見える小島がありました。
実は玄宮園の「玄」は玄武の意味が含まれています。玄武は神獣では亀を指しているので、小島には亀の形をしているものが置かれています。
同時に「玄」は北の方向を指しており、蓬莱の方向も意味していると考えられています。
ほかにも石畳の小道や草原のような場所があり、見所満載です。ぜひ、ゆっくりと歩きながら玄宮園を楽しみましょう。
玄宮園の庭園内にトイレは見つかりませんでした。ですが、道々に公衆トイレが多くあるので、困ることはなさそうです。
玄宮園はJR・近江鉄道「彦根駅」から徒歩20分と好アクセス。周辺には駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
玄宮園の最寄駅はJR・近江鉄道「彦根駅」です。
玄宮園は彦根城にあるので、まずは彦根城を目指しましょう。彦根城といえばゆるキャラ、ひこにゃんが有名です。
彦根城までの道のりにはあちらこちらにひこにゃんのマークがあります。ひこにゃんのマークに注意すれば彦根城までたどり着けるでしょう。
なお、名神高速道路彦根ICから車でアクセスすることも可能です。彦根ICから彦根市内までは国道306号線を右折、「外町」交差点からは直進します。
玄宮園は熟年夫婦におすすめ! 大人だからこそ、楽しめるスポットといえるでしょう。また、各種イベントも開催されています。
玄宮園は熟年夫婦におすすめにスポットです。静寂な雰囲気の中で移り変わる自然の美しさは大人だからこそわかるものです。
また、玄宮園は広い庭園ですが、アップダウンはあまり多くありません。したがって、足腰が弱い方でも十分に楽しめます。
玄宮園では季節によってさまざまなイベントが開催されています。
9月には「虫の音を聞く会」、11月には「錦秋の玄宮園ライトアップ」があります。また、秋に訪れると美しい紅葉が十二分に堪能できます。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町3(地図) |
連絡先 | 0749-22-2742 |
最寄駅 | JR・近江鉄道「彦根駅」 |
アクセス | JR・近江鉄道「彦根駅」から徒歩20分 |
営業時間 | 8:30〜17:00 |
休園日 | 無休 |
料金 | 彦根城・玄宮園 一般800円 小中学生200円、玄宮園 一般200円 小中学生100円、彦根城博物館 一般500円 小中学生250円、彦根城・玄宮園・彦根城博物館 一般1,200円 小中学生350円 |
駐車場 | 桜場駐車場 70台 年中無休 8:30〜18:00 乗用車日400円 大手前駐車場 25台 年中無休 8:30〜18:00 乗用車日400円 |
公式サイト | https://hikone.genkyuen |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル