好古園
好古園の口コミレビューと感想！
好古園へ遊びに行こう！おすすめの見どころを詳しく紹介！
好古園
好古園は、兵庫県姫路市にある日本庭園。姫路城西御屋敷跡につくられた庭園には、趣の異なる9つの庭園や、本格的な数奇屋建築の茶室もあります！
好古園は、兵庫県姫路市にある池泉回遊式の日本庭園です。姫路市の市制100年を記念して建てられたもので、姫路城西御屋敷跡につくられました。
園内は9つのテーマが異なる庭園や、本格的な数奇屋建築の茶室もあります。世界遺産姫路城の近くにあり、外国人観光客にも人気です。
日本の和の心に触れる……そんな時間を過ごしたい人におすすめのスポット。
今回は、好古園を訪れたときの様子を写真とともにレポートします。
好古園への行き方（アクセス）は？
好古園は、JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩約20分。姫路城周辺を何ヶ所か観光する人はバスかレンタサイクルがおすすめ。周辺に有料駐車場もあるので、車で行くことも可能です。
好古園は、JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩約20分。北口を出れば、姫路城が見えるので、それを目指してまっすぐ歩けば、姫路城の大手門前に到着します。
好古園は、そこから左へ数分歩いたところにあるので、場所は分かりやすいと思います。
姫路城周辺を何ヶ所か観光する予定がある人は、姫路城ループバスやレンタサイクルがおすすめ。
バスで行く場合は、姫路城ループバス「好古園（姫路城西御屋敷跡庭園）」で降りてすぐの所です。
このバスは、姫路城周辺の主要な観光スポットの前で停まるので、姫路観光にはもってこい。1回の乗車は大人100円、小人（6才〜小学6年生）50円です。
何度も乗車する場合は、1日乗車券（大人300円、小人150円）がお得。車内は少し狭かったですが、茶色のレトロな感じがオシャレです。
自転車は、姫路駅構内にある観光案内所（無料）か、「姫ちゃり」（1日100円〜）、もしくは「駅リンくん」（1日350円）で借りることができます。
私は「姫ちゃり」を利用しましたが、サイクルステーション（貸出・返却拠点）間を60分以内で乗り継げば、1日100円で自転車を借りることが可能。
60分を超えた場合は、30分ごとに100円が加算されます。天気のいい日は気持ちいいですし、自分のペースで見学できます。個人的には移動手段としては一番おすすめ！
車で行く場合は、播但連絡自動車道「砥堀ランプ」より約15分。山陽自動車道「姫路東IC」より約20分、または「姫路西IC」より約25分。
阪神高速・姫路バイパス「中地ランプ」より約15分です。専用の駐車場はありませんが、周辺に有料駐車場がたくさんあります。
詳細はこちらをご覧ください。
好古園の入園料は？お得な割引制度はあるの？
好古園の入園料は、大人（18歳以上）は300円、小人（小・中学生、高校生）は150円（18歳以上で高校生の場合は小人料金）です。就学前の子どもは入園無料。
証明書を提示すれば、姫路市在住の65歳以上の方、障害者手帳を持っている方、ひょうごカルチャーパスを持っている方も、入園料が無料になります。
姫路城へ行く予定のある人は、共通券がおすすめ。大人は1,040円、小人は360円です。姫路城の入城料が1,000円なので、好古園は40円で入れるという計算です。
姫路城は世界遺産ということもあり、平日でも混雑しているので、先に好古園を見てまわるのがいいかもしれません。私は姫路城から見学しましたが、大天守を登るのに1時間待ち。
その日はへとへとに疲れてしまったので、好古園は別日に行きました。疲れがない内に好古園を見てまわるというのも一つです。
また、姫路城ループバスの1日乗車券を購入した人は、入園料が2割引になるサービスが受けられます。1日乗車券をお持ちの方は、窓口で提示するのをお忘れなく！
好古園ってどんな所？見どころは？
好古園は、兵庫県姫路市にある日本庭園。テーマの異なる9つの庭園や、本格的な数奇屋造の茶室などがあります。
好古園は、兵庫県姫路市にある日本庭園です。姫路市の市制100年を記念して、姫路城西御屋敷跡につくられ、平成4年に開園しました。
園内にはテーマの異なる9つの庭園があり、四季折々の景色を楽しむことができます。「茶の庭」にある茶室「双樹庵」は、本格的な数奇屋造り。500円で抹茶と生菓子がいただけます。
好古園は、池泉回遊式の日本庭園。「池泉回遊式」とは日本庭園の形式の一つで、池を中心にしてつくられたものです。
観光客が多いので、「静かにゆっくり……」というわけにはいかないかもしれませんが、池の鯉がぽちゃんと跳ねる音や滝の音を聞きながら、園内の景色を眺めていると、「自然と気持ちが落ち着く」という気分になる人もいると思います。
「御屋敷の庭」の入り口です。
レストラン「活水軒」です。「御屋敷の庭」を眺めながら食事ができる人気店。私が行ったときも、満席で順番待ちの列ができていました。
渡り廊下から見える景色です。滝や、「御屋敷の庭」の池が見えます。
「御屋敷の庭」です。好古園で一番大きい庭で、かつては姫路城藩主の下屋敷がありました。流れるように列になって泳ぐ鯉がとても綺麗です。
「苗の庭」です。江戸時代に栽培された植物を育てている庭園。
ベンチもあったので、ここで一旦休憩するのも良さそうです。
「流れの平庭」です。私が行った時は、ところどころに赤い土嚢袋が置いてあり、少し景観が損なわれていたのが残念。
「流翠亭」という四阿（「あずまや」と読む、壁がない柱だけの小屋）もありました。
「松の庭」です。
「花の庭」です。時期が悪かったのか、あまり花は見られませんでした。
「築山池泉の庭」です。池の北側には亀、南側は鶴をイメージした岩山があります。
「竹の庭」です。
ちなみにパンフレットなどでは「姫路城を望む」と書かれているのですが、姫路城の全景が見えるのではなく、西の丸の櫓（やぐら）が少し見えるくらいでした。
好古園内には、本格的な数奇屋造りの茶室「双樹庵」があります。案内役の方によると、やはり外国人に人気で、特に欧米の観光客が多いようです。
そのため英語の説明書きや、正座が出来ない方のためにイスの用意もありました。
茶室では、500円で抹茶と生菓子をいただけます。抹茶は思ったほど苦味がなく、とても飲みやすかったです。生菓子もほどよい甘さ。
このセットで500円は大満足でした！お茶をいただく部屋からは、「茶の庭」の景色を楽しむことができます。
茶室の奥には4畳ほどの部屋があります。
好古園のトイレの清潔度は？
好古園にトイレは3ヶ所。ウォシュレットもあり、とても綺麗で清潔なトイレです。
「双樹庵」のスタッフの方には、「双樹庵」のトイレが特に綺麗で、あまり混雑もしておらず、「ここで行っておいた方がいいですよ！」とおすすめされました（笑）。
多目的トイレにおむつ交換台がありますが、授乳室はありません。小さなお子さんを連れていく場合は気をつけてくださいね。
好古園のおすすめ度は？
好古園は、日本の和の心が感じられる場所。風に揺られる葉の音や、水の流れる音に耳をすませていると、心が穏やかになっていくような気がします。
池にかかった橋通ったり、泳いでいる鯉を見たりするのは小さなお子さんも喜ぶのではないでしょうか。
季節によってもまた違った風景が見られるので、シーズンごとに足を運んでみるのもいいかもしれません。
「日ごろの疲れが溜まっている」という人は、花や緑に囲まれた日本庭園でゆっくりと心を落ち着ける時間をもってみてはいかがでしょうか。
好古園の施設概要
| 住所 | 兵庫県姫路市本町68番地（地図） |
| 連絡先 | 079-289-4120 |
| 最寄駅 | JR・山陽電鉄「姫路駅」 |
| アクセス | ＜電車の場合＞JR・山陽電車「姫路駅」より北へ徒歩15分 ＜バスの場合＞姫路城ループバス「好古園前」下車後、すぐ ＜車の場合＞姫路バイパス「中地ランプ」より約15分 山陽自動車道「姫路東IC」より約20分、または「姫路西IC」より約25分 |
| 営業時間 | 4月27日〜8月31日 9:00〜18:00（入園は17:30まで） 9月1日〜4月26日 9:00〜17:00（入園は16:40まで） ※ただし、行事により時間の変更をすることもあり |
| 定休日 | 12月29、30日 |
| 料金 | 大人（18歳以上）300円、小人（小・中学生、高校生）150円、小学生未満は無料 |
| 駐車場 | なし（近隣に有料駐車場あり） |
| 公式サイト | http://himeji-machishin.jp/kokoen/ |
このお出かけ記事を書いた人
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。
編集＆校正 ビー・エイブル