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うずしお科学館

うずしお科学館の口コミレビューと感想!

うずしお科学館の見どころやおすすめポイントを詳しく紹介します!

うずしお科学館

うずしお科学館は兵庫県みなみあわじ市にあるうずの丘 大鳴戸橋記念館の中にある博物館です。2017年3月にリニューアルオープンし、さらに魅力的な科学館に生まれ変わりました。

うずしお科学館のエントランス

うずしお科学館は4つのゾーン(エントランスゾーン、うずしおゾーン、体験学習ゾーン、世界遺産学習ゾーン)で構成されています。エントランスゾーンでは「うずしおと出会う」をテーマにレイアウト。

さまざまな背景をバックにしながら、楽しい写真がたくさん撮れるように工夫されています。うずしおゾーンは迫力満点の壁面スクリーンがポイント。うずしおが持つダイナミックな力を体感できます。

体験学習ゾーンは遊びながらうずしおが学べるスポット。思いっきり遊ぶことができるので、子供は大喜びするのではないでしょうか。世界遺産学習ゾーンは深くうずしお、科学を学びたい方におすすめ。うずしおに関する最新の研究が展示されています。

ところで、うずしおを見るには遊覧船が一番! と思っている方が多いでしょう。しかし、天候によっては遊覧船が運行されない場合があります。その際はうずしお科学館に寄ってみましょう。

遊覧船とはまた異なったリアルなうすじおが見られます。したがって、悪天候の場合でも落胆する必要はありません!

うずしお科学館へは公共交通機関、自動車を使ってアクセスできます。淡路、四国観光の際は、うずしお科学館に立ち寄ってみましょう。今回はうずしお科学館へ行ってきたので、写真付きで感想をレビューします。 

うずしお科学館へのアクセスは?

うずしお科学館は無料シャトルバス「うずの丘 大鳴門橋記念館」から徒歩すぐと好アクセス。近くには駐車場もあるので、車で行くことも可能です。 

公共交通機関でアクセスする場合は「うすしおドーム なないろ館前(道の駅 福良)」で降りましょう。そこから「うずの丘 大鳴戸橋記念館」方面行きのシャトルバスに乗ります。所要時間は約20分です。

ただし、バスの本数は限られているので、必ず「うずの丘 大鳴戸橋記念館」のホームページでバスの発車時刻をチェックすることをおすすめします。

自動車で行く場合は、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南ICで降り、そこから約3分です。  

うずしお科学館の入場料は?

うずしお科学館の入場料は大人500円、中高生200円、小学生100円、未就学児無料です。未就学児は必ず保護者同伴での入場が必要です。

うずしお科学館の入場料

うずしお科学館の入場料は大人500円、中高生200円、小学生100円、未就学児無料です。ただし、未就学児は必ず保護者同伴での入場が必要です。

障がい者割引もあります。障がい者割引を利用する場合は、障がい者手帳(身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳)を持っていきましょう。障がい者手帳の提示により、本人と同伴者1名が5割引となります。 

うずしお科学館ってどんなところ?見どころは?

うずしお科学館の見どころはうずしおの状態がわかる定点カメラ「リアルタイムうずしお」。「リアルタイムうずしお」は大鳴戸橋の徳島側と淡路側に置かれています。
 

うずしお科学館のリアルタイムうずしお

うずしお科学館の見どころはうずしおの状態がわかる定点カメラ「リアルタイムうずしお」です。「リアルタイムうずしお」は大鳴門橋の淡路側と徳島側に置かれており、リアルなうずしおを撮っています。

また、「リアルタイムうずしお」を実際に自分が操作できるのもポイント。まるで、うずしおの中を航海しているような気分になります。

また、悪天候で遊覧船が出ない場合は、必ず「うすじお科学館」に寄りましょう。悪天候でも十分にうずしおを楽しむことができます。

うずしお科学館のうずしおラボ

「リアルタイムうずしお」にある「うずしおラボ」です。ここでは、うずしおができるまでのプロセスを科学的に解説しています。この知識を基にうずしおを見ると、見方が変わってくるかもしれません。

うずしお科学館のコンパスのようなデザイン

コンパスのようなデザインのおかげで、うずしおをリアルに感じられます。本当に、瀬戸内海を航海しているような気分になれますよ。ここで、モニターを見ながら操作していきます。

うずしお科学館の定点カメラ

このモニターから現在のうずしおの様子がわかります。定点カメラが付いており、上下移動やズームもできます。ぜひ、じっくりとうずしおを観察してみましょう。うずしおはどんどん変化するので、見るだけでもなかなか興味深いです。

うずしお科学館の淡路側カメラ

これは淡路側のカメラを動かすための装置です。自由自在にカメラを動かして、うずしおを観察してみましょう。

同じく、徳島側にも定点カメラがあります。こちらも淡路側と同じく、上下移動やズームができるようになっています。徳島側の様子も観察しましたが、同じ瀬戸内海にも関わらず、全く表情が異なることに驚きました。

このように、ライブカメラが淡路側と徳島側に設置されているので、ぜひ、見比べてみましょう。意外なうずしおの表情が見られることでしょう。 

うずしお科学館にある4つのゾーン

うずしお科学館には4つのゾーンがあります。テーマごとに、うずしおについて深く学べます。
 

うずしお科学館のうずしおシアター

うずしお科学館には4つのゾーンがあります。エントランスゾーン、うずしおゾーン、体験学習ゾーン、世界遺産学習ゾーンです。テーマごとに、うずしおについて深く学べます。エントランスゾーンには先ほど紹介した「リアルタイムうずしお」があります。

