本文へスキップ

関帝廟

関帝廟の口コミレビューと感想!

関帝廟へ遊びに行こう!

関帝廟(兵庫県神戸市)

はてなブックマークに追加  関帝廟(兵庫県神戸市)

関帝廟は、神戸市中央区にある寺院。三国志に登場する関羽を祀っています。建物は日本と中国の建築様式が取り入れられている華和(中日)折衷の建造物です。

関帝廟(兵庫県神戸市)の口コミと感想レビュー

関帝廟は、神戸市中央区にある寺院。主神は関聖帝君。関聖帝君とは、三国志に登場する名武将・関羽のこと。建物は、日本と中国の建築様式が取り入れられた華和(中日)折衷という珍しい寺院です。三国志が好きな人や、建築に興味がある人にはおすすめのスポット。

今回は、そんな関帝廟を訪れたときの感想やおすすめを写真とともに詳しくレビューします。

関帝廟への行き方(アクセス)は?

関帝廟は最寄駅から徒歩で10分。専用の駐車場がないので(周辺に有料の駐車場はあり)公共の交通機関を使って行く方が賢明です。

関帝廟は、神戸市営地下鉄「県庁前駅」より西へ徒歩10分または、阪急「花隈駅」西口より北へ徒歩10分です。車で行く場合は、周辺の有料駐車場を利用しましょう。

関帝廟は、神戸市営地下鉄「県庁前駅」より西へ徒歩10分。もしくは阪急「花隈駅」西口より北へ徒歩10分のところにあります。

少し住宅地を入っていくので、地図がないと分かりにくいかもしれません。私も携帯のGoogleマップを見ながら、ようやくたどり着きました。

関帝廟ってどんな所?見どころは?

関帝廟は、三国志に登場する名将・関羽を祀っている寺院。日本と中国の建築様式が取り入れられた華和折衷の珍しい建物です。

関帝廟ってどんなところ?

関帝廟は、神戸市中央区にある寺院。主神は関聖帝君。関聖帝君というのは、三国志に登場する名武将・関羽を神格化した名前です。関帝廟では、その他にも慈大悲観世音菩薩(聖観音)と天后聖母(媽祖)が祀られています。

関羽は、劉備と張飛と桃園の誓いを結んだ武将です。この契りは、生まれたときは違うけれど、同じ日に死を望む義兄弟として生きていこうという約束のこと。3人は蜀帝国の建国を目指し戦いましたが、関羽は曹操と孫権の連合軍に捕らえられて処刑されました。

劉備の一族は、関羽の死後、その功績を称えて廟を建立。これが、関帝廟の始まりです。

そんな関羽を祀っている寺院ですから、『三国志』が好きという方の中には「行ってみたい
!」という方も多いのではないでしょうか。

関帝廟の見どころは?

関帝廟の建物外観です。路地を歩いていると、見えてきた中国風の建物。住宅街の一角にあり、この建物だけ中華の香りを漂わせていて、周囲からやや浮いていているなという印象。

入り口の山門横には、ちょうど桜が咲いていて綺麗でした。この山門は関帝廟のシンボル的存在。額の「関帝廟」という字は、世界的に有名な書道家于右任(元蒋介石の秘書)にお願いして書いてもらったものだそうです。

関聖帝君とは、三国志に登場する名武将・関羽のこと

中門(龍門)です。両サイドには龍の彫刻があります。龍門は、黄河上流の龍門山にある急流のこと。「この龍門を登りきった鯉は龍になる」という故事になぞらえてつくられた門ということから、別名「登龍門」ともいわれています。

関羽になれるパネル

中門のところには、関羽になれるパネルもありました。日付も入っているので、記念撮影にもおすすめのスポット。

春になると桜お花見スポットに

中門の右側にあるお堂です。ちょうど桜が咲いていて綺麗でした。お堂の前には自販機も置いてありました。

売店とトイレ

中門の左側には、売店兼事務所とトイレがあります。関帝廟にはレストランやカフェはありませんが、周辺には飲食店やコンビニがあります。お昼はそちらを利用すると良いでしょう。

関帝廟の本堂

関帝廟の本堂

本堂です。赤色がベースで金色が混じる建物は、「ザ・中国」といった雰囲気が漂っています。ここが神戸の住宅街の一角であることを忘れそうになるほど。

本堂上の龍の飾り

本堂の屋根の青龍です。北京の紫禁城と同じ皇帝色の瓦の上に像があります。よく見ると、2匹の龍は手に宝玉をもっているのが見えませんか?

中国では「宝玉をもって、睨み合っている青龍をみると幸せになる」という言い伝えもあるそうなので、訪れた際にはぜひじっくりと見てみてください。

関帝廟の中にある四阿(休憩スポット)

四阿(あずまや)です。壁はなく、8本の柱だけの休憩所。詩人や塁客が庭園を眺めながら、ほっと一息つくような場所とされています。

関帝廟内はこのような感じなので、全て見て回るのに数分あれば充分です。中国の雰囲気を楽しみたいという方は、元町にある南京町もおすすめ。関帝廟のような中国建築様式の建物もありますよ。

飲茶などのおいしい中華料理のお店も立ち並んでいる楽しい通りで、神戸観光の人気スポットです。興味がある方はぜひそちらにも足を運んでみてください。

関帝廟のおすすめ度は?

神戸観光というと、三宮や元町などの主要駅周辺がメジャーですが、「そこは遊び尽くした」という方は、関帝廟周辺を散策がおすすめ。


関帝廟のおすすめ度は?

関帝廟は原色をつかった目立つ建物なので、遠くから見てもすぐに分かります。華和折衷の建物は、テレビや雑誌でみる中国のイメージそのもの。三国志に登場する名武将・関羽を祀ってあるということですから、「三国志が好きだ」という方にはとても興味深い寺院かもしれませんね。

院内はこじんまりとしていて、散策するのも数分程度で終わります。ふらりと立ち寄るにはちょうどいいスポットです。

駅から少し離れている住宅街の一角にあるため、関帝廟周辺は歩いたことがなかったのですが、カフェや飲食店もぽつぽつあり、ぶらり歩きをするのも面白そうだなと思いました。

また、『三国志』に興味がある方は、新長田にある「KOBE鉄人三国志ギャラリー」もおすすめ。周辺の商店街には、三国志のモニュメント像やジオラマなどの展示物もあります。元町駅からも数分なので、ぜひ足を運んでみてください。

関帝廟の施設概要

住所 兵庫県神戸市中央区中山手通7丁目3-2(地図
連絡先 078-341-2872(または078-392-2711)
最寄駅 市営地下鉄「県庁前駅」 阪急「花隈駅」
アクセス 市営地下鉄「県庁前駅」より西へ徒歩10分。阪急「花隈駅」西口より北へ徒歩10分
営業時間 9:00〜17:00
休館日 年中無休
料金 無料
駐車場 なし
公式サイト http://www.zhonghua-huiguan.com/

はてなブックマークに追加  関帝廟

関西の歴史建造物一覧へ戻る

この記事を書いた人

NANA

1988年生まれの神戸在住ライター。幼稚園児の娘と息子を育てているママです。足を運んだ兵庫県内の観光・お出かけスポットは100ヶ所以上。子持ちママ目線で、施設の魅力をご紹介しています。