しらまの里のの見どころやおすすめを紹介。アクセスや駐車場、入館料金・割引料金(割引チケット)などの詳細も!
しらまの里は和歌山県有田郡にある道の駅。有田川町から日高川町にぬける国道424号線沿いにあり、地元で採れた山の幸はとても人気で、ゆったりした時間が過ごせます。
和歌山県有田郡にある「しらまの里」は、有田川町から日高川町にぬける国道424号線沿いにある道の駅。
近くに「白馬の滝」があることから「しらまの里」という名前が付けられました。
424号線沿いは季節になると紅葉が一気に色づくということもあり、隠れたお花見スポットとしても人気です。
しらまの里では地元の人たちが多く働いていて、地元の野菜や果物が朝からたくさん並んで賑わいます。
特に有田みかんはこの地の特産品で、冬 には必ず棚に並ぶおいしいみかんです。
この辺りは白馬の滝、次の滝と滝のメッカであるだけでなく、明恵上人紀州遺跡などもあり、観光スポットとしても楽しめます。
次の滝は落差が50mもあり、那智の滝に次ぐ迫力と言われているほど。ほかにも近くには有田みかんはもちろんのこと、ブドウ狩りができるファームもありますよ。
小さめの道の駅ですが、地元で採れた山の幸はとても人気で、ゆったりした時間が過ごせる休憩スポットでもあります。
今回はしらまの里へ行ってきたので、おすすめや感想を、写真を交えて詳しくレビューします。
しらまの里の見どころは、有田の名産品がたくさん置いているというところです。ふるさと産品直売所にもなっている「しらまの里」には、この辺りで取れた野菜などがたくさん集まっています。
しらまの里の見どころは、有田の名産品がたくさん置いているというところ。
しらまの里に来たからには、是非チェックして帰りたいのが朝採れの新鮮な農作物です。
特に有田は山間部のため、山の幸が豊かで、都会ではなかなか見ることもないような珍味や珍しいものなども多く置かれており、見ているだけでも楽しめます。
有田みかんを筆頭に、梅干し、生椎茸、原木乾し椎茸、はちみつ、山椒、味噌、鮎、みかんなどが特産なので、こちらを目安にお土産物を探してみるのもいいでしょう。
まずは梅干しです。梅の生産量日本一の和歌山ではあり、メインは紀南地域ですが、有田も梅を栽培しています。
こちらは有田の宇井苔で採れた梅です。無添加の安全安心な商品として販売しています。
小ぶりですが身がぎゅっと詰まった感じのする、おいしそうなカボチャですね。大小不ぞろいなのもまた自然でいいですよね。
有田といえば、インゲンも有名。インゲンは成長が早く1年に3度収穫できるところから、三度豆とも呼ばれているようですが、こちらの有田でもその恩恵を受けているようですね。
実は有田の名産にはシシトウがあります。納涼な高地という立地条件が、シシトウにはとても適しているようですよ。
シシトウと並んでピーマンなども置いていました。
あんぽ柿です。和歌山県は柿の生産量日本一を誇ります。とはいえ、有田ではそれほど多く栽培されていません。
有田の人達は、主に家庭用として柿の栽培をしており、その一部が市場に出回っているようで、人気の1品です。
あんぽ柿は、渋柿と硫黄で燻製蒸した干し柿の一種で、柔らかい果肉が楽しめるのにドライフルーツでもあります。
普通、干した柿は乾燥して黒く堅くなります。また時間とともに白い粉を吹きます。これは糖分が出ているためなのです。
あんぽ柿は干し柿なのに柔らかくて、ようかんのようにねっとりしているのが特徴なので、ぜひ食べてみてくださいね。
さすがに有田みかんの産地とはいえ、有田みかんがあるのは冬場だけですが、冬でなくてもこちらにはみかんを使った加工物が色々とありました。
有田はみかん以外にも、はっさくやゆずなども作っているようです。みかんのクッキーや、みかんようかんなどもあります。
他にもゆずようかんや栗ようかんなどに混ざって、みかんようかんがあるところも、しらまの里らしいところです。
有田は山間部だけあって、ジビエもとれるようです。こちらには、イノシシ肉、シカ肉が置いていました。
ふだん食べられないもので、調理も難しそうですが、意外とファンも多いらしく、ジビエを目当てにこちらに訪れる人もいるそうですよ。
また、畑のお肉としてお肉ではないのに、お肉の味が楽しめる大豆製品もありました。お肉もお野菜もなんでも豊富なのが有田の持ち味ですね。
