荒田八幡公園の見どころやおすすめを感想を交えて紹介します。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細もあり!
兵庫県神戸市兵庫区荒田町にある荒田八幡公園(あらたはちまんこうえん)。その名前の由来ともなっている荒田八幡神社に隣接しています。
荒田八幡公園は兵庫県神戸市兵庫区荒田町にある公園です。その名前の由来ともなっている荒田八幡神社のすぐ隣に位置しています。
公園内には樹齢80年を超える大島桜がすっくと立っています。春になるとこの公園は大島桜で彩られます。
比較的コンパクトな敷地内にいろんな遊具が揃っています。広くはありませんが子供たちが駆け回ることができるスペースもあります。
今回は荒田八幡公園へ行ってきたので、感想や見どころを写真を交えて詳しくレビューします。
荒田八幡公園の見どころは樹齢80年の大島桜。園内から見える荒田八幡神社を望む風景もいいですよ。
荒田八幡公園で注目したいのは大島桜です。樹齢80年のこの桜は荒田八幡公園のシンボル的存在です。
大島桜にはバラ科の植物の一種であることが書かれたプレートが付けられています。大島桜はバラ科に属するのですね。知りませんでした。
大島桜は見事な枝ぶりを見せています。春になるとこの桜が荒田八幡公園を美しく彩ってくれます。
この枝ぶりですから、ここにたわわに桜が咲き誇ったらすごい情景になりますよね。
桜が咲いたらどんな感じになるのか興味のある人は是非とも春に荒田八幡公園に訪れて確かめてみてください。
大島桜に負けじと地元の人たちが花壇を整備していますよ。桜の季節でない時期にはこちらを愛でて楽しむのもありですね。
荒田八幡公園から高台の方へと目をやるとすぐに鳥居が見えてきます。これは荒田八幡神社の鳥居です。
公園のどこからでも鳥居や神社が見えるようになっていますよ。この神社の見える風景も荒田八幡公園の見どころと言えるでしょう。
公園とくっつく形で荒田八幡神社があります。荒田八幡公園の名前の由来ともなった神社です。
かって福原京があった時代に、この神社のあたりに平清盛の弟の山荘が建てられたという話です。
そういう歴史の伝承を感じさせる荒田八幡神社も間近にあるせいか、荒田八幡公園にいるとどこか懐かしい気分にさせられます。
上と下の2つのステージに分かれている荒田八幡公園。それぞれに遊具が設置されています。
荒田八幡公園のある場所は荒田八幡神社を頂点とした高低差のある地形となっています。
そのため荒田八幡公園も上と下の2つのステージに分かれています。遊具はそのどちらのステージにも設置されています。
そんなに敷地が広いとは言えない荒田八幡公園ですが遊具の数は豊かにあります。
遊具の充実している下のステージから見ていきましょう。まずは円形のジャングルジムです。複雑に線が絡み合うような構造になっています。
中に入ったり、外側をよじ登ったりいろいろ楽しめそうですね。背も高いので上まで登るには結構勇気がいるかもしれません。
三角形の形をした砂場です。砂場の中は異物もなくきれいに保たれていました。
その砂場に土管のトンネルが通っています。子供なら這ってここを通ることができますね。ちょっとした秘密基地になりそうです。
砂場の横にはカブトムシ、タコ、イノシシのコンクリートの造形が置かれています。
少し脈略のない組み合わせですよね。公園にはこういった造形がよく置かれていますが、カブトムシは初めて見ます。
さすがに細くて折れやすいカブトムシの足の部分は再現されていませんでした。
よじ登っていくタイプの遊具です。ツートンカラーに塗り分けられてなんだかモダンなデザインに見えます。
黄色いうんていは上がっていくための傾斜が付けられた珍しいタイプになっていました。結構な高さがあります。
下のステージは遊具以外のスペースは子供たちが自由に走り回れる広場になっています。
フェンスなどはないので野球やサッカーなどの激しい球技には向きませんが、バトミントンなどの軽いものなら遊べそうですね。
民家も近いので遊びの種類は考慮する必要がありそうです。
次は上のステージの遊具です。こちらにはブランコとすべり台があります。一段と高台になっているので見晴らしがよくなっています。
ここからは公園全体が見渡せますよ。荒田八幡神社もすぐそばにあります。
休憩所は設けられていない荒田八幡公園。公園全体が見渡せるベンチはあります。
荒田八幡公園には休憩所は設けられていませんが、ベンチは配置されています。
特に居心地がいいのは上のステージに設けられた広いベンチでしょう。ここからは公園全体が見渡すことができます。気持ちがいい場所でした。
荒田八幡公園にはトイレはありません。設備としては水道があります。
残念ながら荒田八幡公園にはトイレはありません。駅や商業施設からも遠く周りにトイレが使えるところもないので注意が必要です。
できれば公園に来る前に済ませておくといいでしょう。設備としては水飲み場を兼ねた水道があります。
荒田八幡公園の最寄バス停は神戸市バス・阪急バス・神姫バス「大学病院前バス停」。車なら阪神高速3号神戸線柳原出口から約10分で着きます。
荒田八幡公園に公共交通機関を利用して行くときは、まずJRの「神戸駅」を目指しましょう。
駅すぐのところにあるバスターミナルから神戸市バス・阪急バス・神姫バスで「大学病院前バス停」まで進みます。バス停から荒田八幡公園までは約3分の距離です。
車で行く場合は阪神高速3号神戸線で神戸方面へと進み柳原出口で降りて、国道2号線と国道428号線を経由して約10分で着きます。
「大学病院前バス停」で降りたら車道沿いに北へと進んでいきます。途中車道に荒田八幡神社の場所を示す看板が出ています。
荒田八幡公園と荒田八幡神社は隣接していて場所としてはほぼイコールになっています。
この荒田八幡神社の行き先を示す方へと道を曲がりますと、やがて荒田八幡神社の姿が見えてきます。この神社を越えたら荒田八幡公園の入り口です。
荒田八幡公園には駐車場はありません。車で行くときは近くにあるタイムズ荒田町3丁目に停めるといいでしょう。
料金は全日8:00〜20:00は30分/200円、20:00〜8:00は60分/100円となっています。当日24時までの最大は月〜金1000円、土・日800円です。
レトロな公園に行ってノスタルジーを感じたいという人におすすめ。荒田八幡神社も参拝できるので一石二鳥です。
荒田八幡神社がすぐそこに見える情景はどこかしら懐かしい昔の公園のようです。
少しレトロな公園に行って、昔公園で遊んだ記憶を呼び覚ましたいという親世代には響く場所となるかもしれません。
ノスタルジーを感じたいという人におすすめしたい公園です。もちろん遊具も充実していますので子供たちの遊び場としても申し分ありませんよ。
荒田八幡神社も参拝できるのでより楽しみが増えます。
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区荒田町3-15(地図) |
連絡先 | 無 |
最寄バス停 | 神戸市バス・阪急バス・神姫バス「大学病院前バス停」 |
アクセス | <公共交通機関を利用する場合> JR「神戸駅」から大学病院経由の神戸市バスに乗車して「大学病院前バス停」下車後、徒歩約3分 <車を利用する場合> 阪神高速3号神戸線柳原出口から約10分 |
開園時間 | 24時間開放 |
休園日 | 無休 |
料金 | 無 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | 無 |
みつ葉
すきま時間で執筆にチャレンジしているひよっこライター。生まれも育ちも神戸。自分の知らない場所を歩きまわって堪能するのが趣味。関西圏の隠れたスポットを見つけて、実際に現地に足を運んでその魅力を発信していきたい!読み手の人たちにその場の空気感みたいなものを伝えられればと思っております。
編集&校正 ビー・エイブル