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おたべ京都本館

おたべ京都本館の口コミレビューと感想!

おたべ京都本館へ遊びに行こう!有名な京都の和菓子おたべの工場見学が出来たり色々な種類のおたべの試食が出来る楽しいお出かけスポット!

おたべ京都本館

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工場見学や手作り体験も楽しめる、京都のおたべ本館で八ツ橋についての知識を深めよう!

おたべ本館の口コミと感想レビュー

おたべといえば 、誰もが一度は口にしたことがある有名なお菓子ではないでしょうか?あのふんわりとニッキの香りのするアンコの入った独特の味と香りは、京都を代表する銘菓ですよね。

あの和菓子のことをおたべという名前だと思っていましたが、本当はつぶあん入り生八ツ橋が正式名称。そして、おたべという会社が作ったつぶあん入り生八つ橋をおたべとネーミングしているんだそうです。

そんなおたべですが、本館は京都の十条にあります。本館にはおたべの製造工場があって、実際におたべが製造される過程を見ることもできるんですよ。なかなかこんな機会はないので、面白そうですよね。

おなじみのおたべ商品はもちろんのこと、ここでしか食べられない限定商品もあるそうでこれは見逃せませんよ。今回はおたべ本館を訪れた感想をレビューします。

八ツ橋とおたべ(生八ツ橋)の違いは硬さ?

柔らかい八ツ橋と固い八ツ橋があることをなんとなく知っている人っているかもしれませんね。実は八ツ橋には、乾燥した八ツ橋と生八ツ橋があるんです。

おたべと生八つ橋の違いは?

八ツ橋が皮を焼いて固くしたかわらせんべいのような茶色く半月型になったものなのに対して、生八ツ橋は八ツ橋を焼く前の生の姿です。例えるならば羽二重餅のような食感。おたべは生八ツ橋にアンコが入っています。

八ツ橋は江戸時代からある京菓子なのですが、生八ツ橋を食べるようになったのはもう少し後の時代になるようです。

八ツ橋と生八ツ橋はそれぞれ食感が違っていて別のお菓子なので、それを知らずに「八ツ橋」という文字だけ見て買ってしまうと、思っていたのと違ってたということになるので注意しましょう。

おたべの「生八つ橋」は何故「つ」なのか?

おたべは、おたべ社独自の考えで柔らかさを表すため、生八ツ橋の「ツ」をそれまで一般的な表記のカタカナの「ツ」ではなく、ひらがなの「つ」を使っています。これはおたべだけのオリジナルの名称。

そして、八ツ橋といえば四角いものが多いのですが、おたべは三角形なんです。これもオリジナルな考えから誰でも作れる形、かわいい形ということで三角形を採用したそうですよ。そんな深い思いがそこにはあったんですね。

生八つ橋といえばおたべが代表されますが、生八つ橋ってじゃあおたべが独占しているのかといえばそれは違います。

生八つ橋って他のメーカーのものもあって「聖護院八つ橋総本店」や「井筒八つ橋本舗」などがあります。どちらも京都では有名な老舗。

おたべ本館ってどんなところ?見どころは?

おたべ本館の中に入ると所狭しと様々な種類の「おたべ」がずらりと並んでいます。ほとんどが試食できるので、食べながらお気に入りのおたべが探せます。

おたべ本館ってどんなところ?

こちらが本館の入り口です。建物前には広い駐車場があるので車での来館もOK。おたべ本館横には工場が併設しているので、そちらでは見学が楽しめます。工場の入り口ではかわいいピンクの着物を着た看板娘のおたべちゃんがお迎えしてくれますよ。

おたべは生八つ橋にあんこが入ったものが一般的ですが、最近は変わり種も続々出てきました。抹茶、チョコ、苺、バナナ、塩など色んなアンコの生八つ橋があります。ちなみに修学旅行の学生に人気なのがチョコバナナ、外国人に人気なのが抹茶なのだとか。

それではさっそく建物の中へ入っていきましょう。どんな新しい「おたべ」に出会えるのでしょうか。

おたべ本館の見どころは?

こちらは新発売の「さくさくおたべ」です。おたべなのにさくさくしてるんですね。あんこの入った王道のおたべもいいけれど、案外職場で配り用に買うお土産は、こういう乾燥したもののほうが手軽かもしれませんね。

おたべの工場見学はどこでできる?

そして、こちらは「京茶の葉あわせ」。焙じ茶味というのがなんだかとてもおしゃれです。京都の焙じ茶味の豆乳のラングドシャだそうですが、なんと京都宇治「森半」の焙じ茶だそう。京都ブランドとしてはひけをとりません。

同じものの抹茶タイプもありました。試食してみると、さくさくと軽い歯ごたえの中、ふんわりとしたお茶の香りが濃厚でとてもおいしかったですよ。

生八つ橋と普通の八つ橋ってどう違うのか?

こちらも新作だそうです。つぶつぶ栗の生八つ橋とむらさき芋の生八つ橋です。どっちもあんこがたっぷりでおいしそうですね。

八ツ橋工場見学

京ばあむです。形がなんともかわいいですよね。京ばあむは関西では意外とあちこちで見るのですが、おたべさんが出していた商品だったとは知りませんでした。京ばあむのサブレタイプもありましたよ。

おたべ本館の感想

あんこが苦手な人や皮が好きって方向けに生八つ橋だけのものもありました。こちらは抹茶とニッキ味ですね。あんこがあってこそ「おたべ」って気がするんですが、こういう商品もあるとお土産を選ぶときのレパートリーが増えるのでありがたいですね。

おたべちゃんとキティーちゃんのコラボ

こちらはおたべちゃんとキティーちゃんのコラボです。キティーちゃんも着物を着るとかわいいですね。子供が喜びそうです。

おたべちゃんとキティちゃんの限定コラボ商品

こちらがそのコラボ商品です。八つ橋のチョコレートクランチです。これって外国人のお土産用でしょうか?英語での表記です。キティちゃん好きにはたまらないコラボ商品ではないでしょうか。

おたべアイスキャンディーが食べられる「おたべ本館」

アイスキャンデーもありましたよ。アイスケースがなんとおたべちゃん仕様。いちご、ゆず、いちごミルクから選べます。アイスが置いてあると、なんだか旅気分が盛り上がります。



見つけました!こちらが本家おたべちゃん人形です。京都市内のお土産屋さんを回っていると、お盆におたべを入れてお辞儀してくれるあの人形ですね。ピンクの着物を着てちょこんと座る姿が何ともかわいい。

おたべ本館だけの限定商品

ジャーン、こちらがおたべ本館でしか手に入らない限定商品。やっぱりせっかく本館に来たからには限定おたべを狙いたいところです。どうやら限定商品の「白おたべ」というのがあるようですね。

ニッキを使用しないおたべだそうで、ニッキの香りが苦手でという人は多いと思いますが、そんな人からすれば大革命。それから、「あんフィナンシェ」。和洋菓子のコラボですね。

おたべのあんフィナンシュ

こちらが限定品のあんフィナンシェですね。見た感じは普通のフィナンシェなんですが...中にあんが挟まっているといるようですね。あんも抹茶、小豆、紅芋、栗といろんな味がそろっています。

一種類ずつ箱入りになっているのもあるので、ちょっとしたお土産には最適かもしれません。

おたべの「ほんどら」を食べた感想は?

こちらが限定商品の「ほんどら」です。さっそく食べてみました。どら焼きはどら焼きなんですが、甘さ控えめでとても上品な味がします。この味は年配の方が好みそう。

おたべの限定アイテムでおすすめは?

気になったのはこちらの「みそフロランタン」です。京都の西京みそとヘーゼルナッツのコラボ。それでなくともみそ味の洋菓子っていうだけで珍しいのに、京都の西京みそまで使ってあれば、もう話題性は抜群ですよね。



そして、今回お土産に買ってみたのが「八ッ橋クランチ」。チョコフレークで固めたチョコレート菓子なんですが、さすが八ツ橋と銘打つだけあってニッキの香りがほんのり漂います。

食べてみると抹茶の香りがしっかりとする上品な味わいのクランチでしたよ。



おたべ本館の商品はほとんどが試食できるのですが、それだけではないんです。奥にはグリーンティーやお水、コーヒーなんかのドリンクも自由に飲むことができます。

あれこれ食べられるのはうれしいのですが、のどがかわくんですよね。そんな時にこんなもてなしは至れり尽くせりですよね。ちなみにグリーンティーは甘くて飲みやすいです。お子様でも大丈夫かな。

おたべ本館のおすすめ度は?

実は売店の裏側では工場の人が八つ橋を製作中です。今回は時間がなくて回れませんでしたが、おたべ本館では手作り体験道場やおたべ工場見学も開催しています。

手作り体験道場は事前の予約が必要ですが、工場見学は随時見ることができます。興味があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

おたべ京都本館のおすすめ度は?

おたべ本館はお土産選びにも最適なだけでなく、京都の伝統的な銘菓について知識が増えること間違いなし、おすすめの施設です。

試食をしたり工場見学を楽しんだり、大人も子供も十分楽しめる場所なので、ファミリーでぜひ遊びに行って欲しいお出かけスポットです。



おたべ京都本館の施設概要

住所 京都府京都市南区西九条高畠町35-2(地図
連絡先 075-681-8284
最寄駅 近鉄「十条駅」
アクセス 近鉄十条から徒歩10分
名神京都南ICから車で10分
営業時間 9時〜18時(営業時間は季節により変動します)
定休日 年中無休
料金 体験料600円(おたべ手作り体験道場に参加する場合のみ)
駐車場 あり
公式サイト http://www.otabe.kyoto.jp


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この記事を書いた人

如月柊

道端でネコを見かけるとついつい走り寄ってしまう猫好きライターです。あまりにしつこくなぜなぜするので、愛猫からは猫キックしまくられるという冷遇ぶり。でも、猫は気まぐれでもかわいいから許すということで、日々猫と格闘しています。


編集&校正 ビー・エイブル