本文へスキップ

人と防災未来センター

人と防災未来センターの口コミレビューと感想!

人と防災未来センターへ遊びに行こう!「阪神・淡路大震災の当時の様子を写真や映像、展示物を通して知ることができるお出かけスポット。災害にどのように備えていけばいいのかを紹介した防災・減災コーナーなどがあります。

人と防災未来センター

 はてなブックマークに追加  人と防災未来センター

人と防災未来センターは神戸市中央区にある阪神・淡路大震災について学べる施設。小学生以上のお子さんにおすすめのお出かけスポットです。

人と防災未来センターの口コミと感想レビュー

人と防災未来センターでは1995年1月17日に、兵庫県南部を襲った大震災「阪神・淡路大震災の当時の様子を写真や映像、展示物を通して知ることができます。

また、震災の教訓を生かして、災害にどのように備えていけばいいのかを紹介した防災・減災コーナーも。語り部やボランティアの人のガイドもあり、手話や外国語にも対応。過去の事例を知り、未来に備えるためにもぜひ訪れて欲しい場所です。

今回は、そんな人と防災未来センターを訪れたときの感想をレビューします。

人と防災未来センターへの行き方(アクセス)は?

阪神電鉄「岩屋駅」または「春日野道駅」から南へ徒歩10分、JR「灘駅」南口から南へ徒歩12分です。専用の有料駐車場もあり、車で行くことも可能。

人と防災未来センターへの行き方(アクセス)は?

人と防災未来センターは、阪神電鉄「岩屋駅」または「春日野道駅」から南へ徒歩10分、JR「灘駅」南口から南へ徒歩12分です。

駐車場があるので車でも行ける!

駅から出たら海側へまっすぐ進み、兵庫県立美術館がある通りを西へ行けば、写真のような建物が見えてきます。ガラス張りの2つの大きな建物が目印なので、とても分かりやすいと思います。

人と防災未来センターへは、三宮駅からバスで行くことも可能。バスで行く場合は、以下のバスをご利用ください。

・阪神電鉄バス「JR三宮駅前」から「人と防災未来センター」まで約14分
・神戸市営バス101系統「JR三宮駅前」から「HAT神戸行き・人と防災未来センター」まで約17分
・神戸市営バス29系統「JR三宮駅前」からHAT神戸方面「人と防災未来センター」まで午前は約24分、午後は約15分※バスの回り方の順番で、午前と午後で所要時間が変わります

また、人と防災未来センターには駐車場もあります。通常は1時間まで400円、以降30分ごとに200円が加算となりますが、観覧者は1時間まで250円、2時間まで400円、3時間までは500円。以降30分ごとに200円が加算となる、割引制度があります。駐車券を総合受付で提示して、割引手続きを忘れずにしましょう。

人と防災未来センターの入館料は?割引チケットはあるの?

入館料は大人600円、大学生450円、高校生300円、中学生以下は無料です。20名以上の団体や、コープこうべの組合証、JAF会員証を提示すれば2割引

入館料金と割引制度はあるの?

人と防災未来センターの入館料は、大人600円、大学生450円、高校生300円、中学生以下は無料です。

20名以上の団体や、コープこうべの組合証またはJAF会員証の提示で2割引に。大人は480円、大学生360円、高校生240円になります。少しでも安くなれば、得した気分になりますよね。カードがある人は、忘れずに持っていきましょう。

人と防災未来センターってどんな所?見どころは?

人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災について学べる施設。写真や映像、展示物などを通して、災害の悲惨さ、事前の備えの大切さなどを知ることができます。

人と防災未来センターはおすすめ?見どころは?

人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災について学ぶことができる施設。西館と東館の2つの展示ゾーンがあり、見学は西館4階→3階→2階→東館3階→1階と順路が決まっています。

西館には、当時の様子を追体験できる「震災追体験フロア」、当時の写真や犠牲者の遺品、ニュースなどの映像を見ることができる「震災の記憶フロア」、災害への備えについて学べる「防災・減災体験フロア」があります。

また、東館には「水と減災について学ぶフロア」や3Dシアター、ミュージアムショップ、レストランがあります。

阪神・淡路大震災とは1995年1月17日に兵庫県南部を襲った大震災。当時としては、戦後最大規模の地震で、死者6,434名、行方不明者3名、負傷者は43,792名と大きな被害をもたらしました。

人と防災未来センター西館1階総合案内

展示物や人気のエリアは?

総合案内の受付は西館1階。チケットを購入してからは、係りの人の案内があるまでこちらで待機します。人と防災未来センターは、見学時間と順路が決まっていて、逆戻りすることはできません。(再入場も不可)観覧は、毎時10・30・50分からスタート。

ちなみに、館内には撮影禁止のスポットもあります。(主に映像エリア)写真を撮るときは、気をつけてくださいね。

人と防災未来センター西館4階「震災追体験フロア」

西館4階の「震災追体験フロア」へ行くと、切り絵でつくられた災以前の街並みをアテンドの方が解説してくれます。

1.17シアターでは「5:46の衝撃」という7分間の映像を、大震災ホールでは「このまちと生きる」という15分間の映像が上映されます。大型映像と音響で、震災当時の様子を体感する機会は滅多にないのでオススメです。

なお、上映される映像は音が大きいので、小さなお子さんがいる場合は、途中退室も可能。うちの子どもも、場内が少し暗くなると怖がってしまったので、見られませんでした。このフロアは見ずに、西館3階から見学することも出来るので、係りの人にその旨を伝えましょう。

人と防災未来センター西館3階「震災の記憶フロア」

西館3階は「震災の記憶フロア」です。関係者から提供された震災関連の資料や、写真などが展示されています。当時流されたテレビニュースなどを見ることも可能。

阪神淡路大震災の被害状況が映像で見れる

「震災の記憶フロア」では専用Wi-Fiを接続すれば、スマートフォンやタブレットで資料の詳細を見られます。

「震災の記憶を残すコーナー」にある壁一面にずらりと展示している写真からは、当時の震災の悲惨さがひしひしと伝わってきます。展示されている資料には、被災した街を応援しようと多くの人が助けてくれた様子が記されていました。

震災時の教訓を生かして災害に備えるコツを学びましょう

私も被災者の一人でしたが、当時はまだ小さかったため、断片的な記憶しか残っていません。それでも、今回このセンターを訪れて、「こんなにもたくさんの人に助けてもらっていたんだ」ということを実感し、思わず涙が出てしまいました。

阪神・淡路大震災を経験したという世代にも、ぜひ訪れて欲しい施設です。

震災に備える知識が身につくお出かけスポット

他にも被災者や遺族から提供されたものが、たくさん展示されていました。安否確認のためバイクで駆けつけた孫が書き置いたメッセージや、震災翌日に運ばれたメッセージ入りのペットボトル。

震災当時は、ライフラインも全て止まり、寒さの厳しい冬でした。全国各地から届けられた支援物資は、さまざまな被災地で役立てられたそうです。

阪神淡路大震災ではどのような被害があったの?

阪神高速道路を走っていたバスが、ギリギリで落下をまぬがれた様子です。震災当時のニュースを見ていた人には、この光景に見覚えがあるのではないでしょうか?

当時バスの中には運転手と3人の乗客がいましたが、落下せずに直前で踏みとどまり非常口から脱出し全員無事でした。この震災により、阪神高速道路は大きな被害を受け、全線が復旧するまでに623日もかかっています。

人と防災未来センターの感想は?