リアルなうずしおの様子が見られるだけでなく、ほかにも写真スポットがたくさんあります。記念撮影にはもってこいの場所です。

うずしおゾーンではうずしおのメカニズムが学べます。鳴門海峡の潮の流れを再現した「大型水理模型」からうずしおが発生するメカニズムをわかりやすく解説しています。

体験学習ゾーンでは、子供を遊ばせることができます。ソファも置いてあるので、家族の待合スポットとしても使えます。

世界遺産学習ゾーンは、うずしおの調査及び研究成果を発信した本格派のゾーンです。うずしおに関する興味深い研究がチェックできます。

うずしお科学館で見ておきたいのがうずしおシアターです。うずしおシアターの上演時間は決められています。上映時間を記したポスターが館内に貼られているので、チェックしておきましょう。うずしおシアターでは、うずしおと人との関係を解説しています。

ところで、うずしおシアターは単なるシアターではありません。なんと3Dになっているのです! そのため、専用のメガネをつけると迫力満点のうずしおが目の前に現れます。なお、上映時間になると、シアターの扉は閉まるのでご注意ください。

うずしお科学館のトリックアート

子供が喜ぶのはこちらのトリックアートではないでしょうか。例えば、このうずしおの絵。思わず足がすくんでしまいますが、これはトリックアートです。うずしお科学館には数多くのトリックアートがあるので、カメラ片手にいろいろと遊んでみましょう。

おもしろい写真がたくさん撮れますよ。みなさんも、家族や友人と協力しながら、ユニークな写真撮影にチャレンジしてくださいね。

うずしお科学館では遊びのコーナーも充実します。さすがに科学館だけあって、デパートにあるような遊びコーナーとはちがいます。これは「うずしおエクスペリエンス」です。まるで、科学の力で海の生物が目の前で泳いでいるように見えます。

うずしお科学館のうずしおエクスペリエンス

このように、人魚や海の仲間たちが踊ったり、泳いだりしている姿は、まるで本物のよう。立体なので、思わずつかむために手が伸びてしまいます。もちろんのことですが、実際にはつかむことはできません。きっと、子供はこのトリックを楽しむことでしょう。

うずしお科学館のメカニズム解説

もちろん、うずしおに関する詳しいメカニズムも解説されています。今まで「不明」であったことが、最新の研究により次々と明らかになっています。うずしおは想像以上に奥が深い自然現象なのです。

うずしお科学館の形成過程の解説装置

この装置では、うずしおの形成過程を解説しています。実際にうずしおの形成過程が学べるように、陸と陸の間に液体が流されます。そして、砂のような粒が回転し、渦がてきるのです。風、潮の流れ、地形など、さまざまな要因によって、うずしおが作られることがわかるでしょう。

鳴門海峡では少しずつ砂粒が集まってきているのがわかるでしょうか。こうして、大きな渦が作られていくのです。 

うずしお科学館のトイレ・設備は?

 

うずしお科学館には障がい者用のトイレがあります。なお、トイレは1階に1か所しかありません。また、貸出車椅子が用意されており、盲導犬や介助犬を伴っての入場も許可されています。エレベーターも設置されているので、誰でも安心して楽しめる科学館になっています。

うずしお科学館のおすすめ度は?

 

うずしお科学館は科学好きな人におすすめ。うずしおに関して、様々なことが学べるので、科学、うずしおに興味のある方はもってこいのスポットといえるでしょう。 

うずしお科学館の施設概要

住所 兵庫県南あわじ市福良丙936-3(地図
連絡先 0799-52-2888
最寄駅 最寄りのバスターミナルは、シャトルバス「うずの丘 大鳴門橋記念館」
アクセス 車を利用する場合
淡路島南ICよりうずしお科学館まで2km約3分
うずしお科学館は、高速道路上ではなく一般道にあります。淡路島南ICより南下すると、徳島へ渡るので注意しましょう。

京阪神方面から車を利用する場合
京都から 名神:京都南IC→阪神高速西線→第二神明道路→神戸淡路鳴門→淡路島南IC
大阪から 名神:吹田IC→阪神高速西線→第二神明道路→神戸淡路鳴門→淡路島南IC
神戸から 神戸淡路鳴門:神戸西IC→神戸淡路鳴門→淡路島南IC

電車・バスを利用する場合
神戸方面から:JR神戸線三宮駅→徒歩約5分→淡路交通・神姫バスターミナル→福良き高速バス 約90分→福良バスターミナル→徒歩約3分→うずしおドーム なないろ館(道の駅 福良)
うずしおドーム なないろ館前(道の駅 福良) より、うずの丘 大鳴門橋記念館への無料シャトルバスが運行中。

京都・大阪方面から 京都・大阪方面からは福良バスターミナル直通のバスが運行していないため、神戸三宮からバスを利用してください。
営業時間 9:00〜17:00(最終入場は16:30)
休園日 年中無休(12月中旬メンテナンス休業の場合あり)
料金 大人500円、中高生200円、小学生100円、未就学児無料
駐車場 無料駐車場 乗用車130台 バス20台 サイクルスタンド10台(駐車場は無料)
公式サイト http://kinen.uzunokuni.com/

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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正  新田浩之