こちらは有田のシイタケです。肉厚なシイタケが並んでいますね。有田川の清らかな水流と澄んだ空気がこれだけしいたけを肉厚にするようですよ。
日持ちのいい、しいたけの加工品も色々とありました。
しらまの里には、ちょっとつまめるパンやお菓子もあります。
実はしらまの里は食事がとれるレストランやフードコートはなく、近くに食事がとれるようなお店もありません。
そのため、こうしたパンやお菓子のような軽食があれば心強いですね。
特に、山のほうに遊びに行くなら、さらにお店の数は少なくなっていくので、こちらで軽食を買っていくのもおすすめです。
ちなみに、有田にはしみず米という清水地区で作られているブランドがあるので、ブランド米で作られたパンやお菓子があれば買いですよ。
しらまの里は道の駅だけあって、ドライバーのトイレ休憩としてもよく利用されています。一般のトイレ以外にも身体障がい者用のトイレも完備、気持ちよく使えるトイレです。
道の駅でもある「しらまの里」は、ドライバーのトイレ休憩としてもよく利用されています。
そのため、トイレはとても充実し、一般のトイレ以外にも身体障がい者用のトイレも完備されていて、気持ちよく使えるトイレです。
身障者用の多目的トイレです。車いすでも入りやすいよう引き戸になっていました。トイレ周りも結構広くて車いすが動くスペースも十分ありそうです。
周りには手すりがついているので使いやすそうではありますが、若干古いトイレのようで、手すりが動かないところが、使いづらい方もいるかもしれません。
手洗いは、オスメイト対応トイレとなっているため、シンクが広くとられていて、シャワーもついていました。
隣にはごみ箱もあって、ごみを持ち歩かなくて済むのはありがたいですね。
ベビーシートやおむつ替えシート、授乳室など、ベビー関連の施設は特に設置はないようでした。
外には公衆電話がありました。緊急の時に利用できるので便利ですね。
宅急便の表示があり、たくさんお土産を買ったり、クール宅急便を使いたいという要望があったりすれば利用できます。
しらまの里は道の駅なので、自動車で行くのがおすすめ。阪和自動車道有田ICを下車し、約40分で到着です。
しらまの里は道の駅で、電車で行くには少し行きにくい場所にあるため、自動車で行くのがおすすめ。国道424号線沿いにあります。
国道424号線に入るコースは渋滞しにくく比較的早く和歌山に行けるコースです。
山道なので、カーブが続くところが多いですが、周囲の交通量は少ないので、山道が不得意でなければ大丈夫でしょう。
阪和自動車道有田ICを下車し、東へ県道を経由し、国道424号を日高川町方面へ約40分で到着します。
しらまの里には無料の専用駐車場があります。普通自動車で20台、身障者用自動車で2台停められるスペースがあります。
身障者用自動車は特別のスペースが設けられているので、普通自動車が20台分しかなくても安心です。
駐車場はちょうどしらまの里の施設前にあるので、国道424号線からスムーズに入れるようになっています。
しらまの里は自動車で近くを通るならぜひ寄ってほしい道の駅。普段手に入ることのない食材がいろいろと揃っているので、面白い体験ができますよ。
しらまの里はこのあたりを自動車で通るなら、ぜひ立ち寄ってほしいおでかけスポットです。
普段、あまり手に入ることのない食材がいろいろとそろっているので、面白いものが食べられそうです。
子供も食べられそうなものがいろいろとあり、大人と一緒に楽しめると思います。
ただ、小さな子供のための設備がほとんどないので、いろいろと事前に用意していくのがおすすめです。
住所 | 〒643-0164和歌山県有田郡有田川町宇井苔213-1(地図) |
連絡先 | 0737-32-4970 |
最寄駅 | 国道424号 |
アクセス | 国道424号を日高川町方面へ車で約40分 |
営業時間 | 8:00〜17:30 |
休園日 | 元旦のみ |
駐車場 | 無料専用駐車場有り。 普通車:22台 身障者用駐車場:2台 |
公式サイト | https://siramanosato.jp |
如月柊
道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。
編集&校正 ビー・エイブル