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姫路文学館

姫路文学館の口コミレビューと感想!

姫路文学館へ遊びに行こう!館内の展示品やカフェなど見どころを紹介します。

姫路文学館

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姫路文学館は、兵庫県姫路市にあるミュージアム。姫路を中心とした播磨にゆかりのある作家や作品などが紹介されています。

姫路文学館の口コミと感想レビュー

姫路文学館は、兵庫県姫路市にあるミュージアム。姫路を中心とした播磨にゆかりのある作家や脚本家、俳人、歌人、文学者などの紹介がされています。館内にはタッチパネル式の解説や、播磨を舞台にした作品の見ミニドラマ映像の上映などもあり、見ごたえばっちり。

美術館の設計は、建築家・安藤忠雄氏が行ったもの。直線と曲線が入り混じるデザインは、思わず写真におさめたくなる美しさがあります。

今回は、姫路文学館を訪れたときの感想や見どころを写真とともに詳しくレビューします。

姫路文学館への行き方(アクセス)は?

姫路文学館はJR・山陽電鉄「姫路駅」より、徒歩やバス、自転車で行くことができます。専用の無料駐車場もあるので、車で行くことも可能。

JR・山陽電鉄「姫路駅」から姫路文学館まで歩いて行く場合は、およそ30分かかります。周辺に観光スポットもあるので、時間に余裕がある人は徒歩もいいかもしれません。

小さなお子さんを連れていく場合は、バスを利用するのがおすすめ。JR・山陽電鉄「姫路駅」より神姫バスで「市之橋文学館前」下車後、徒歩4分のところにあります。

姫路文学館へのアクセスは?

姫路文学館を含む姫路城周辺の観光をするという方は、姫路城ループバスを利用するのも一つ。1回の乗車は、大人100円、小人50円です。何ヶ所か回る予定の人は、1日乗車券(300円)を購入すると良いでしょう。

姫路文学館へは、「清水橋(文学館前)」下車後、徒歩3分です。ただし、バス内はあまり広くないので満員になる恐れがある点と、きちんとスケジューリングしないと時間を無駄にしてしまう点が少々難点。

姫路文学館への行き方(ルート)

「自分のペースで観光したい」という方には、レンタサイクルがおすすめです。天気がいい日はとても気持ちいいですし、移動時間も短縮されて便利。姫路駅から姫路文学館へは、約15分ほどです。

姫路駅の構内にある観光案内所では、無料で自転車の貸出を行っていますし、駅周辺にも自転車をレンタルできるところがあります。



私は、今回「姫ちゃり」というレンタサイクルを利用。サイクルステーション(貸出・返却拠点)間を60分以内で乗り継げば、1日100円で自転車を借りることが可能。60分を超えた場合は、30分ごとに100円が加算されます。姫路文学館にも、サイクルステーションがありますよ!

姫路文学館には無料の専用駐車場もあるので、車で行くこともできます。姫路バイパス「中地ランプ」下車後、約15分。山陽自動車道「姫路東IC」または「姫路西IC」からは約20分です。

いろんな方法があるので、自分の目的や状況に合わせて選んでみてください。

姫路文学館ってどんな所?見どころは?

姫路文学館は、姫路を中心とした播磨にゆかりのある作家や作品を紹介したミュージアム。建築家・安藤忠雄氏が設計した建物も見どころの一つです。

姫路文学館ってどんな施設?

姫路文学館は、姫路を中心とした播磨にゆかりのある作家や作品を紹介したミュージアムです。北館は姫路城の歴史物語を紹介した回廊や、常設展、企画展エリアがあります。南館には、司馬遼太郎記念室やお子さん向けの絵本スペース、図書室、カフェがあります。

北館の観覧料は、一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円(特別展は別料金)ですが、南館は観覧無料で誰でも自由に入館が可能。

姫路文学館の入館料金は?

その他、建築家・安藤忠雄氏が設計した建物や、国の登録有名文化財建造物に指定されている大正期の日本建築家屋「望景亭」も見どころの一つです。

姫路文学館の展示物は?

姫路城にまつわる歴史や作品を、パネル、映像、複製品のほか、播磨ゆかりの作家たちの紹介パネル、原稿、愛用品などを展示。

姫路文学館の見どころは?

北館の入り口です。受付で入館料を払い、いざ見学へ。受付の隣にはミュージアムショップがあり、ドアを抜けると「姫路城歴史ものがたり回廊」が続きます。

このエリアでは姫路城にまつわる歴史や作品を、パネル、映像、複製品など通して学ぶことができます。

マンガや地図を用いるなど分かりやすく解説する工夫もされていて、とても面白かったです。特に、『好色五人女』など約5分程度のミニドラマは見ごたえあり!短時間で物語の内容が理解できるので、ぜひ見てみてください。

姫路城を題材にした物語は多く、最近では大河ドラマの「軍師官兵衛」が記憶に新しい人もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、官兵衛の紹介コーナーもあるので、大河ドラマファンの方もぜひどうぞ!

