五月山体育館のの見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
五月山体育館は大阪府池田市にある市立体育館です。緑豊かな五月山のそばに建てられたので、「五月山体育館」と名付けられました。
館内はバスケットボールコートが2面、バレーボールコートが3面、ハンドボールコートが1面、バドミントンコートが10面、フットサルコートが1面、卓球コートが12面あり、とても充実しています。
また、180メートルのランニングウェイやトレーニングルームがあります。
トレーニングルームには、各種トレーニングマシンはもちろん、健康相談コーナー、浴室、サウナ、男女更衣室などもあり、心ゆくまでトレーニングができます。
室内温水プールは25メートルプールが7コースもあります。
また、身体障害者用スロープ、幼児用プール、ジャグジー、温水シャワー、採暖室、男女更衣室が設置されており、誰でも季節を問わず水泳が楽しめる工夫がなされています。
五月山体育館のもうひとつのポイントはプロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」のホームアリーナでもあること。
そのため、ホームゲームはもちろん、「大阪エヴェッサ」が主催するイベントの会場にもなり、プロバスケットボールファンにもなじみ深い体育館でもあります。
また、「大阪エヴェッサ」のテレビの実況生中継が行われることも多いので、テレビで五月山体育館を見た方も少なくないでしょう。
五月山体育館には池田の歴史が学べる資料室があります。資料室では池田の移り変わりをはじめ、池田城の紹介コーナーがあります。
資料室を見学すると、歴史ロマンを感じることでしょう。このように、文武両道の五月山体育館は魅力いっぱいのスポット。
また、阪急宝塚線「池田駅」から徒歩圏内なので、大阪梅田からも快適にアクセスできます。
今回は五月山体育館へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。
五月山体育館の利用料は時間、利用するところによって異なります。
五月山体育館のアリーナの利用料は利用する面積料と時間によって異なります。最も安いのは1/3面利用、9時〜12時までの3,900円です。
9:00〜21:00になると13,000円になります。9時〜21時まで全面を利用すると38,800円です。なお、土曜日、日曜日、祝日は3割増になるのでご注意ください。
温水プール、トレーニングルームの一時利用はそれぞれ1回につき800円です。共通チケットは1回1,000円です。
五月山体育館を頻繁に利用する方は定期や回数券を利用しましょう。定期だと1月4,800円、回数券ですと1回分がお得になります。
なお、中学生以下、障害者の方は半額です。小学校2年生以下は保護者同伴の下で、無料入場できます。
五月山体育館は体育館にも関わらず、池田の歴史、文化が学べる資料スペースがあります。
五月山体育館は体育館にも関わらず、池田に関する資料スペースがあります。
資料スペースにはかつて存在した池田城の発掘調査のレポートがあります。城好きの方は要チェックですよ。
こちらは五月山の花見風景です。春の五月山は桜が咲き、さぞ美しいのでしょう。ミニチュエアの桜には提灯がともり、華やかな雰囲気を醸し出しています。
ミニチュアはとても精巧につくられており、人々の生活が垣間見られますよ。
「町内の家老屋敷に関する記録」が展示されていました。赤で囲っている部分には解説文が付け加えられています。
それによると、これはそれぞれの住宅の敷地の境界線を定めたもの。昔から、敷地の取り決めがあったことに驚かずにはいられません。
さらに、「戦国時代の町場の様子を伝える文書」もありました。こちらも原文の一部がわかりやすく書き改められています。
それによると、本養寺お堂の裏から西光寺の裏手に大木、堀があるのは池田城主跡だとか。この地には池田城がありましたが、今はありません。とても新鮮に感じますね。
こちらは「1697年の豊島郡池田村の絵図」です。
隣には1746年のものがあり、50年間の変化がわかります。
また、16世紀の資料を見ると、1546年、池田軍は西から攻められて、10数人が討ち死にしたと言われています。
このように、五月山体育館では池田の歴史をじっくりと学ぶことができます。