「震災から復興をたどるコーナー」の展示物。地震直後から復興するまでの街の様子を、ジオラマで再現しています。映像やメッセージでの解説もあり、より詳しく当時の様子を知ることができました。

口コミ通りの評判の良い施設「人と防災未来センター」

スポーツ用品メーカー・アシックスの震災復興15周年祈念シューズです。アシックスは神戸に本社をおく企業。震災から15周年を迎えた2010年1月17日に、復興を願う気持ちと、支援に対する感謝の気持ちをこめて150足限定で発売されました。

シューズの内側には、「震災からよみがえった」ことを表すための不死鳥が刺繍されています。

その他にも震災に絡む展示がたくさんあります。同フロアの「震災を語り継ぐコーナー」では、語り部が自らの経験を話してくれるのですが、震災を経験した人の生の声から学ぶこともたくさんあると思います。センターを訪れたときは、ぜひ語り部の話に耳を傾けてみてください。

人と防災未来センター西館2階「防災・減災体験フロア」

西館2階の「防災・減災体験フロア」では、実験やゲームを通して「実際に災害が起こったときにどうすればいいのか」「災害に備えるためにはどうすればいいのか」を学ぶことができます。

遊びを通じて震災の怖さを知ることが出来る!

災害情報ステーションです。世界各地で起こった自然学習を調べることができます。

震度とマグニチュードの違いは?

震度とマグニチュードの違いが分かる装置です。震度は揺れの強さ、マグニチュードは地震の規模を表しますが、マグニチュードの大きさが同じでも、震源地が地表から浅いか深いかでも震度は変わります。

この装置では、ボタン操作によって人形が揺れ具合が変化し、震度とマグニチュードの関係を学ぶことができます。

震災グッズが手に入るショップがある「人と防災未来センター」

災害に備えるために必要なグッズを紹介したコーナーです。それぞれに解説がついていて、何がどんな時に役立つかを学べます。

「安全ピンがタオルを留めて下着の代わりになる」「布ガムテープが屋外の伝言メモ代わりになる」などの知識は、事前に知っておいて損はありません!ぜひ、チェックしてみてください。

震災時に藻の不足を補う工夫を知ることが出来る

実験ステージです。液状化や免震・耐震などの実験ワークショップが開催されるところです。(各10分間のプログラム)

阪神淡路大震災の防災未来ギャラリー

防災未来ギャラリーです。私が訪れたときは、「写真でたどる阪神・淡路大震災〜あの日から今日まで〜」という企画展が開催されていました。震災当時の街や、ボランティアの活動、避難所の生活などの様子が写真に収められています。

人と防災未来センターは西館と東館に分かれて展示がある

西館から東館へは連絡通路を通っていきます。東館には、「水と減災について学ぶフロア」や3Dシアター、ミュージアムショップ、レストランがあります。

人と防災未来センター東館2階多目的スペース

人と防災未来センターの東館の様子

東館2階は多目的スペースになっています。私が訪れたときには、東日本大震災と阪神・淡路大震災の2つの地震について紹介したパネルが展示されていました。

人と防災未来センター東館3階「水と減災について学ぶフロア」

東館3階は、「水と減災について学ぶフロア」です。このフロアでは、パソコンや映像などを通して水害について学ぶことができます。

関西で防災を学べる施設「人と防災未来センター」

水害は地震だけでなく、台風や大雨でもおきるもの。ゲリラ豪雨など、最近の日本にも水害はより身近なものになっている分、とても興味深かったです。

展示物「いのちの星の奇跡」

「いのちの星の奇跡」です。水の惑星や地球について、中央にいるフクロウが語ってくれます。

展示物「水の星の賛歌」

「水の星の賛歌」です。ここでは、私たちの生活に恵みをもたらしてくれる水が、時に脅威にもなるということを、映像を通して学ぶことが出来ます。上映時間は約5分と短いものなので、ぜひご覧ください。

人と防災未来センターのライトアップ

ナイトライトアップイルミネーションの開催時間と開催期間は?

人と防災未来センターは、夜になるとライトアップします。(毎日実施)点灯時間帯は月ごとに変わりますが、点灯終了時刻は21時です。点灯開始時間は、事前に公式サイトの「お知らせ」で確認しておきましょう。(公式サイトのリンクは記事下にあります。)

人と防災未来センターは、映画「オオカミ少女と黒王子」のロケ地にもなりました。二階堂ふみさん演じるエリカが、研修旅行先のひとつとして訪れた場所です。

東館1階には、エリカ&山崎賢人さん演じるキョウヤと一緒に記念撮影ができるエリアもあるので、興味がある方はぜひどうぞ!

人と防災未来センターでの飲食・レストランは?

人と防災未来センターのお弁当の持ち込みは出来ません。東館1階にはレストラン「MARIN(マリン)」があり見学者以外の利用も出来ます。

お弁当の持ち込みやレストランはあるの?

人と防災未来センターの東館1階には、レストラン「MARIN(マリン)」があります。外からの光が入ってくるので、とても明るく、天気のいい日は気持ちが良さそうです。レストランのみの利用もできるので、お昼時はビジネスマンの姿をよく見かけました。

なお、館内でお弁当を食べるところがありません。お弁当を持参する場合は、南側にある海岸通りにベンチがあったので、そちらで食べるのがオススメ。海を眺めながら食べるご飯は、いつもと違っておいしく感じますよ。

人と防災未来センターの東館1階には、ミュージアムショップがあります。防災グッズの他に、神戸土産のコーナーもあるので、観光がてらに来た人もぜひお店を覗いてみてください。

人と防災未来センターのトイレの清潔度は?授乳室はあるの?

人と防災未来センター館内のトイレは全部で6ヶ所でおむつ替え用のベビーシートもあり。授乳室もあるので安心です。

トイレや授乳室はあるの?

ウォシュレットはありませんが、きちんと清掃されていて、とても綺麗です。不快な匂いもなく、気持ちよく利用できると思います。多目的トイレにはおむつ交換台も設置されています。

授乳室は西館1階にあるので、小さなお子さん連れの方も安心して利用できるでしょう。

人と防災未来センターのおすすめ度は?

人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災を中心とした災害について学べる施設です。

写真や映像、展示品などを見ると、地震災害の恐ろしさ、悲惨さ、それと同時に、ボランティアや応援メッセージなど全国からの支援は、多くの被災者の心を勇気づけるものだということも、改めて感じました。

日本は地震が多い国です。阪神・淡路大震災以降も、たくさんの地震が日本各地を襲っています。その中で、阪神・淡路大震災の経験を活かし、復興活動に役立てられた知恵や知識がたくさんあるそうです。

人と防災未来センターの防災・減災について学べるフロアもあります。今後の災害にどうのように備えるのかを考えるきっかけになるでしょう。ぜひご家族で出かけて欲しいスポットです。



人と防災未来センターの施設概要

住所 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2(地図
連絡先 078-262-5050
最寄駅 阪神電鉄「岩屋駅」「春日野道駅」
アクセス <電車の場合>
阪神電鉄「岩屋駅」、「春日野道駅」から南へ徒歩10分
JR「灘駅」南口から南へ徒歩12分

<バスの場合>
阪神電鉄バス JR「三宮駅」前から「人と防災未来センター」まで約14分。神戸市営バス101系統 JR「三宮駅」前からHAT神戸方面「人と防災未来センター」まで約17分。神戸市営バス29系統 JR「三宮駅」前からHAT神戸方面「人と防災未来センター」まで午前約24分、午後約15分

<車の場合>
阪神高速道路神戸線「摩耶」ランプから約4分。阪神高速道路神戸線「生田川」ランプから約8分。阪急・阪神「神戸三宮駅」・JR「三宮駅」から国道2号線経由で約10分
営業時間 9:30〜17:30(最終入館は16:30まで)
※7〜9月9:30〜18:00(最終入館は17:00まで)
※金・土曜日は9:30〜19:00(最終入館は18:00まで)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日が休み)年末年始(12月31日〜1月1日)※GW(4月28日〜5月5日)期間中は無休
入館料 大人600円・大学生450円・高校生300円・中学生以下は無料
駐車場 あり(1時間まで250円、2時間まで400円、3時間まで500円、以降30分ごとに200円)
公式サイト http://www.dri.ne.jp/


この記事を書いてくれた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。




 はてなブックマークに追加  人と防災未来センター

関西の学び&体験スポット一覧へ戻る

この記事を書いてくれた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。


編集&校正 ビー・エイブル