館内は撮影禁止のため、ここからは文章のみで館内をご紹介します。

回廊を抜けると、「ことばの森展示室」があります。このエリアでは、播磨ゆかりの作家たちの紹介パネル、原稿、愛用品などを展示。作家たちが残した印象的な言葉や、人生ものがたりを知ることができます。画面にある文字に触れると、それにまつわる物語の一文が出てくるなど、近代的な感じ。絵本や小説を読む読書スペースもありました。

2階には企画展示室「和辻哲郎コーナー」や、特別展示室があります。私は平日に行きましたが、見学されている方が数十組おり、やや混雑していました。特に年配の方が多く、みなさんじっくりと展示品を眺めていらっしゃいました。

南館は無料スペースでおすすめ

南館は無料スペースなので、誰でも気軽に利用することができます。

館内には絵本やおもちゃで遊べる「よいこのへや」や、司馬遼太郎記念室があります。2階にはこじんまりとした図書室もあり、播磨にゆかりのある作家の作品を読むことも可能。

絵本や歴史漫画もおいてあるので、お子さんの利用もOK。私が訪れたときは2人しかおらず、静かな空間でゆっくりと読書を楽しんでいらっしゃいました。

姫路文学館のカフェ「水屋珈琲」

姫路文学館にあるカフェ「水屋珈琲」

受付横にはカフェ「水屋珈琲」もあります。

休憩時やお弁当を食べる場所ってあるの?

ちなみに、姫路文学館からでも姫路城は見えます。私は5月に行ったため、ちょうどツツジの花が満開でとても綺麗でした。

姫路文学館「望景亭」

国の登録有形文化財建造物に指定されている「望景亭」広々とした和室やツツジの花が見える縁側で、少し休憩するにはぴったりの場所。

望景亭

望景亭は、市内の実業家・濱本氏の別邸として大正時代に建てられた日本家屋。昭和10年からは、軍陸姫路第10師団騎兵第10聯隊長として着任した皇族・賀陽宮恒憲王殿下ご一家が住んでおられたこともあるそうです。

姫路市の所有になってから、昭和62年に文学館を建設する際に、文学館の一部として活用することになりました。平成21年には国の登録有形文化財建造物に指定されています。

望景亭は国の土呂久有形文化財建造物に指定されている

大正時代に建てられた日本家屋

中を見学することも可能。応接間や茶室、和室があり、部屋の貸出も行われています。私が訪れたときは、他の見学者はいなかったので、じっくりと中を見学することができました。





広々とした和室やツツジの花が見える縁側で、少し休憩するのも良さそう。ところどころにある板戸絵も見どころの一つです。

屋敷の周りを散策することもできるので、ぜひ外から見た望景亭の姿も見てみてください。

姫路文学館のトイレの清潔度は?

トイレは綺麗で管理が行き届いています。乳幼児向けの設備も充実していて安心!

トイレの場所と清潔度は?

姫路文学館にトイレは5ヶ所。トイレは各階ごとにあり、ウォシュレットが完備されているとても綺麗なトイレです。

おむつ交換台や授乳室、ベビーカーの貸出もあるので、小さなお子さんの方も安心して利用できます。

姫路文学館のおすすめ度は?

姫路文学館は、タッチパネル式の体験型展示や絵本スペースがあり、小さなお子さんでも楽しめるおすすめのお出かけスポットです。


姫路文学館のおすすめ度は?

姫路文学館は、姫路を中心とした播磨にゆかりのある作家や作品について学べる施設。館内の展示物は、マンガや映像などが解説に取り入れられていて、とても面白かったです。

また、施設の設計は有名な建築家・安藤忠雄氏のもの。その美しい外観や、中のつくりを見て楽しむのも姫路文学館の見どころの一つです。

周辺には、千姫天満宮やシロトピア記念公園兵庫県立歴史美術館など観光スポットがたくさんあるので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。


姫路文学館の施設概要

住所 兵庫県姫路市山野井町84番地(地図
連絡先 079-293-8228
最寄駅 JR・山陽電鉄「姫路駅」
アクセス <電車の場合>JR・山陽電鉄「姫路駅」より徒歩30分
<バスの場合>神姫バス「市之橋文学館前」下車後、北へ徒歩4分。姫路城ループバス「清水橋(文学館前)」下車後、西へ徒歩3分
<車の場合>姫路バイパス「中地ランプ」下車後、約15分。山陽自動車道「姫路東IC」または「姫路西IC」下車後、約20分
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日が休み)年末年始
入館料金 一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 小学生未満は無料 ※特別展は展覧会ごとに料金が変わります
駐車場 無料駐車場あり(50台)
公式サイト http://www.himejibungakukan.jp/


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このお出かけ記事を書いた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。

編集&校正  ビー・エイブル