こちらが池田城の遺構です。一つ一つ丁寧に掘り起こすことにより、可能な限り、私たちに池田城のありし姿を伝えています。
それでも、まだまだ謎に包まれている部分も多いとか。これからも、池田城の調査は続きます。
五月山体育館は館内がガラス張りになっており、とても明るい体育館です。
五月山体育館は館内がガラス張りで、光がさんさんと入り込むとても明るい体育館です。
館内にはアリーナがあり、充実したコートが設置されています。また、25メートルの室内温水プールも見逃せません。
五月山体育館は池田市のスポーツの拠点といっても過言ではありません。
こちらが五月山体育館です。側面が一面のガラス窓になっているところがポイント。
太陽の光がたくさん入ってきそうですね。また、ガラス窓が曲線になっているところも素敵ですね。
こちらはアリーナです。私が訪れたときはバスケットボールの試合が行われていました。「大阪エヴェッサ」も公式戦ではこちらのアリーナを利用しました。
「大阪エヴェッサ」の試合が行われるときは、1階に臨時スタンドを設置し、1000人以上が観戦できるようになっています。
「大阪エヴェッサ」は人気チームで、ソフトバンクやキンチョーなど多くのユニフォームスポンサーも付いています。
バスケットボールに興味がある方は、ぜひ五月山体育館で「大阪エヴェッサ」の試合を観戦しましょう。
2階の観覧席には車いす専用のスペースもありました。車いすに座った状態で観戦ができるので、気兼ねなく楽しめそうですね。
2階観覧席まではスロープが設置されており、車椅子でもスムーズに移動できます。
階段を降りると温水プールがあります。アリーナは開放的ですが、温水プールは奥まったところにあるので、返って安心かもしれません。
私が訪れた日は子供向けの水泳教室が行われていました。温水プール近くのホールにはテーブルと椅子があり、保護者はそこで子供の帰りを待っている感じでした。
また、ホールには自動販売機があるので、子供の水分補給に重宝することでしょう。
五月山体育館にはトイレがあります。トイレには車いす用のトイレもあり、誰もが安心して使えるトイレになっています。
五月山体育館にはトイレがあります。トイレには車いす用のトイレもあり、誰もが安心して使えます。
また、おむつ替えシートがあり、子供連れでも気軽に利用できます。
トイレは比較的広く、混雑することもないでしょう。
こちらが車いす用のトイレです。手洗いが2か所もあり、使い勝手のいいところで手洗いが利用できます。また、トイレの中は掃除が行き届いていました。
五月山体育館は阪急宝塚線「池田駅」から徒歩15分と好アクセス。周辺には駐車場があるので、車で行くことも可能です。
五月山体育館の最寄駅は阪急宝塚線「池田駅」です。
「池田駅」から五月山体育館へは北へ向かって徒歩15分ほどです。
「池田駅」から阪急バスを利用することもできます。「石橋北口」行きに乗り、バス停「「五月山公園・大広寺」下車、徒歩すぐです。
車でアクセスする場合は阪神高速道路「阪神高速「小花JCT」で降ります。
五月山体育館は家族連れにおすすめ。どの年代の子供でもスポーツを楽しめます。
五月山体育館は家族連れにおすすめです。活発に遊びたい子供にとっては、体を思いっきり動かせるのでストレス発散になるでしょう。
また、もっとうまくなりたい!と思う子供は運動教室に通わせるのもいいでしょう。
五月山体育館は歴史好きな子供にとってもおすすめできる施設です。資料室で池田の歴史を学ぶのも悪くありません。
住所 | 大阪府池田市綾羽2-7-1(地図) |
連絡先 | 072-754-3336 |
最寄駅 | 阪急宝塚線「池田駅」 |
アクセス | 「池田駅」から徒歩15分。またはバス停「五月山公園・大広寺」で下車 |
営業時間 | 9:00〜22:00(日曜日、祝日は19:00まで) |
休園日 | 毎月第1火曜日(その日が祝日の場合はその翌平日)、年末・年始 (12月31日から1月2日) |
料金 | 利用するものによる |
駐車場 | 平面駐車場(65台)、西・東側自転車置場(90台)30分まで無料、2時間まで200円、2時間から3時間まで400円、以降30分毎に150円 |
公式サイト | https://satsukiyama-taiikukan |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル